【感想・ネタバレ】町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

生まれも育ちもここ信津(しなづ)町の、健康(たけやす)、昇太、由佳里は、町を支配する信津寺の住職で、悪辣非道な町内会長の権造を殺害することを決意する。酒に酔わせて風呂に沈めて、大成功!のはずだったのに……。なぜか翌朝、ラジオ体操にピンピン元気な権造が。「誰だよ! せっかく殺したクソジジイを勝手に生き返らせたのは!?」殺人犯が蘇生犯を追う、痛快なユーモアメタミステリーの超傑作、爆誕。

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王道の殺人犯を探すのではなく"蘇生犯"を探すという全く新しいストーリー!とにかく斬新さで溢れていて、物語を読んでいるごとに『ミステリーにはまだこんな幅があるのか!』と驚きすら感じさせてくれる一冊でした。なによりラストが、、、

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2026年04月11日

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ネタバレ

主人公は幼なじみ達と協力して、地元の町を支配する、寺の住職兼悪辣非道な町内会長を殺害する。
だがしかし、翌日になると確かに殺したはずの町内会長が生きていた。いったいなぜ、誰が、どうやって蘇生させたのかを探りながら、どうにかして町内会長を殺せないかと画策していくという内容の特殊なミステリー。

『殺人事件に巻き込まれて走ってる場合ではないメロス』『イデアの再臨』のような笑える場面はなく、全編大真面目である。
蘇生犯の正体はなんとなく想像がついたが、それでもなぜ町内会長を生き返らせたのか、とか、そもそもの蘇生犯の目的、というのが中々に狂っていて良かった。
中盤以降の、蘇生の仕組みを利用した蘇生の応酬は読んでいて楽しかった。
ラストも、キレイに畳まれて終わっており、ハッピーエンドというより、あるべきものがあるべきものに戻ったというような、トゥルーエンドのような終わり方で良し。

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2026年03月03日

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これは面白すぎた!
殺したはずのジジイが誰かに蘇生された!ってあらすじだけでも面白いし、殺人犯VS蘇生犯ってのがまた面白い。
1、2を争うくらい好きな小説。

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2025年11月10日

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ネタバレ

設定の勝利。特殊設定でのミステリということで西澤保彦さんとか山口雅也『生ける屍の死』を連想した。通常とは逆の「犯人」を追う点が、本人たちが本気であるがゆえに外で見ている分には滑稽で面白い。ロジック、意外な犯人、それしかないと思われる結末とどれをとっても満足でした。他の作品も読んでみたい。

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2025年11月07日

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この方の本はいつもテーマが面白くて、予想もつかない突飛な展開があったりするので、いつもワクワクします。笑

少し切なく感じる場面もありつつも、今回も楽しく読めました〜!

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2025年09月25日

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ネタバレ

物語のきっかけとなった過去の「町内会死者蘇生事件」。その真相を知った時は主人公の母親の異常な執着心に気持ちが悪くなった。個体は同じでも、歩んできた人生は違う。それを無視した母親の行動はどれだけ主人公の心を傷つけたのだろう。
主人公のラストに下した決断がすごく切ない。

五条さんらしいふざけたネーミングセンスも健在で、随所でふふっと笑ってしまった。一方で、物語は殺人と蘇生を繰り返しながら劇的な展開が次々と起こり、最後まで飽きることなく一気に読み進められた。軽妙な雰囲気で進んでいく物語だからこそ、最後に主人公が下した決断の切なさがより強く残った。

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2026年08月08日

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コーヒーブレイクのつもりで読んだのに、こんな気持ちにさせられるなんて。
誰だ!せっかく殺したクソジジイを生き返らせたのは!?が、ラストに効いてくる。
タイトルからは想像できない、これはいい本を読んだ。

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2026年07月19日

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読みやすかった。死者蘇生の仕組みをしっかり理解しなきゃいけないのでそれで読むのが少し遅くなるタイミングがあるがあとはスラスラ読めます。後半にかけて緊張感が増していくのとラストの切なさがとても良かったです。幸せになれ。

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2026年05月07日

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思ってたよりもちゃんとミステリしてた。
ただ途中で、おや? もしや? まさかな? みたいな感じになってきてしまった。そしてマジなんかよ。
びっくりしたー。

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2026年03月11日

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とても読みやすく、物語もテンポ良く進んでいく。
いろいろと考えさせられる作品だった。友情、愛情、信頼関係を改めて考える良い機会となった。

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2026年02月22日

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もし殺したはずの相手が、翌日何事もなく生きていたら……?
殺人犯が蘇生犯を探す新しいミステリー。
面白くて数時間で一気読み!!!
まさかそんな?!というよりは、もしかして……?え、やっぱり?あー!やっぱり!!!みたいな理解度で読めるのが丁度いい。でも結末は結構衝撃的だった。
あらすじにある「ユーモアメタミステリー」がきちんと回収されてるのもよかった。

他の著書も読んでみたいものばかり!

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2026年02月20日

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特殊設定ミステリーの環境を把握するのが難しかったが、終盤のたたみかけは圧倒的で面白かった。人の恐ろしさや温かさも盛り込まれて大満足

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2026年02月18日

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殺害したはずのジジイが蘇ってる…
主人公が犯人で、死者を蘇生した”蘇生犯”を追う斬新?なミステリー
「追いメロ(略称」「流血マルチバース」で最近話題の五条紀夫さんの過去作。

コメディタッチかな?と読み始めたけど、中盤からはミステリアスで儚いお話に。「町内会が絶対の田舎×死者蘇生」の組み合わせが巻き起こす事件の真相とは。序盤と終盤の雰囲気のギャップがすごいおすすめ作品。

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2026年01月29日

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殺人犯は誰だ、じゃなくて蘇生犯は誰だっていう読んだことない設定で更に文章も会話が多くサクサク読めてよかった。
蘇生すると丸1日の記憶を失くすっていうシステムがなければここまで面白くならないよね。流石です

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2025年11月10日

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ネタバレ

キャッチコピー?の「誰だよ! せっかく殺したクソジジイを勝手に生き返らせたのは!?」に完全に惹かれて買いました。殺人犯ならぬ蘇生犯!?逆転の設定は最高!

エンタメ系の話かと思いきや、所々の伏線や健康の設定など含めてちゃんとミステリしてましたね。
記憶がなくなったり、蘇生の有効期限など特殊設定が単純なようでミステリを読み解く側からすれば以外と複雑だったな。
初めての作者でしたけど、他にも読んでみたくなりました。

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2025年11月03日

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帯に「誰だせっかく殺したクソジジイを生き返らせたのは」って書いてあるの見ただけでぜったい面白いじゃんと思わせてくれる、作者らしさ全開のシチュエーション。だけどしっかりミステリ。
もちろん楽しめました。

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2025年10月31日

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誰だ!せっかく殺したクソジジイを生き返らせたのは!?この帯からして最高であるw本作の主人公が推理する対象は殺人犯ならぬ蘇生犯。作中では何人もの登場人物が死んではあっさり生き返るwしかし、この蘇生術には一筋縄では行かないルールが何個か付随していて、それがミステリーを複雑にしてくれる。アイデア一発勝負の出オチになるかと思いきや二転三転するストーリーで面白かった。

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2025年09月08日

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この小説を読み終わって早々に、本屋にあった著者の他の作品3冊を大人買いしてしまいました。現場からは以上です。

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2025年08月16日

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主人公、健康の出自が明かされる大どんでん返しのラスト、また命を狙われていた悪党(とされる)権造の気のようなものが途中から感じられなく少し不気味だったが、その立ち位置もラストに明かされ人物像が180度変わったり、物語の終わり方が意外なことの連続だった。最後に健康のとった行動は、命あるものはどんなに延命をほどこしても亡くなるという運命には逆らえないということを読者に説いている。信津町の江戸幕府の頃に遡る言い伝えは、歴史ミステリーとして面白かった。

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2025年08月13日

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殺人犯を探す訳ではなくて蘇生犯を探すなんて斬新で面白く読めました。登場人物は最初好感を持てなかったがいつの間にかに好感度が上がっていた。最後は感情が振り回されて理解したら終わってた。

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2026年05月31日

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五条さんの作品で、イデアとメロスがお笑い担当なら、本作品は、ヘブンと同じシリアス担当!

登場人物達は、癖が有るのになんだかんだ皆んな憎めない人達で、結末は、ストンと腑に落ちる感覚。
タマタマだけに丸く収まる感じ?ww

ただどーしても、主人公の名前「健康=たけやす」を「健康=けんこう」と読んでしまって、ぷつぷつ思考がそれてしまう私!ww

五条さん初めまして!で読むより、五条さんワールドを数冊読んでからのほうがお薦めできる作品だと思います!

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2026年05月13日

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せっかく殺した悪辣非道な町内会長が蘇った。生き返らせたのは一体誰だ!

主人公が殺人犯!倒叙ミステリってやつかぁと思ってページを捲ったら、第1章『倒叙ミステリにはならない』で始まって吹き出した笑
無茶苦茶やるし死ぬし生き返‎るし主人公の健康は何考えてんのか分かんないし、振り回されまくってこのままラストまで走りきるんか!?と思ってたら、中盤あたりから妙な切なさに襲われ……
‎由佳里が叱咤するシーンがすごく印象的だった。良い女過ぎる。あれが結末にも効いてきます߹ ߹

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2026年04月16日

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憎い相手を殺したと思ったのに、秘術蘇生術で蘇ってしまった!蘇らせた蘇生犯を殺人犯が追うという、異色ミステリー。その蘇生術に関しての入れ替わりがちょっとだけややこしかったけど、ラストは思いもしない流れで、終わり方もビックリ。こんなアイデアをミステリーに盛り込むなんて斬新だな~面白かった。

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2026年03月18日

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町を支配する町内会長を殺害したはずなのに、なぜか翌朝元気に現れて動揺する主人公たち。この町にある死者蘇生の秘術とは…
死者蘇生がお手軽にできる特殊設定ミステリ。殺人犯ならぬ蘇生犯を特定し、最終的に町内会長を蘇生できないように殺そうとする主人公たちの攻防が面白い。ユーモアミステリだが真相はかなりグロいと思った。

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2026年02月26日

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ネタバレ

Xの投稿で設定に一目惚れして購入。
特殊設定だけど、スマートウォッチの機能とかスマホの背面タップとか身近なツールも出てきて別次元すぎず読みやすい。

由佳里が蘇生しない段階で蘇生人に気づいたけど、動機には1本取られたなぁ。思い返せば狂気を散らつかせてはいたものの、急ハンドル切られた感じ。面白い。

最後、由佳里と昇太にちょっと違和感。
物語の終わり方としては綺麗だけど、あれだけ結束が強い3人だったのにやけに呆気ないなぁと。

あと他の方の感想見てそれだ!と思ったのが、皆幼い。閉鎖的な町に住んでるからといえばそれまでだけど。

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2025年12月30日

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前半は町や人物の説明パートということもありスローテンポめで、登場人物が主人公サイド含め濃淡はあれど全員嫌なやつで読んでいて辛かった。でも中盤から蘇生合戦に本格的にギアがかかってからは楽しくて仕方なかった。ファミレスでメインが出てきても先に頼んだはずのサイドメニューが来る気配がなくて焦れた時の感じと似ていた。途中でちゃんと「これ、これを求めてたんです」ていうのが出されてよかった。
最後は全体的に綺麗にたたみすぎた気もしたけど、パズルとしてはピッタリ最後のピースがハマった感じ。
犬が酷い目にあわなくてよかった。

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2025年12月16日

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町内会長を殺した3人組だったが、なぜか翌朝蘇生していた…。信津町に伝わる魂戻りの秘術を使って蘇生させたのは誰なのか。

世界観がいつもながらおもしろい。ジヌシーズと団地の子との確執とか、田舎あるあるみたいなのもなんか分かるなーと。最後ちょっと切ない。

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2025年10月14日

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2025年。
特殊設定ミステリ。死者を蘇生させることができる村。殺した村の有力者は行きかえり(ただし記憶はない)。誰が蘇生させたのか? 蘇生者を探す犯人たち。
ちょっと注目している作家さんなんだが。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

死者蘇生とミステリーを絡めるアイデアは面白かった。ただ展開についていくのが大変だった。同著者の他の作品をょでみたい。

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2025年08月23日

Posted by ブクログ

殺したはずの男が生き返ってる!?
殺人犯が蘇生犯を追い推理する特殊設定ミステリー。
魂玉の力によってターゲットが死んで生き返ってを繰り返すので、作中の命のやり取りが軽い。
その分ラストの重みが増したと思う。
映像化したら是非観てみたい。

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2025年07月30日

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