ジョンスコルジーのレビュー一覧
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『老人と宇宙』の続編。だけど、前作のストーリーがそのまま続いていくわけではないのだ。前作の主人公のことが大好きなだけに、読むのをためらっていたけれど、なーんだ早く読めば良かった。とにかく、この作者の姿勢っつーかなあ、物語をつらぬく前向きオーラがすごい。大好きですこうゆうの。他者を認める、愛するものを大切にする、自分ができることを探して、なにしろ頑張る…って書くと、わーくさい、って思うけど、いやいや、大切なことですよ。というわけで、異星人とのお付き合いつながりで、久しぶりに『イリーガル・エイリアン(ソウヤー)』も読み返したくなっちゃって、もう、読みたい本いっぱいあるのに困るなあ。
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アメリカン・ジョークが、くどい。くど過ぎる(苦笑)
第一印象から申し上げると、思ってたのとかなり違う作品でした。でも、ジョン・スコルジー初読なのでそう思ったんだと思います。もともと軽めの作風の作家さんみたいですね。
とにかくアメリカン・ジョークの嵐で、多くの登場人物の会話のキャッチボールの合間に話が進む感じで、でももたつき感はなくサクサクと話が進んで、わかりやすい悪役が登場して、予想通りの結末に落ち着く、と。一流の娯楽作です。
SFの世界設定としては結構な大技をかましているんですけど、その辺は割と適当な説明でサラッと流していて、スコルジーが全力を注いでいるのは、怪獣です。恐竜でもモンスター -
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ジョン・スコルジーのヒューゴー賞、ローカス賞受賞の本書は、奇抜な設定で楽しませてくれる異質のスペース・オペラ。
銀河連邦の新任少尉ダールは、旗艦イントレピッド号に配属される。憧れの宇宙艦隊に勤しむダールは配属されて間もなく、奇妙なことに気付く。彼の上司や先輩は、艦長アバナーシーをはじめとする上級仕官に会おうとせず、彼らから常に身を隠すのだ。次第に明らかになるクルーの死亡率の高さと絶対に死なない上級士官…ダールとその新人仲間は得体の知れないミステリーを解き明かそうとするが…
ということで、本書は「スター・トレック」を題材とした作品のようで、物語の様々な箇所でネタが散りばめられているとか。そも -
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『最後の星戦』を娘のゾーイの視点から描いたもの。『最後の星戦』では描かれていない部分があり、ぼやけていた部分が鮮明に見えるようになる感じで、これはこれでおもしろい。
ゾーイは遺伝子的にも生育環境的にもエリートで、パワフルでたくましい。だけどこれだとワンダーウーマンなんだよね。出来過ぎちゃん大活躍の話になっていて、ティーンの女の子視点のおもしろさはあまり感じられませんでした。
本編には関係ないけど表紙イラストも話のイメージと違う。『老人と宇宙』の緑色の皮膚の人間のイラストは説得力があるんだけど、こちらはあまりにも不自然な格好で萎える。象のペンダントをしているとか、ペットの犬を一緒に描くとか、もう -
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ジョン・ペリーの活躍により地球への横暴を暴露されたコロニー連合。兵力と植民者の重要な供給元である地球との関係を失い、窮地に立たされた連合は外交により、他星との関係維持、地球との関係回復に努めようとしていた。ランクBの外交団に所属するハリー・ウィルソンもまたそんな任務を命ぜられる。ときにろくでもない任務をこなしつつ、ようやく地球との関係回復に希望が見え始めたところで、予期せぬ勢力が攻撃を仕掛けてき…
本書はジョン・スコルジーの大人気SFミリタリーシリーズ「老人と宇宙」の第5弾です。技術兵ハリー・ウィルソンを中心に、彼が所属する外交団の活躍を連作短篇集としてまとめたもので、相変わらずジョークの利