五条紀夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
真面目に読んでる自分をほめたくなる爆笑本格ミステリ、殺人犯ならぬ蘇生犯を追え #町内会死者蘇生事件
■あらすじ
とある田舎町に住む健康、昇太、由佳里は、町を牛耳っている町内会長の権造を殺害しようとしていた。彼らは権造を酒に酔わせて、風呂に沈めることで殺害に成功する。しかし次の日、朝のラジオ体操の時間に権蔵が生きている姿で現れるのだった…
■きっと読みたくなるレビュー
五条先生は稀有なセンスを持ってますねー。毎度毎度アホかよって設定にドギモを抜かされます。
何がおもろいって、本作は「蘇生犯」を探し当てるミステリーというところ。しかも捜査するのは「探偵」じゃなく「殺人犯」なんです。逆、逆! -
Posted by ブクログ
アチアチアチのマックス最高、マジックレアリズムサスペンスミステリ!映像化希望!
著者の次作を先に読み、まあまあ面白くて特にメタ的な感覚が小説よりも漫画を読んでる感覚に近くて自分の肌に合ってるかなと、でもそこまで期待はせずに前作である本作を読む
久々に娯楽小説で他の映像作品やらを超えてぶち上がってしまった
舞台はどこかの島の洋館。殺害されて「死んだ」こと以外は記憶を失った主人公は洋館で同じように記憶を失った人たちに出会う。しかし、その洋館はこの世ではなく…
推理モノをリアルに推理しながら読みたい自分としては、SFに近い設定が盛り込まれた時点で結構萎えに感じてしまった。しかし、同時に本格派の -
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あまりにも有名な太宰治「走れメロス」のパロディ・ミステリ。
大筋は原典に沿っている。まっすぐな牧人、メロスは、妹の結婚式の準備のため、シラクス市を訪れる。そこで、暴虐の王ディオニスの悪政に憤り、抗議をしに王宮に行き、捕縛されてしまう。自身の処刑はやむなしと思うが、妹には式を挙げさせたい。そこで旧友セリヌンティウスを身代わりにして王のもとに残し、妹に結婚式を挙げさせ、3日後には戻ってきて罰を受けると言う。王はそんなメロスを嘲笑するが、メロスは必ず戻ると約し、ひた走る。というのが原典。
本作では、そんなメロスの道中で、ともかく何かと殺人事件が起こるのである。
メロスは事件を解決しなければ先に進めず