あらすじ
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破竹の勢いの曹操に対して、諸葛亮は劉備に呉の孫権と同盟を結ぶように進言。かくして空前絶後の「赤壁の戦い」がはじまる。
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Posted by ブクログ
孔明も登場し、天下三分の計の足がかりとなる赤壁のたたかいが繰り広げられる、盛りだくさんの2巻。
最後の解説で、実際は曹操軍20万(使えるのは15万)・孫権軍3万くらいの規模で、曹操の敗因は疫病であり、実際に活躍したのは魯粛…というのも面白い。史実と三国志演義がどっちも知れるのがこの渡辺仙州編訳の醍醐味です。
呉の国の成立も興味深い。もともと西部劇のフロンティアのような土地であり、孫堅は山賊の親分のようなもの。さらに孫策が無頼漢と豪族の連合軍のようなものを築き、江北から知識人たちが集まって基礎ができた。
次はいよいよ劉備の蜀建国かな?どんな活躍が見られるのか、楽しみです。