秋元康のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
初、秋元康作品。
主人公の自分勝手さが目立つ格好になってしまったし、その部分は好きになれなかったけど、
主人公の余命をどう過ごすかという考え方には共感できました。
私も残された時間を病院で過ごすのではなく、自分の好きなように使いたい。
家族にもそうして欲しいな。
それにしても、悦子と美和子はできすぎ!あんなに物わかりが良い女性ばかりではないと思うけど・・・
主人公は本当にいい家族に恵まれて幸せな最期だったでしょうね。
終盤は目頭が熱くなりっぱなしでした。
【肺ガンで、余命半年という宣告を受けた48歳のサラリーマン、藤山幸弘。死を迎えるまでの半年を何に費やすか―。「自分の人生と関わった人に、“ -
Posted by ブクログ
「秋元康の仕事学」を読んで非常におもしろく、氏自身への興味を持ったので、本書を書店で見つけて迷わず購入した。本書は、氏の発想がどこから生まれて育っているのか、まさしく「企画」する「脳」内を垣間見ることができる内容になっている。1番印象的だったのは、企画やプレゼンテーションの根幹となるのは「自分自身」であるということだ。自分を知っているか。自分を売ることができるか。自分についての分析を怠らないことを意識できて初めて、日々起こるまわりの小さな変化に気付き、気になることから発想を膨らませることができるのだ。実践しようとしてみても、なかなか難しい。でも勉強になる。
-
Posted by ブクログ
以前、秋元康の仕事学という本を読み、発想や企画について学びましたが、大変良かったので、さらに企画について学びたくこの本を読みました。
この本で学んだことは、
・発想、企画力をつけるには、まずは、自分自身のなかの武器を見つけることである。
・普段の通勤で、ちょっと寄り道したり、逆ルートを歩いてみたり、いつもと違うものを買ったり、食べたりして、昨日とは違う今日をつくり、面白がることができるかで発想、企画の豊かさが決まる。
・自分の中に他人に話したくなるような話題、つまり企画という料理のための食材をどれだけ溜めておけるか、それが発想、企画力である。
という点です。
そして、本で学んだこと -
Posted by ブクログ
医者から余命半年と宣告されたごく普通のサラリーマン、藤山幸弘。
藤山は延命治療を拒否し、残りの人生を「やりたいこと」に費やすことにした。彼の「やりたいこと」とは、関わった人たちに直接会って”遺書”を渡すこと。
自分と関わった人たちと出会い、過去を振り返ることによって、「自分の人生とは何か」に気付いていく藤山。
果たして彼は、最後に何を思うのだろうか。
---------------------------------------------
もし自分が癌で余命半年と宣告されたら何を思うだろう?と考えてしまった。何十年も会っていない人に、伝えたくて伝えられなかったメッセージを伝える、