五条紀夫のレビュー一覧
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アチアチアチのマックス最高、マジックレアリズムサスペンスミステリ!映像化希望!
著者の次作を先に読み、まあまあ面白くて特にメタ的な感覚が小説よりも漫画を読んでる感覚に近くて自分の肌に合ってるかなと、でもそこまで期待はせずに前作である本作を読む
久々に娯楽小説で他の映像作品やらを超えてぶち上がってしまった
舞台はどこかの島の洋館。殺害されて「死んだ」こと以外は記憶を失った主人公は洋館で同じように記憶を失った人たちに出会う。しかし、その洋館はこの世ではなく…
推理モノをリアルに推理しながら読みたい自分としては、SFに近い設定が盛り込まれた時点で結構萎えに感じてしまった。しかし、同時に本格派の -
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ネタバレメロスの妹の名前に、そういう名前なんだな〜と思っていたらどんどん出てくるムコスにギフスにギボア。さすがに鈍い私も、こりゃ作者やってんな…と気づきました。ちょくちょく求められるフィジカルの強さ。進むたびに名探偵コナンのように巻き込まれる殺人事件。推理力があるのかないのか、勢いで乗り越えていくメロス。セリヌンティウスはセリヌンティウスじゃなくてイマジンティウスで、イマジンティウスはイマジンティウスではなくセリヌンティウスだった。王様も本当は信じたかったんです。だからイマジンティウスがセリヌンティウスに見えたんです。警吏の指揮官さんやミタンデスのキャラも好きでした。
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2026 04/25
トンデモ設定ミステリーかと思って読んでたら、あれ?違うのかな?えっ?いや、やっぱりトンデモ設定かぁ、ん?あれ?どっち、、、?と世界がひっくり返ってはまたひっくり返る。200ページにも満たない中で次々と翻る世界。読み終わった後の本の薄さに「薄いのに濃いなぁ、、」と、しみじみ。
チクワの穴から人を見ると、その人の死に様が見える、の発想!チクワを掲げて人を見ている人の様子を想像したら珍妙奇天烈過ぎて、この先チクワを見るたびに絶対に本書を思い出す。珍妙奇天烈な内容なのに、妙にリアルに感じるのも凄いし、怖い。
チクワにアレンジを施すのが面白い。真面目であるがゆえにアレンジが凝ってい -
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走れメロスのパロディ!!!
フィジカル強めのキレやすく自分勝手なメロスの話。
太宰治のメロスもフィジカル強くて直情的な性格だったような気が・・・
メロスが行くところ行くところで殺人事件が発生する!???
メロスはセリヌウティウスの下に帰らねばならないのに、毎度毎度探偵をやらされる事になる。
メロスは推理した。
何故か語呂よくスッキリとした言葉に驚きます。
そして、殴って解決しようとする直情的な性格に何故か好感が持てるのは私だけでしょうか?
それと主要キャラは置いておいて、キャストの名前が覚えやすくて良いと思いました!
ミタンデス、ダボクデシス、ギフスなどなど
何れにし -
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メロスは推理した!
自身の身代わりとなった親友を救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならなくなったメロス。
しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに……。
『走れメロス』×ユーモアミステリの新感覚小説です。
とにかく直情的でフィジカルのつよいメロスが、親友との約束のために故郷と首都を往復しようとする話……というと、太宰治の『走れメロス』と変わらないんですが、このメロスとにかく殺人事件に巻き込まれる。故郷に帰れば結婚式前夜に義父が殺され、走っている最中に賊の中で起きた殺人事件の解决つを依頼され -
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あまりにも有名な太宰治「走れメロス」のパロディ・ミステリ。
大筋は原典に沿っている。まっすぐな牧人、メロスは、妹の結婚式の準備のため、シラクス市を訪れる。そこで、暴虐の王ディオニスの悪政に憤り、抗議をしに王宮に行き、捕縛されてしまう。自身の処刑はやむなしと思うが、妹には式を挙げさせたい。そこで旧友セリヌンティウスを身代わりにして王のもとに残し、妹に結婚式を挙げさせ、3日後には戻ってきて罰を受けると言う。王はそんなメロスを嘲笑するが、メロスは必ず戻ると約し、ひた走る。というのが原典。
本作では、そんなメロスの道中で、ともかく何かと殺人事件が起こるのである。
メロスは事件を解決しなければ先に進めず