あらすじ
チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える――。巷に溢れるチクワの秘めたる怖ろしい力に気付いたトラック運転手の男は、己だけが知る事実の重さに苛まれ、やがて身を滅ぼしていく。荒唐無稽な設定から始まる奇妙な物語は、複数の視点から語られることで全く異なる側面を見せる。予想不可能な結末が待ち受ける、前代未聞・驚天動地のチクワ・サスペンスここに開幕!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルの時点でかなり変わった話だとは思っていましたが、実際に読んでみると、想像していたよりずっと不気味で、妙に後を引く物語でした。
「チクワに殺される」という一見ふざけた設定なのに、読み進めるほど笑えなくなっていく感覚が面白く、気付けばその世界観にすっかり引き込まれていました。
視点や語り方が変わるたびに、それまで信じていたことまで怪しく見えてきて、「結局どこまで本当なんだろう」と何度も考えさせられます。
こんな身近な食べ物をここまで不気味な存在に変えてしまう発想には驚かされました。
読み終えた後、チクワを見るたびに少しだけ思い出してしまいそうな、妙な余韻が残る一冊でした。
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チクワの穴を覗くと目の前にいる人間が死ぬ話
面白すぎて脱帽!これでもかとふざけた設定の中に超上質なミステリーがねり込まれてました。チクワのインパクトが凄くて引いているそこのあなた、勇気を出して読みましょう。最高に面白い世にも奇妙な物語
五条さんの文体は大変読みやすくてかなり好きです。個人的な話ですが、タイトルからしてクローズドよりチクワのが面白いと思うとはまさか思わずびっくり笑。描写は結構グロめ
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チー、クー、ワー!
ちくわを覗いて人を殺す呪術、果たしてそれは本物か妄想か……?
二転三転、オカルトホラーか変人サスペンスか?着地が見えなくてスリリングで面白かった!
Posted by ブクログ
チクワの穴を通して人を見ると、その人の死に様が見える。それに気づいたトラック運転手は全財産でチクワを買い占めるが、その矢先夫婦で心中してしまった。
突飛なのに妙に現実的な推理、結末が面白い。
チクワ買ったら覗きそうで怖い。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読む人多いですよね
私もです笑
裏切らない面白さ
ホラーサスペンスですかね?
最後までお〜、え?の繰り返し
とにかく面白かったです。
けけけけけけけ
不気味で怖かった。
Posted by ブクログ
世にも奇妙な物語かと思ったら
古畑任三郎かと思ったら
世にも奇妙な物語だった。
3部構成のそれぞれ文調が違ってて、
五条先生の他作品も読んでるけど
ほんとに文調のバリエーションが豊富だなと。
Posted by ブクログ
「こんな小説、絶対タイトル負けやろ!」となめてかかってごめんなさい。
チクワに取り憑かれた1人の男の手記から始まる物語。男の妄想なのか、男が現実に力を手に入れてしまったのか、絶妙なラインで話が進む。
続くインタビューの章では、男の娘が別の視点から事件を語っていく。
色々な伏線が徐々に回収されて、最終的に見える世界は別物になってる感じ。映画になりそう。
Posted by ブクログ
これはホラーですね。そうくるか、ちくわ。聴きながら、思わずたべてしまったちくわ。でも怖くて覗けなかったその穴。面白かったです。さすがメロスのひとだ。
Posted by ブクログ
不気味なのに笑える
オカルトなのか謎解きなのか、やっぱりオカルトなのか、という二転三転する展開は読み始めた段階で期待していたものとは違っていたけれど、実は一番楽しめたのは謎解き以外の部分だった。
チー
クー
ワー
が頭から離れなくなること請け合い
Posted by ブクログ
カロリーの高い大長編を読んだ後なので短めの本を読もうと思い、タイトル買いして積んでいた本書を読破。
同作家さんのメロスの本を先に読んでいたのもあり、タイトルからギャグ系かと思っていたら最初から最後まで重苦しくてびっくり。
主人公(?)が煽り体質なのかセリフがいちいち人の神経を逆撫でしてくるので因果応報かも…となるけど黒幕のやってることがかなり悪質でゾッとした。自供を聞いても(読んでも)そこまで歪むの?という疑問はありつつデスノートならぬデスチクワという発想が面白かった。
いやしかし、何故ちくわなのかは理由付けされているけども、作家さんはちくわに対して何か恨みがあるのだろうか?
ところで、今日のお酒のアテにしようと思って買ってきたちくわが手元にあるのだけれども……どれどれ、ちょっと覗いてみようかな……。
Posted by ブクログ
どんでん返しもさらにどんでんwww
チクワが殺人に使われる日が来るとはw
衝撃の手記からの、正統派ミステリーかと思いきや最後の展開は意味不明w
でもすごく面白かった!
チクワこわい…w
Posted by ブクログ
チクワの中身をのぞいてしまった。
穴があったら覗きたくなるのは人間の性だと思うが、まさかチクワを覗いたら人の死に際が見れるなんて、ましてや、覗くことで人を殺せるなんて・・・
奇想天外な設定ながらサスペンスとしてもいい味を出している。チクワのくせに殺し方がかなり残酷なのもインパクトが大きい。今後チクワがでたら覗きたくなってしまう。人間心理をうまく使った面白さがあった。
Posted by ブクログ
まず何と言っても、目を引くどころの騒ぎではない圧倒的なインパクトを放つタイトルですよね。
物語は、「チクワに狂わされた男」が遺した手記から幕を開けます。語られるのは、「チクワの穴を通してその人を覗くと、その人物の臨終の瞬間が視えてしまう」というあまりにも奇妙で不条理な能力。果たしてこれは本物の呪いなのか、それとも単なる狂言の産物なのか…。
手記という形式を軸に物語は進み、一人の男がどのようにしてチクワという奇怪な存在にとり憑かれ、破滅の道へと転がり落ちていったのか、その哀れで強烈な末路が描かれていきます。さらに、その手記の真相を追い求めるフリーライターの視点が加わることで、謎解きのミステリー要素と背筋が凍るようなホラー要素が絶妙に絡み合い、二転三転する展開へと引きずり込まれていきます。
作中には思わず目を背けたくなるようなグロテスクな描写も散りばめられているのですが、作者特有のどこかユーモラスでコメディチックな筆致が絶妙なクッションとなり、不思議とスルスルと読み進めてしまう中毒性がありました。
異色すぎる設定とブラックな笑い、そして予測不能なサスペンスが見事に融合した、唯一無二の読書体験ができる一冊です。
Posted by ブクログ
購入本。タイトルに惹かれて衝動買いした本。
読んでみた。
第一章の手記が一番面白かった。チー、クー、ワー!の所は笑っちゃった。シュールでコメディーな世界観で物語が進むのかと思いきや、第ニ章で視点が変わると違う方向にまた物語が進む。
どういう展開になるのか読めず、一気に読めました。ページ数も200ないので短時間でスルスル読めたのも良かった。
Posted by ブクログ
薄い本なのに、シュールな文章を飲み込めずページをめくるのに時間がかかる、ある意味コスパの大変良い作品。
シュルレアリスムか...?と思っていたが、宣伝通りのチクワサスペンスだった。
Posted by ブクログ
ふざけたタイトルが気になって読んでみた。
何を読まされてるんだ?と言う困惑のまま一章が終わり、二章三章と物語の全容が分かっていき、ちゃんとミステリだった。
決してつまらなくはないけど自分はあまり好きじゃないかなぁ。
Posted by ブクログ
自白から始まるサスペンスものですが、圧倒的に意味不明なあらすじに対して、ただただ宇宙猫みたいな顔して受け取ることしかできない時間に浸れました。
昨今、なかなか無いですからね、こういう体験。
大変ありがたいものです。
デスノートのチクワ版と捉えた方が良いのかと、はじめは思っていたのですが、登場人物の苦悩や迷走、正気からの逸脱を追想する構成なので、これはこれで一つのジャンルとして確立をした、チクワサスペンスもので間違いないです(チクワサスペンスもので間違いないです)
チクワサスペンスものってなんですか。
さて、本作、もちろんただのサスペンスで幕引きなんてことはありません。きちんと計画と作為が水面下で練られており、真犯人めいた人物が現れるわけです。
個人的には、その動機がとても良かったですね。
愛する義父から、チクワが嫌いなお前なんて娘じゃないと言われて殺すに至った、だなんて。
ここまで壮大で凶悪な犯行に及んだ理由が、そんな未熟な精神性に端を発したことに震えました。
なんて壮大なホワイダニット。
ここまでの設定を載せて繰り出されるのが、愛憎の反転とは。
奇抜なあらすじは言わずもがな、それ以上に、人の妙味を巧みに描写した一作かと思います。
Posted by ブクログ
読むとチクワが怖くなります、笑。
買い物の際、家族がチクワを買おうとし、
「やめて!」
と言いました。
(それでも、買われました)
物事は二転三転。
ホラーだけでなくミステリー要素もあります。
娘が両親が死んだ割に妙に落ち着いているなあと思っていたら…。
でも、前半はシリアスでグロいところもあるのに、笑ってしまいます。
コメディかと思いました。
短く、サクッと読めるのもいいですね。
Posted by ブクログ
タイトルがおかしすぎて購入。
第一章は狂ってて面白かった。想像するとおかしくて、でもどういうカラクリだろうと思って読んだ。
第二章は、なるほどね、外から見たらそういう感じか、と思って読んだ。
第三章の最後の方で一気に迷子になった。
最後に気持ちよく回収してくれることを期待しすぎちゃった。
Posted by ブクログ
☆3.6【Audible】
オチだけが好きじゃなかった…
1章、2章は面白かったし1章で感じた伏線を2章で回収してくれたときはスッキリしたし3章も途中までは良かったけどホンマにオチが…
1章でおっさんがチクワを売れないようにスーパーの客にネガキャンするところは最高に笑えた
美味しいチクワの食べ方研究するな!!笑
Posted by ブクログ
2026 04/25
トンデモ設定ミステリーかと思って読んでたら、あれ?違うのかな?えっ?いや、やっぱりトンデモ設定かぁ、ん?あれ?どっち、、、?と世界がひっくり返ってはまたひっくり返る。200ページにも満たない中で次々と翻る世界。読み終わった後の本の薄さに「薄いのに濃いなぁ、、」と、しみじみ。
チクワの穴から人を見ると、その人の死に様が見える、の発想!チクワを掲げて人を見ている人の様子を想像したら珍妙奇天烈過ぎて、この先チクワを見るたびに絶対に本書を思い出す。珍妙奇天烈な内容なのに、妙にリアルに感じるのも凄いし、怖い。
チクワにアレンジを施すのが面白い。真面目であるがゆえにアレンジが凝っていくのが何とも。
第一章の男の思考の文やセリフが面白くて、大仰なのに何か間抜けな感じで、緊迫した状況なのにクスッと笑ってしまう。
理解し難い世界が展開されていく中で、自分の見ていることだけが世界の真実とは限らない。ちょっと目の焦点を変えてみると、今まで感知し得なかった世界が潜んでいるかもしれない。もしかしたら自分の認知の方が歪んでいるのかもしれない。この世界は、チクワが殺傷能力の高いごく身近な兵器として、密かに存在していることを黙認しているのかもしれない。
なーんてしょーもないことを考えて、思考の沼に落ちて行くのも、読後の楽しみ方としておまけみたいで面白かったな〜。
「チー、クー、ワー!」
Posted by ブクログ
ずっと、ほぇーほぇーとなりながら読んでいました
一章の手記がよく出来ていたので
結局、あったか無かったかでいうと、あったということでよろしいのか
Posted by ブクログ
まず何よりタイトルのインパクトが抜群である。
物語のつかみとして、手に取らざるを得ない。
肝心のストーリーは、果たして認知症のなせる技なのか、娘による殺人だったのか。
そして、そもそもチクワに殺されたのは誰だったのか。
後半になるほど展開が急で、花粉による不眠気味の脳みそではあまり正しく理解できていないかもしれない。
Posted by ブクログ
チクワの穴を覗いてしまった男の話。
一章や二章で「ん?」となった表現に三章で答えが示され、「あーそういうことね」と頷いた読者の後頭部をチクワでぶん殴ってくるようなラスト。痛くないけどチクワの残り香がすごい、みたいな読後感。
荒唐無稽な話なのでリアリティとか繊細な心理描写を求める方向けではないが、文章が読みやすくテンポが良いのでさらさら読めた。
三章の結末で「やられたー!」となったので、満足度は高かった。
Posted by ブクログ
チクワの呪い。展開が重なっていって、エンタメと思いきやちゃんとミステリーだった。読み始めた時はこんな展開だとは予想していなかった。
もうチクワ覗けないよ。怖いよ
Posted by ブクログ
何この……、何……? 三部構成に分かれていて、第一部のセンスは平成前期~中期くらいの悪趣味・ナンセンス系小説のノリに近い告白文。第二部は犯人を追い詰めるミステリ風。最後は……、なんだろうねこれ。