象の背中 完全版

象の背中 完全版

550円 (税込)

2pt

著者初の新聞連載、映画もヒットした長編小説の電子化。肺ガンで余命半年と宣告された48歳の男は残された時間を何に費やすか―。死ぬことより忘れられることが怖いと考えた男は、思いを伝えられなかった初恋の人や、ケンカ別れした旧友をはじめ過去の忘れがたい人々を訪ねてゆく。主人公を亡くした家族らの心情を産経紙上に書き下ろした短編6編を特別収録。

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象の背中 完全版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私も父をガンで亡くしたため、最期のシーンなど
    重なる部分が多く泣きながら読んでました。
    私は本当に父の辛さを心から理解してあげられなかったのではないか、もっともっと話していたかった、最期までできることがあったんではないかと再度思い出して少し後悔が残りました。
    人生は本当に思ってるよりも短くて、
    明日

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    秋元康さんの本を読もうと思ったきっかけは、自分が乃木坂46のファンで、彼の作詞する曲がすごく魅力的であることでした。

    そのため、主人公が余命宣告をされてから自由に振る舞うようになっていく展開に、乃木坂46や欅坂46の歌詞を連想することがありました。

    ストーリーの構成は悲しいものなのに、時々くすっ

    0
    2021年02月15日

    Posted by ブクログ

    自分が告知を受けたらどうだっただろう?今までの子育てや夫婦生活を振り返って、頑張れた!と言えるのだろうか?夫婦関係も子供たちとの関係も不倫の関係も会社の関係も素敵でした。いろいろ考えさせられる本でした。児玉さんと著者との会談の記録も素敵でした。

    0
    2018年10月12日

    Posted by ブクログ

    おじいちゃんが亡くなった時を思い出した。
    中学生の私とはるかがどうしても重なって、最後の彼氏を会わせるところは胸が苦しかった。
    わたしもおじいちゃんに見せたかったな。
    この本を読みながら、様々なことが走馬灯のように思い出していた。

    枇杷の果実、花火、海辺、煙草。
    愛の詰まったもので溢れかえっていた

    0
    2017年03月09日

    Posted by ブクログ

    自分には、「死」というものはまだ先にあるものだと思っていたが、この作品で「死」とは何か考えさせられた。

    自分も、今ある人生を悔いの無いように精一杯生きようと思った。

    0
    2013年02月08日

    Posted by ブクログ

    自分の余命が宣告されたらどうするのかなって考えさせられた。
    主人公はなんかもてすぎだし、自由に生きられてうらやましいと思った
    うるうるポイントはいくつかあった

    0
    2012年09月02日

    Posted by ブクログ

    余命半年と言われた男の、その半年の生きる姿。
    半年を使って、今までの人生を振り返っていきます。

    妻や娘や息子や…とのふれあいや
    ところどころの一言一言が、
    とても心に残ります。

    きれいな話なんだけれども、人間臭いところもちょこちょこあって、
    それがまたいい。と思います。

    ラスト半

    0
    2012年01月08日

    Posted by ブクログ

    幸せな息の引き取り方があるとしたらこういう形なのかな。「まあまあだった」と振り返る人生を選びたいと思った。何かを遺して死ぬ以上、きっとそうなんだと。
    たぶん自分の人生ってそんなに長くないから、せめて大切な人たちと時間をともにしたいというこの気持ちに素直でありたい。

    0
    2011年05月01日

    Posted by ブクログ

    映画にもなってたんで、ちょっと期待して読みました。
    素直に感動しました。

    ストーリーとしては、余命半年の主人公が家族も浮気相手も愛しているという勝手な人なので、初めは何だよこの自分勝手は?って思ったけど、読み進めていくうちに、これはこれで分かる気がしました。

    みんな不器用だけど、本気でぶつ

    0
    2011年01月09日

    Posted by ブクログ

    死というものが身近に感じられる書き方で

    死が近づくにつれての心境の変化もリアルなもので本のなかに引き込まれていった。

    0
    2010年03月26日

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