五条紀夫のレビュー一覧

  • 私はチクワに殺されます

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    どんでん返しは素晴らしい。そしてサスペンスというよりホラー的だと思います。なのでめちゃくちゃ怖かったです

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    2025年07月12日
  • 私はチクワに殺されます

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    釣りタイトルっぽいと思いつつ読んだら、思いのほか面白かった。二転三転して、オカルト要素もあり最後まで楽しめました。

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    2025年07月02日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    天国屋敷にやってきた6人の男女。彼彼女らには殺されたという以外、生前の記憶がなかったのだった、、、というお話(?)。

    失われた記憶と事件の真相、天国屋敷のルール、など次第に明らかになっていき、最後は悲しく切ない結末に、、、。

    二転三転転がされているのが心地よく感じ、ありえないのけどありえそうで、途中厄介者がかき乱し(?)、しっかり伏線散りばめられていて、自力で真相に辿りつけそうだったのがよかった。自力で辿りつけなかったけど。

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    2025年06月30日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて手に取り、短いからさっと読めると思っていたら転換が続いて目まぐるしかった。面白かったんだけど、私は2章がピークに面白く読んで3章でまとめてきたなーと思ったので了は蛇足に感じた。見ていたものを次々疑わせていく試みは好きだけど、最後全てを飲み込ませちゃうのはやりすぎかと。チークーワー!がギャグホラーで好き。

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    2025年06月26日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    これはまた斬新なミステリー。このノリの良さ、好き。
    ふざけているようで、しっかりミステリーなのも良き。

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    2025年06月21日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    田舎町で権力を振りかざす、悪徳町内会長の殺害を確実に遂行したはずの主人公御一行。
    翌日、朝のラジオ体操に、悪徳町内会長は元気な姿で現れる。
    どうやらこの町には「死んだ者を蘇生させる術」があるらしい。
    "殺人犯"である主人公御一行が、余計なことをしてくれた"蘇生犯"を暴く!!

    …という特殊設定ミステリー。

    サクサク読めて面白かった。
    蘇生できる条件がイージーなせいか、作品通して"死"という概念がめっちゃライトに描かれている。
    『一方その頃、〇〇は自宅で死んでいる最中だった』みたいな。
    死んでいる最中ってなんだよ。

    死に関するハード

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    2025年06月13日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    あらすじと魅力的な題名に惹かれて手に取りました。物語の序盤は、殺したはずの権造さんがなぜ生き返ったのかを面白くおかしく追っていきますが、段々話しの雰囲気が変わり、ラストは意外な結末でした。想像していた以上のメタミステリー。
    いい意味で裏切られた作品です。
    作者・五条さんの別作品も読んでみたくなりました。

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    2025年06月08日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    (栄作さんの扱い以外は)いつもの五条大先生の作品とは違う雰囲気を感じた。。

    正直前半はボケーっと読んでたけど、後半の鳥肌がえぐい。。

    そしてラスト。。
    切なすぎますって五城大先生。。
    健康、由佳里、昇太の3人で「新しい朝が来た、希望の朝が」って最後にもう1回うたってほしかったよおぉぉ。。

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    2025年06月07日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    主人公たちがめっちゃアホなのがいい。
    ツッコミポイントが大量にあるけど、他のキャラがちゃんとツッコミ入れるから安心。


    ジジイを殺害する理由がアホすぎて笑ってたら、なんか有耶無耶になったな〜と思ったら最後に殺すのなんなんかな、町内会のジジババ全員悪いんじゃなかったんか、悪人を野放しにしたままでスッキリはしない。

    主人公と母親の真相がめちゃくちゃ気持ち悪いのは良かった。それだけでお釣りがくるくらい!
    若さへの嫉妬の醜さ、親の性欲のキモさなんかが満点で良かった。

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    2025年06月06日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    これからが期待される作家五条紀夫の待望作!

    タイトルからして読みたくなる作品。

    タイトル通りの特殊設定ミステリーだが、ユーモアもあり、驚きもありで満足出来る一冊だ!!

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    2025年06月06日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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     主人公達が自分達が殺したはずの町内会長を蘇生させた『蘇生犯』を暴くために奔走する特殊設定ミステリーで、「殺人犯が蘇生犯を追う」という外連味に溢れた状況ながら緻密に練られたフーダニットと隠された真相が意外性抜群で、切ない読後感も印象的だった。

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    2025年06月04日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    俺は、何者かに殺された。
    はずだが目を覚ますとそこは、孤島の海辺。
    殺されたときの感覚は覚えているのに自分が何者なのか、全く思い出せない。
    分かるのは、口と顎に髭を生やしている男だということだけ。
    島で見つけた洋館には、俺と同じく殺されたことしか覚えていない5人の男女がいた。
    ここは、皆の「共通認識」によって亡くなった場所が忠実に再現された天国だという。
    なぜか毎日配達される新聞によると、洋館でのパーティーに参加した6人の遺体が翌日に発見されたとのこと。
    現場が密室だったことを考えると、おそらく犯人は無理心中を図ってこの中にいる。
    6人は成仏するために、自分が何者なのか、事件の真相は何なのかに

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    2025年05月17日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    特殊設定ミステリーというらしい。
    面白かった!
    最初から全員死んでるって新しい。
    全員死んでるから怖さが全くない変なミステリー。
    だからシリアスな場面なのに何故か笑えたりする。
    なんか変ですごく面白い。
    最後がちょっと切なかったけどね。

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    2025年05月08日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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     罪に問われたメロスに与えられた猶予は3日。その間に故郷に帰って妹に婚礼を挙げさせ、再び都に戻ってこなければならない。もし戻れなければメロスの身代わりとして囚われの身となった親友の生命はない。
     メロスは全力で駆けようとするが……。

     ドイツの詩人シラーの詩と古伝説を元にして書かれた太宰治の名作『走れメロス』のパロディミステリー。
              ◇
     メロスは激怒した。ただしその怒りは、不甲斐ない自分に対してである。
     
     昨夜、首都シラクスを発ったメロスは、故郷までの10里の路のりを一睡もせずに駆け続けている。3日のうちに再びシラクスに戻らなければ、セリヌンティウスの生命はないからだ

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    2025年11月27日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    面白かった。
    全員わりと凄惨な殺され方をしてるし、殺された理由もまあ彼らに全然非がないわけではないのだけど、みんなその罪を悔いてるし、読後も爽やかだったので読んでよかった!

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    2025年03月30日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    気がつけば目の前にはリゾートビーチと西洋館。姿の見えない配達人が毎朝届ける新聞によると、現世で惨殺された6人が記憶をなくした状態で返り咲いたらしい。自分は誰か?なぜ、誰に殺されたのか?登場人物の全員が既に死んでいる状態から物語が始まる。「チクワ」とは全然違う空気感で、こちらはクローズドサークルもののミステリーでした。まさかの今の姿が・・。よくよく読み進めてみると、いろんな所に伏線が散りばめらていたんだなぁとわかる。オジョウの伏線は分かりやすかったけど、そう単純なお話ではなかったwお見事の一言で楽しかった!

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    2025年02月10日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    舞台設定が天国ならではのミステリー。
    既に死んでいるから、殺される心配もなく徐々に仲良くなり、海で遊んでいたりとするのが良いと思った。
    ラストは少し切なくなりました。

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    2025年02月02日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    アチアチアチのマックス最高、マジックレアリズムサスペンスミステリ!映像化希望!

    著者の次作を先に読み、まあまあ面白くて特にメタ的な感覚が小説よりも漫画を読んでる感覚に近くて自分の肌に合ってるかなと、でもそこまで期待はせずに前作である本作を読む
    久々に娯楽小説で他の映像作品やらを超えてぶち上がってしまった

    舞台はどこかの島の洋館。殺害されて「死んだ」こと以外は記憶を失った主人公は洋館で同じように記憶を失った人たちに出会う。しかし、その洋館はこの世ではなく…

    推理モノをリアルに推理しながら読みたい自分としては、SFに近い設定が盛り込まれた時点で結構萎えに感じてしまった。しかし、同時に本格派の

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    2024年11月27日
  • 私はチクワに殺されます

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    思ったより楽しかった。ちくわに何詰めたら美味しいかのとこなんてもう、意味わからんのにおもしろかった。
    3章半ばくらいまでは、楽しかったんだけど、、、
    ラストがな〜。
    現実オチが良かったな〜。
    ファンタジーオチだったのがなぁ〜。

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    2025年12月20日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    まずは、登場人物の名前が的確過ぎる。
    名前が的確すぎる故に、名前を伏せられていた人物までいたほど。
    基本はコメディだけど、しっかり推理もあって、あっという間に読み終えてました。

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    2025年12月19日