五条紀夫のレビュー一覧

  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    せっかく殺した悪辣非道な町内会長が蘇った。生き返らせたのは一体誰だ!

    主人公が殺人犯!倒叙ミステリってやつかぁと思ってページを捲ったら、第1章『倒叙ミステリにはならない』で始まって吹き出した笑
    無茶苦茶やるし死ぬし生き返‎るし主人公の健康は何考えてんのか分かんないし、振り回されまくってこのままラストまで走りきるんか!?と思ってたら、中盤あたりから妙な切なさに襲われ……
    ‎由佳里が叱咤するシーンがすごく印象的だった。良い女過ぎる。あれが結末にも効いてきます߹ ߹

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    2026年04月16日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    メロスは推理した!
    自身の身代わりとなった親友を救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならなくなったメロス。
    しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに……。


    『走れメロス』×ユーモアミステリの新感覚小説です。
    とにかく直情的でフィジカルのつよいメロスが、親友との約束のために故郷と首都を往復しようとする話……というと、太宰治の『走れメロス』と変わらないんですが、このメロスとにかく殺人事件に巻き込まれる。故郷に帰れば結婚式前夜に義父が殺され、走っている最中に賊の中で起きた殺人事件の解决つを依頼され

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    2026年04月13日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    初読み作家。よく言えばライトな文体でサクッと読めるが、全体的にポップなラノベ的雰囲気であるために少し物足りなさはあるかも。斬新な設定はシンプルにおもしろいし、物語に大きな破綻もなく、爽やかな読後感であった。これがデビュー作みたいだから、他の作品も読んでみたいな。

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    2026年04月13日
  • 私はチクワに殺されます

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    ずっと、ほぇーほぇーとなりながら読んでいました
    一章の手記がよく出来ていたので

    結局、あったか無かったかでいうと、あったということでよろしいのか

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    2026年04月09日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    あまりにも有名な太宰治「走れメロス」のパロディ・ミステリ。
    大筋は原典に沿っている。まっすぐな牧人、メロスは、妹の結婚式の準備のため、シラクス市を訪れる。そこで、暴虐の王ディオニスの悪政に憤り、抗議をしに王宮に行き、捕縛されてしまう。自身の処刑はやむなしと思うが、妹には式を挙げさせたい。そこで旧友セリヌンティウスを身代わりにして王のもとに残し、妹に結婚式を挙げさせ、3日後には戻ってきて罰を受けると言う。王はそんなメロスを嘲笑するが、メロスは必ず戻ると約し、ひた走る。というのが原典。
    本作では、そんなメロスの道中で、ともかく何かと殺人事件が起こるのである。
    メロスは事件を解決しなければ先に進めず

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    2026年04月06日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    走れメロスのパロディということで買ってみた。
    ただ、走るだけじゃなく、いろんな事件に巻き込まれて大変だな・・・
     たまにクスッと笑わせてくれて楽しかった。
    合間、合間にぼちぼち完読

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    2026年04月04日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    ネタバレ

    走れメロスをベースにしたコメディミステリー
    推理して抵抗されてフィジカル対決になるところは漫画嘘喰いを思い出した笑

    インテリ山賊の言う「メロスのゴールは信じる心を証明することであり走ることは手段である(以下略」というセリフが良かった

    オチを読んで「ありえない」と思い第1話の村人のリアクションを見ると、なるほど別の理由で戸惑っていたのか

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    2026年04月04日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    まず何よりタイトルのインパクトが抜群である。
    物語のつかみとして、手に取らざるを得ない。
    肝心のストーリーは、果たして認知症のなせる技なのか、娘による殺人だったのか。
    そして、そもそもチクワに殺されたのは誰だったのか。
    後半になるほど展開が急で、花粉による不眠気味の脳みそではあまり正しく理解できていないかもしれない。

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    2026年03月29日
  • 流血マルチバース

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    話は3つに分岐し、それぞれの世界観なのに有機的に結びついて1つの収束に向かう。3つの世界線が「ミステリ」「サバイバル」「SF」というジャンルなのが面白い趣向。ただ、作者独特のコブシを効かせる文章がちょっと読みづらいなあ。

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    2026年03月28日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    文体は少し読みづらかった。
    決して頭が回るとは言えず(というよりフィジカルモンスター)すぐに犯人を決めつけるメロスの推理をちゃんと聞いてあげてる登場人物皆んな素直すぎ(笑)
    トリックは時代背景から小難しいのは無理だと思うけど、結果それかい!ってのが多かった。

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    2026年03月26日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    走れメロスのスピンオフ作品と考えたらいいのかな。コメディぽい感じの作風だが、トリックは中々考えられている。面白かったです。

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    2026年03月25日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    憎い相手を殺したと思ったのに、秘術蘇生術で蘇ってしまった!蘇らせた蘇生犯を殺人犯が追うという、異色ミステリー。その蘇生術に関しての入れ替わりがちょっとだけややこしかったけど、ラストは思いもしない流れで、終わり方もビックリ。こんなアイデアをミステリーに盛り込むなんて斬新だな~面白かった。

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    2026年03月18日
  • 5分間ノンストップショートストーリー めでたしめでたしでは終われない

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    小中学生向けのショート作品集。昔話、寓話を基に現代風、というより、五条紀夫のアレンジにした九つの話を収録。
    小中学生向けなので、大変に読みやすかった。
    個人的に面白かったのは、『三匹の子豚』をモチーフにした「賢い子ブタの捕え方」、『鶴の恩返し』をモチーフにした「恩返し✕増殖」、『花咲かじいさん』をモチーフにした「散る花の願い。」

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    2026年03月14日
  • 流血マルチバース

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    普段ならこの作品のようなラストは嫌いだけど、
    この作品だからこそのラストだったな!と感心。

    五条先生の特殊設定は相変わらずぶっ飛んでるな

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    2026年03月07日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    町を支配する町内会長を殺害したはずなのに、なぜか翌朝元気に現れて動揺する主人公たち。この町にある死者蘇生の秘術とは…
    死者蘇生がお手軽にできる特殊設定ミステリ。殺人犯ならぬ蘇生犯を特定し、最終的に町内会長を蘇生できないように殺そうとする主人公たちの攻防が面白い。ユーモアミステリだが真相はかなりグロいと思った。

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    2026年02月26日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    あらすじ見て絶対読みたくなった

    分厚くない文庫なのになんだか時間かかってしまった

    それぞれのキャラクターとか結構良かったんだけど
    謎解きが納得いかなかった感の方が強かった

    でも本の表紙のイラストは好き

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    2026年02月23日
  • 私はチクワに殺されます

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    チクワの穴を覗いてしまった男の話。
    一章や二章で「ん?」となった表現に三章で答えが示され、「あーそういうことね」と頷いた読者の後頭部をチクワでぶん殴ってくるようなラスト。痛くないけどチクワの残り香がすごい、みたいな読後感。

    荒唐無稽な話なのでリアリティとか繊細な心理描写を求める方向けではないが、文章が読みやすくテンポが良いのでさらさら読めた。
    三章の結末で「やられたー!」となったので、満足度は高かった。

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    2026年02月23日
  • 私はチクワに殺されます

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    チクワの呪い。展開が重なっていって、エンタメと思いきやちゃんとミステリーだった。読み始めた時はこんな展開だとは予想していなかった。
    もうチクワ覗けないよ。怖いよ

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    2026年01月31日
  • 流血マルチバース

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    ネタバレ

    やっぱ発想が好き。
    この一冊でミステリーとサバイバルとSFが楽しめるんだから贅沢だよねえ。
    分岐ルート考えるの大変そうって思っちゃうけど、作家さん的には楽しんで書いてたりするんだろうか。
    ホント紗枝の頭脳と龍穴が無ければ、この物語成立してないもんな。
    三つの異なる世界を繋げ、一つの結末に収束させる過程が一番楽しかったかも。
    私は頁どおりに読み進めたけど、マルチバース感が味わえて面白かった。

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    2026年01月25日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    すでに死んだ人物たちが何故自分たちが死んだかを探るミステリー。途中挫折しそうになったけど、案外登場人物たちのノリがよくてラストまで読破。この作者はやはり面白い。

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    2026年01月24日