ジョンスコルジーのレビュー一覧
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原題は『潰れゆく帝国』なんだけど、どうしてこうなるの?
(そもそも、皇女ぢゃなくて女帝なんですが…)
カバー観て、メリケン版モーパイかと思いきや、魅力的な猛女ではあったけど、このひとはタイトルロールではないし…
モーパイのみならず、星界だったり航空宇宙軍であったり、アメリカ人より日本人の口に合い...続きを読むPosted by ブクログ -
老人と宇宙の続編。前作に出てきたジェーンも出てくる。
前回が夫婦の物語だとしたら、今回は親子の物語になるのかな。
それと、自分探しの旅。
特殊部隊の人間は成人した状態で生まれてくるわけだけど、
正義や道徳の概念はどうやって定着させているのかと疑問に思った。
それも、テンプレートの人格である程...続きを読むPosted by ブクログ -
スコルジーの二作目。前回作に勝るとも劣らず、面白い。なぜ裏切ったのか、クローンということはどういうことなのか。意識を転送するとは?自我とは?軽快な語り口を快調に読み進んでいくなかでも、ところどころ立ち止まって考えたくなるテーマが出てくる。三作目も楽しみ。少し、前作から時間を開けて読んでしまったのが、...続きを読むPosted by ブクログ
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快調な読み口の軽快な話。しょっぱなからジョークが利いていて思わず引き込まれてしまった。「おなら」とはね。それでも、しっかりした伏線とどんでん返し、控えめで、かっこいいヒーローと、娯楽小説の黄金道をばく進している本だ。面白かった。Posted by ブクログ
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最後までどんな決着がつくのか、予想できなかった。このシリーズ、おもしろい。
ただ、入植した惑星の先住の知的生物についての伏線が回収されてなかったような…Posted by ブクログ -
SF。ミステリ。サスペンス。
パンデミック&ロボット&ニューラルネットワーク&殺人事件。
主人公は新米FBI捜査官シェイン。
まず、疫病蔓延後の世界観が、なかなかリアルで良い。
SF設定が、ミステリのフーダニット・ハウダニットと繋がっていて、なかなかの完成度なのでは?
シェインと相棒のヴァン、二人の...続きを読むPosted by ブクログ -
前作最後に<均衡>という名の勢力が真の黒幕だと判明した。敵対関係寸前のコロニー連合、地球、コンクラーベは<均衡>の正体を突き止め、策略を阻止するべく奔走する。
4章仕立てでそれぞれ主人公が代わりながら話が進むのは前作と似ている。<均衡>の企みをいかに利用し裏をかくかの筋書きを追うことに力が入っていて...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ前作を別の登場人物の目線で語る構成に期待をしていなかったのですが、このシリーズの世界観をぐっと広げ、楽しませてくれるものでした。
終盤、主人公のセリフが心に響き、感動も感じ得る内容です。Posted by ブクログ -
シリーズ前作『ゾーイの物語』ではコロニー開拓の描写が多いだけでなく、主人公が女子で若干ヤワな雰囲気だったが、今回は陰謀や戦闘が多くこのシリーズらしさを取り戻している。13のエピソードが短編となっており、それぞれ結末を迎えつつ、全体として話がどこかでつながっていく構成。話を追うにつれ、お互いにあまり好...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズ2を手にとってパラパラと見たら1とは全然登場人物が違う。毎回違うステージの話なのかと思ったらそうではなく、1と3は同じというので2を飛ばしてこちらを読んだ。結論から言うと2を全然読んでなくても支障はない。2の話が3に出てきているのかどうかはわからないレベル。
ジョンは家族とともに行政官として...続きを読むPosted by ブクログ -
面白くなってきた、続きがあるのが楽しみになってきた
表紙 5点前島 重機 内田 昌之訳
展開 6点2007年著作
文章 6点
内容 660点
合計 676点Posted by ブクログ -
単独では普通だが、シリーズとしては必要な部分
表紙 6点前嶋 重機 内田 昌之訳
展開 6点2006年著作
文章 7点
内容 645点
合計 664点Posted by ブクログ -
他の惑星を植民地にする人類。宇宙にはたくさんの部族が存在する状況で、あたかも全宇宙を支配するかのように振る舞うコンクラーベ(地球で一般的なコンクラーベとは異なる)。ジョン・ペリー(かつて緑色の肌で戦った老人兵士)とゾーイを含む者たちは、新しいコロニーに入植するが、そこにコンクラーベの魔の手が伸びてく...続きを読むPosted by ブクログ
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ユーモアが本当に好き。キャラクターの会話とか面白すぎて…。お話も面白かった。身体がなくても障害じゃないし、むしろ肉体がないぶん自由。Posted by ブクログ