五条紀夫のレビュー一覧

  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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     罪に問われたメロスに与えられた猶予は3日。その間に故郷に帰って妹に婚礼を挙げさせ、再び都に戻ってこなければならない。もし戻れなければメロスの身代わりとして囚われの身となった親友の生命はない。
     メロスは全力で駆けようとするが……。

     ドイツの詩人シラーの詩と古伝説を元にして書かれた太宰治の名作『走れメロス』のパロディミステリー。
              ◇
     メロスは激怒した。ただしその怒りは、不甲斐ない自分に対してである。
     
     昨夜、首都シラクスを発ったメロスは、故郷までの10里の路のりを一睡もせずに駆け続けている。3日のうちに再びシラクスに戻らなければ、セリヌンティウスの生命はないから

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    2025年11月27日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    天国屋敷で起きた殺人事件。死者6人は成仏できずに、あの世の天国屋敷に集まった。自分自身の素性もわからない。イケメンのヒゲオ、中年男性ポーチ、小指のないヤクザ、物知りの若い女性、オジョウ、帽子で職業がわかるコック、服装で職業がわかるメイド。この中の誰かが犯人。それがわかれば成仏できるはず。ヒゲオは名探偵になって推理するが、この世界の不思議な法則に振り回されて犯人の特定ができない。犯人は誰?みんな成仏できるのか?

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    2026年01月12日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    アチアチアチのマックス最高、マジックレアリズムサスペンスミステリ!映像化希望!

    著者の次作を先に読み、まあまあ面白くて特にメタ的な感覚が小説よりも漫画を読んでる感覚に近くて自分の肌に合ってるかなと、でもそこまで期待はせずに前作である本作を読む
    久々に娯楽小説で他の映像作品やらを超えてぶち上がってしまった

    舞台はどこかの島の洋館。殺害されて「死んだ」こと以外は記憶を失った主人公は洋館で同じように記憶を失った人たちに出会う。しかし、その洋館はこの世ではなく…

    推理モノをリアルに推理しながら読みたい自分としては、SFに近い設定が盛り込まれた時点で結構萎えに感じてしまった。しかし、同時に本格派の

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    2024年11月27日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    まあまあ面白かったです。

    太宰治の「走れメロス」が有名で誰しも名前だけなら聞いたことがあると思います。私自身も超ざっくりとメロスが友人のために走る物語としかわかっていませんでした。

    本書はそんなメロスの物語を現代風な言葉を使ってわかりやすく、エンタメ要素を強く押し出した内容にしているので最後まで飽きずに読むことができました。

    現代社会ではなかなか見られないほどの正義感と純朴さを持ち、圧倒的な肉体の強さを武器に大暴れするメロスは男の中の漢でした。こんな人を友人に持てたら絶対に飽きない人生を送れると思います(^^)

    気軽にメロスの物語を知りたい人にはおすすめです!


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    2026年02月01日
  • 私はチクワに殺されます

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    チクワの呪い。展開が重なっていって、エンタメと思いきやちゃんとミステリーだった。読み始めた時はこんな展開だとは予想していなかった。
    もうチクワ覗けないよ。怖いよ

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    2026年01月31日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    ネタバレ

    正義5割、筋肉5割。圧倒的フィジカル。

    「走れメロス」をミステリー仕立てにしたパロディ作品。
    原作のメロスも「単純な男」として描かれているが、その単純さが「迷いのない正義感」と「野生のフィジカル」という極端なスペックとして爆発。
    本来なら知略や論理が必要な場面でメロスが最終的に見せつけるのはぐいっと突き出された拳。野生の威圧感。脳筋ミステリというジャンルがここに爆誕。

    セリヌンティウスの命がかかっている切迫した状況と、目の前の事件を解決せずにはいられない野生の正義感。原作への最高のオマージュであり、最高のツッコミ待ち作品だと思う。

    登場キャラクターのネーミング。
    妹の婿はムコス。義父はギ

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    2026年01月29日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    終始茶番が繰り広げられる、そんなオチでいいのか!もっと詰めれただろ!とはなった
    小ネタが面白かったし、メロスのいた時代のことについて結構裏どりしてあった。そこはほぅ〜となった。コメディなのにそこはミステリーだからか力入れるんですね

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    2026年01月28日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    しっかりふざけた小説だったな〜〜これ漫画ならより面白かったな

    全体的にハチャメチャで(人名が特に)(地の文に作者登場する)何でもあり。でも「走れメロス」をパロディする所はめちゃくちゃ緻密に練られていて、おふざけとのギャップがすごい。

    でも最後のイマジンティウスのオチだけはちょっと納得できなかった、、、
    二度読み必至では無かったかも、、、

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    2026年01月25日
  • 流血マルチバース

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    ネタバレ

    やっぱ発想が好き。
    この一冊でミステリーとサバイバルとSFが楽しめるんだから贅沢だよねえ。
    分岐ルート考えるの大変そうって思っちゃうけど、作家さん的には楽しんで書いてたりするんだろうか。
    ホント紗枝の頭脳と龍穴が無ければ、この物語成立してないもんな。
    三つの異なる世界を繋げ、一つの結末に収束させる過程が一番楽しかったかも。
    私は頁どおりに読み進めたけど、マルチバース感が味わえて面白かった。

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    2026年01月25日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    すでに死んだ人物たちが何故自分たちが死んだかを探るミステリー。途中挫折しそうになったけど、案外登場人物たちのノリがよくてラストまで読破。この作者はやはり面白い。

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    2026年01月24日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    言わずと知れた『走れメロス』をベースにした、ギャグ漫画…ならぬギャグ小説。一応、メロスが駆けていく道中で殺人事件が起きるので、ミステリ要素もあるけど、それよりもテンポのよいノリと勢いを楽しむのが吉!登場人物の名前がいちいち面白かったり(逆転裁判っぽい)、古代ギリシアなのにアラフォーとかの現代語が飛び出したり、クスッと笑いながら軽く読めた。ずっとテルマエ・ロマエの画風で脳内再生されていた。漫画化してほしい。笑

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    2026年01月24日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    走れメロスのパロディ小説。ミステリーというよりは、勢いとコミカルさで読者を楽しませてくれる。登場人物も海外のようにカタカナだけどもわかりやすくしているのもよい。走れメロスを詳しく知らなくともあらすじだけでも知っていれば楽しめる作品だと思う。ただ、読み終えた後には走れメロスや芥川龍之介の他の作品も知りたくなりそう。

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    2026年01月24日
  • 私はチクワに殺されます

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    何この……、何……? 三部構成に分かれていて、第一部のセンスは平成前期~中期くらいの悪趣味・ナンセンス系小説のノリに近い告白文。第二部は犯人を追い詰めるミステリ風。最後は……、なんだろうねこれ。

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    2026年01月21日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    題名からバリバリのミステリーかと思って読んだら、そうではなかった。走れメロスのパロディって感じで、軽いタッチで読めます。
    カタカナの名前がいっぱい出てきますが、分かりやすいネーミングで読みやすかったです。

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    2026年01月20日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    走れメロスを読んだことがある人は思い出しながら読むことができます。最後に今までのメロスの言動の不思議さを回収します。

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    2026年01月17日
  • 流血マルチバース

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    面白かった。
    が、読む順番によって面白さはだいぶ左右される小説である。
    僕はCルートから読み始めたが、個人的にはAルートから順番に読むのが一番楽しめる読み方だと思う。
    あと、収束に至るまでのどう運命が繋がっているかについての理解が結構難しい。

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    2026年01月06日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    ノリのいいノリオスによってメロスとオサムスが共演。「やんぬるかな」「南無三」からが見どころ。強引な推理にチートもあるけど、タイムリミットまでのスピード感が心地いい。あと「フィジカル」の魅力も感じる。

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    2026年01月04日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    面白かった
    走れメロスを模倣して本当に
    色々なトリックが出てきた。

    登場人物の名前も本当の名前ではなく
    特徴を模倣したミタンデス(見たんです)とか
    ダボクデシス(打撲で死す)のような
    面白くわかりやすい名前になっているので
    クスッと笑いながら読めた

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    2026年01月04日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    かの有名な小説「走れメロス」の合間に殺人事件がちょいちょい発生し、メロスがいちいち解決していくコメディタッチのミステリー。人物名も実際の登場人物以外は「イモートア(妹の名前)」「ミタンデス(目撃者の名前)」のように適当?につけられており、この小説の温度感が表れていた。ただ、殺人トリックなどはきちんと用意されており、ストーリーとしてもちゃんと読める内容に仕上がっていた。それが面白いかどうかはともかく。

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    2026年01月03日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    チー、クー、ワー!
    チクワの穴を覗くとその人物の凄惨な死に様が見えるチクワサスペンス。

    章が進むにつれホラー度が増す。
    娘がどんどん正気の沙汰じゃねぇ。

    「それチクワじゃなくてヒグマですよ」は草。これは誰が考えたセリフなの笑
    娘が書いた手記だから娘が考えたのかな。娘の方がやべぇ。

    伯母の小根がクソすぎた。
    伯母は殺されても仕方がない。

    チクワの世界の神には笑った。
    小さそう。

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    2026年01月03日