五条紀夫のレビュー一覧

  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    今作のメロスは正義の脳筋
    走れメロスのオマージュ作で大まかな流れは原作に寄り添いつつ少し笑ってしまう作品。

    推理の中で時折拳で解決しようとしたり、意地になって周りのことを一切考えずに我を通したりしようとするがどこか憎めなさを感じさせる。

    登場人物も名前が特徴的なので覚えやすかった。

    ただ、ラストの章が個人的にう〜んそんな感じで終わるかって感じだった。そんなに重くもないし連作短編なので小休憩を挟みながら読めた。

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    2026年05月02日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    『走れメロス』の内容をあんまり覚えてなかったので、たぶん半分くらいしか楽しめてないんだろうなぁと思う。

    全体的にふざけた感じにしたいのか、シリアスな感じにしたいのかどっちつかずだったなぁという印象。あと読者を煽る語りは作者の特徴なのかもしれないけど、やや鬱陶しかった。

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    2026年04月29日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    くだらない。けど面白いし、ちゃんと最後はすっきりして終われる。登場人物の名付けに関しては、ある意味大発明だと思う。他の小説の「あれ?この人何の人だったっけ?」はほとんど感じずに読めます。

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    2026年04月27日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    ネタバレ

    メロスの妹の名前に、そういう名前なんだな〜と思っていたらどんどん出てくるムコスにギフスにギボア。さすがに鈍い私も、こりゃ作者やってんな…と気づきました。ちょくちょく求められるフィジカルの強さ。進むたびに名探偵コナンのように巻き込まれる殺人事件。推理力があるのかないのか、勢いで乗り越えていくメロス。セリヌンティウスはセリヌンティウスじゃなくてイマジンティウスで、イマジンティウスはイマジンティウスではなくセリヌンティウスだった。王様も本当は信じたかったんです。だからイマジンティウスがセリヌンティウスに見えたんです。警吏の指揮官さんやミタンデスのキャラも好きでした。

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    2026年04月26日
  • 私はチクワに殺されます

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    2026 04/25
    トンデモ設定ミステリーかと思って読んでたら、あれ?違うのかな?えっ?いや、やっぱりトンデモ設定かぁ、ん?あれ?どっち、、、?と世界がひっくり返ってはまたひっくり返る。200ページにも満たない中で次々と翻る世界。読み終わった後の本の薄さに「薄いのに濃いなぁ、、」と、しみじみ。
    チクワの穴から人を見ると、その人の死に様が見える、の発想!チクワを掲げて人を見ている人の様子を想像したら珍妙奇天烈過ぎて、この先チクワを見るたびに絶対に本書を思い出す。珍妙奇天烈な内容なのに、妙にリアルに感じるのも凄いし、怖い。
    チクワにアレンジを施すのが面白い。真面目であるがゆえにアレンジが凝ってい

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    2026年05月02日
  • 流血マルチバース

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    設定が難解すぎてよくわからなかった。マルチルート的な構造だけど、A→B→Cの順に読まないとネタバレがヤバい気がする。

    たぶん作者の頭の中ではきれいに組まれてるんだろうけど、それを文字だけで表現して読者に同じ景色を想像させるのは難しい。せめて地図は欲しかったかなぁ…

    事件の背景となった出来事や、犯人の動機とかは好きでした。

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    2026年04月22日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    走れメロスのパロディ!!!

    フィジカル強めのキレやすく自分勝手なメロスの話。
    太宰治のメロスもフィジカル強くて直情的な性格だったような気が・・・

    メロスが行くところ行くところで殺人事件が発生する!???

    メロスはセリヌウティウスの下に帰らねばならないのに、毎度毎度探偵をやらされる事になる。

    メロスは推理した。


    何故か語呂よくスッキリとした言葉に驚きます。

    そして、殴って解決しようとする直情的な性格に何故か好感が持てるのは私だけでしょうか?



    それと主要キャラは置いておいて、キャストの名前が覚えやすくて良いと思いました!

    ミタンデス、ダボクデシス、ギフスなどなど


    何れにし

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    2026年04月21日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    せっかく殺した悪辣非道な町内会長が蘇った。生き返らせたのは一体誰だ!

    主人公が殺人犯!倒叙ミステリってやつかぁと思ってページを捲ったら、第1章『倒叙ミステリにはならない』で始まって吹き出した笑
    無茶苦茶やるし死ぬし生き返‎るし主人公の健康は何考えてんのか分かんないし、振り回されまくってこのままラストまで走りきるんか!?と思ってたら、中盤あたりから妙な切なさに襲われ……
    ‎由佳里が叱咤するシーンがすごく印象的だった。良い女過ぎる。あれが結末にも効いてきます߹ ߹

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    2026年04月16日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    メロスは推理した!
    自身の身代わりとなった親友を救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならなくなったメロス。
    しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに……。


    『走れメロス』×ユーモアミステリの新感覚小説です。
    とにかく直情的でフィジカルのつよいメロスが、親友との約束のために故郷と首都を往復しようとする話……というと、太宰治の『走れメロス』と変わらないんですが、このメロスとにかく殺人事件に巻き込まれる。故郷に帰れば結婚式前夜に義父が殺され、走っている最中に賊の中で起きた殺人事件の解决つを依頼され

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    2026年04月13日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    初読み作家。よく言えばライトな文体でサクッと読めるが、全体的にポップなラノベ的雰囲気であるために少し物足りなさはあるかも。斬新な設定はシンプルにおもしろいし、物語に大きな破綻もなく、爽やかな読後感であった。これがデビュー作みたいだから、他の作品も読んでみたいな。

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    2026年04月13日
  • 私はチクワに殺されます

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    ずっと、ほぇーほぇーとなりながら読んでいました
    一章の手記がよく出来ていたので

    結局、あったか無かったかでいうと、あったということでよろしいのか

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    2026年04月09日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    まず何よりタイトルのインパクトが抜群である。
    物語のつかみとして、手に取らざるを得ない。
    肝心のストーリーは、果たして認知症のなせる技なのか、娘による殺人だったのか。
    そして、そもそもチクワに殺されたのは誰だったのか。
    後半になるほど展開が急で、花粉による不眠気味の脳みそではあまり正しく理解できていないかもしれない。

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    2026年03月29日
  • 流血マルチバース

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    話は3つに分岐し、それぞれの世界観なのに有機的に結びついて1つの収束に向かう。3つの世界線が「ミステリ」「サバイバル」「SF」というジャンルなのが面白い趣向。ただ、作者独特のコブシを効かせる文章がちょっと読みづらいなあ。

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    2026年03月28日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    憎い相手を殺したと思ったのに、秘術蘇生術で蘇ってしまった!蘇らせた蘇生犯を殺人犯が追うという、異色ミステリー。その蘇生術に関しての入れ替わりがちょっとだけややこしかったけど、ラストは思いもしない流れで、終わり方もビックリ。こんなアイデアをミステリーに盛り込むなんて斬新だな~面白かった。

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    2026年03月18日
  • 5分間ノンストップショートストーリー めでたしめでたしでは終われない

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    小中学生向けのショート作品集。昔話、寓話を基に現代風、というより、五条紀夫のアレンジにした九つの話を収録。
    小中学生向けなので、大変に読みやすかった。
    個人的に面白かったのは、『三匹の子豚』をモチーフにした「賢い子ブタの捕え方」、『鶴の恩返し』をモチーフにした「恩返し✕増殖」、『花咲かじいさん』をモチーフにした「散る花の願い。」

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    2026年03月14日
  • 流血マルチバース

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    普段ならこの作品のようなラストは嫌いだけど、
    この作品だからこそのラストだったな!と感心。

    五条先生の特殊設定は相変わらずぶっ飛んでるな

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    2026年03月07日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    町を支配する町内会長を殺害したはずなのに、なぜか翌朝元気に現れて動揺する主人公たち。この町にある死者蘇生の秘術とは…
    死者蘇生がお手軽にできる特殊設定ミステリ。殺人犯ならぬ蘇生犯を特定し、最終的に町内会長を蘇生できないように殺そうとする主人公たちの攻防が面白い。ユーモアミステリだが真相はかなりグロいと思った。

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    2026年02月26日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    あらすじ見て絶対読みたくなった

    分厚くない文庫なのになんだか時間かかってしまった

    それぞれのキャラクターとか結構良かったんだけど
    謎解きが納得いかなかった感の方が強かった

    でも本の表紙のイラストは好き

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    2026年02月23日
  • 私はチクワに殺されます

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    チクワの穴を覗いてしまった男の話。
    一章や二章で「ん?」となった表現に三章で答えが示され、「あーそういうことね」と頷いた読者の後頭部をチクワでぶん殴ってくるようなラスト。痛くないけどチクワの残り香がすごい、みたいな読後感。

    荒唐無稽な話なのでリアリティとか繊細な心理描写を求める方向けではないが、文章が読みやすくテンポが良いのでさらさら読めた。
    三章の結末で「やられたー!」となったので、満足度は高かった。

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    2026年02月23日
  • 私はチクワに殺されます

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    チクワの呪い。展開が重なっていって、エンタメと思いきやちゃんとミステリーだった。読み始めた時はこんな展開だとは予想していなかった。
    もうチクワ覗けないよ。怖いよ

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    2026年01月31日