ジョンスコルジーのレビュー一覧
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小島さんのおすすめ作品と言うことで試し読みに入り、そのまま購入しました
するっと読めるしこれまでの怪獣物とは違う味がある作品。個人的にはアメリカ的なポップな会話テンポと現実元ネタが楽しいスパイスになってるのが好きでした -
前作からすぐに今回の作品を読んだが
登場人物の描写がとても上手く感情移入させられる話であった
主人公や登場人物など魅力的であり
話の中のジョークはクスクス笑えて面白かった
読み終わった後の清々しい気持ちを感じることができたPosted by ブクログ -
パンデミックが漸く終息した後に発生する社会混乱の最中、事件解決に向け奮闘するFBI捜査官バディものであるが、近未来の医療科学やアンドロイドのネタを盛り込みつつ、政治・経済・社会がどう動くのかシュミレートしながら物語全体をひとつに組み上げたSFミステリであり、ファンの期待を裏切らない出来映えである。Posted by ブクログ
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老人と宇宙シリーズの第6巻。本書は4部構成となっている。最もインパクトがあるのは、最初の「精神の営み」だ。脳だけ摘出された貨物船の操縦士の話である。第5巻(戦いの虚空)でも登場していたが、その時も印象に残っていて、本書でも登場して嬉しくなった。
本書はコンクラーベとコロニー連合が睨み合う状態の中、...続きを読むPosted by ブクログ -
本作品では主人公がゾーイとなり、まさに書名通り“ゾーイの物語”となっている。前作「最後の聖戦」の裏話的なものとなっているそうだが、前作のストーリーを忘れているので、新鮮な気持ちで読んだ。
個人的な読みどころは、登場人物のパワーバランスというか義理人情をベースに前進するゾーイやオービン族の姿かなと思...続きを読むPosted by ブクログ -
エレクトリックブルーの毛色を持つ羊、品種名は”アンドロイドの夢”。異星人との戦争危機あり、星間クルーズあり、そしてコンピューターに移植された人間ありで、SFっぽい雰囲気満載。
そもそもの事件発生がふざけているし、テンポ良く話が進み、全体的に楽天的でユーモアのある、アメリカ人作家らしい作品になっている...続きを読むPosted by ブクログ -
スコルジーが、また新しい世界を作った。新種の疫病により、四肢麻痺状態に陥ったヘイデンと呼ばれる人たち。科学技術の進歩により、機械の身体をリモートコントロールして、他の人に交じって行動することができるようになった。主人公は自身もヘイデンであり、FBIの新任捜査官として、ヘイデンが関与している事件解決に...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズ6作目。ペリー一家ではなく、ハリーウィルソン側の話。宇宙全体としての緊張状態は続いていて、コロニー連合は相変わらず難しい立場にある。新しく登場する中で好きなのは、脳を宇宙船に接続されてしまった操縦士のレイフ。困難な状況の中にもかかわらず前向きで、彼が活躍する場面では読んでいるほうもテンション...続きを読むPosted by ブクログ
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このシリーズで一番よく、最後は泣かされた
表紙 7点前島 重機 内田 昌之訳
展開 7点2008年著作
文章 7点
内容 780点
合計 801点Posted by ブクログ -
「老人と宇宙」シリーズ第4弾は、ジョンとジェーンの養子であり、オービン族に意識を与えた天才科学者ブーティンの実娘ゾーイの物語。同シリーズ第3弾「最後の星戦」で描ききれなかった場面(とりわけ終盤のゾーイがガウ将軍とケリをつけてくるところ)を補完する作品との位置づけです。従って、基本的には前作と同じ時系...続きを読むPosted by ブクログ
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シュミットが帰郷した際の乾杯の挨拶に感動しました。
ハート、シュミット、アブムウェ、コロナといった個性的な人類と、ララン族のソルヴォーラが魅力的。
物語はさらに続きそうなので、本当に楽しみ。Posted by ブクログ