五条紀夫のレビュー一覧

  • 私はチクワに殺されます

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    チクワの穴を通して人を見ると、その人の死に様が見える。それに気づいたトラック運転手は全財産でチクワを買い占めるが、その矢先夫婦で心中してしまった。
    突飛なのに妙に現実的な推理、結末が面白い。
    チクワ買ったら覗きそうで怖い。

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    2026年04月17日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    王道の殺人犯を探すのではなく"蘇生犯"を探すという全く新しいストーリー!とにかく斬新さで溢れていて、物語を読んでいるごとに『ミステリーにはまだこんな幅があるのか!』と驚きすら感じさせてくれる一冊でした。なによりラストが、、、

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    2026年04月11日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて読む人多いですよね
    私もです笑

    裏切らない面白さ
    ホラーサスペンスですかね?
    最後までお〜、え?の繰り返し
    とにかく面白かったです。

    けけけけけけけ
    不気味で怖かった。

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    2026年03月05日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    主人公は幼なじみ達と協力して、地元の町を支配する、寺の住職兼悪辣非道な町内会長を殺害する。
    だがしかし、翌日になると確かに殺したはずの町内会長が生きていた。いったいなぜ、誰が、どうやって蘇生させたのかを探りながら、どうにかして町内会長を殺せないかと画策していくという内容の特殊なミステリー。

    『殺人事件に巻き込まれて走ってる場合ではないメロス』『イデアの再臨』のような笑える場面はなく、全編大真面目である。
    蘇生犯の正体はなんとなく想像がついたが、それでもなぜ町内会長を生き返らせたのか、とか、そもそもの蘇生犯の目的、というのが中々に狂っていて良かった。
    中盤以降の、蘇生の仕組みを利用した蘇生の応酬は読んでいて楽しかった。
    ラストも、キレイに畳まれて終わっており、ハッピーエンドというより、あるべきものがあるべきものに戻ったというような、トゥルーエンドのような終わり方で良し。

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    2026年03月03日
  • 流血マルチバース

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    面白かった。好きな順番で読んで良いと冒頭に書かれていたがそのままの順番で読んだ。「あれ?Aの世界はどうだったっけ?」「Bのあれは他の世界でどうなったんだ?」と整理しながら読むのが楽しい。ノベルゲームに馴染みがある人は特に楽しめると思う。

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    2026年02月07日
  • 流血マルチバース

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。ルート別でAルートから順番に読み進めたが、それでも少し難関。

    あの状況で瞬時に色々把握し行動出来る紗枝、凄すぎないか。好きだわ、紗枝。

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    2026年01月14日
  • 流血マルチバース

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    多元宇宙や並行世界を扱った小説は数多くあるけれど、それらとは一味どころか全然違う。
    期待は大きい作家さんだけれど、余裕でその期待を裏切ってくれるのはさすが。やっぱり面白い。
    まえがきだけで完全に心を奪われてラストまでイッキ読みでした。

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    2025年12月25日
  • 流血マルチバース

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    旧日本軍の財宝を探すべく孤島を訪れた一行。到着直後、次々と殺人事件が…ここからはゲームブックの要素で3つのお楽しみが。ヒントを素に話の筋はボンヤリと思い浮かぶけど、脳ミソへの刺激はハンパなかった。今回も著者に盛大に弄ばれてしまった。

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    2025年12月23日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    殺されたはずなのに、記憶を無くした状態で生き返る。
    誰が?何のために??
    特殊設定ミステリーとして面白かった。

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    2025年12月06日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    これは面白すぎた!
    殺したはずのジジイが誰かに蘇生された!ってあらすじだけでも面白いし、殺人犯VS蘇生犯ってのがまた面白い。
    1、2を争うくらい好きな小説。

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    2025年11月10日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    設定の勝利。特殊設定でのミステリということで西澤保彦さんとか山口雅也『生ける屍の死』を連想した。通常とは逆の「犯人」を追う点が、本人たちが本気であるがゆえに外で見ている分には滑稽で面白い。ロジック、意外な犯人、それしかないと思われる結末とどれをとっても満足でした。他の作品も読んでみたい。

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    2025年11月07日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    この方の本はいつもテーマが面白くて、予想もつかない突飛な展開があったりするので、いつもワクワクします。笑

    少し切なく感じる場面もありつつも、今回も楽しく読めました〜!

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    2025年09月25日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    走れメロスをより親しむ手段として読むと面白い。単純な男は考察も単純だから、読んでるこっちは「なわけあるか」と突っ込んでると聴衆も「なわけあるか」って言ってくれる感じ。楽しい。

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    2026年10月10日
  • 人喰いパンダ殺人事件(新潮文庫nex)

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    世界観が独特過ぎるし、どんでん返しもあって、なのに「そりゃないよー」ってならずに妙に納得感あって面白かった。確かにヒントいっぱいあったし、そういう意味ではちゃんとフェアに騙された感じ。
    結末はちょっと切ないし被害者の状況は残酷で結構グロいのに、全然重い話に感じられないのが逆にすごい。すぐに読み切れる長さもちょうどよく、気軽に楽しめたのがまたいい。

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    2026年10月05日
  • 人喰いパンダ殺人事件(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    独特の世界観を持つ五条先生の新刊!
    空気の読めない主人公ヒロくんと別れ話がしたいミイちゃん。
    料理の表現が美味しそう。ソーセージもレモンババロアも私も食べたい。ヒロくんは少しうるさい。
    殺され方は残酷なんだけれど、文章で読む分には読めてしまう死体の描写。誰が犯人だ?
    人喰いパンダが街中に出ても誰も驚かないむしろ慣れているところから始まり、少しセオリーから外れるところも大好き。
    224ページからの真相破裂のヒロくんのターンのセリフにそういうことか…と、どんでん返しが気持ちいい。
    「僕が自衛隊に銃で狙われることなんてあり得ません」
    でようやく理解。
    確かにビニール手袋を破ったり、店内いるのに狙撃されてたり、パンダの写真を飾ってたり、ヒントは結構あった。終わり方が少し切ないけど、全体的にさくさく読みやすい文章で読書が楽しくなる1冊でした。

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    2026年10月05日
  • 人喰いパンダ殺人事件(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    今回も思わぬ角度のどんでん返しで楽しく拝読できました。

    これって前提条件があるから惑わされた。

    ネタバレありありで書くんだけども、パンダも人間と同じように社会に溶け込んで生活してるってことなのかな?

    初期ドラゴンボールの世界観みたいに、動物としてのパンダではなく、言葉を話し、普通の人間と同じように生活してるってことなんだろうねきっと。

    途中で差し込まれる、パンダの話はどう繋がるんだろうと思ったけど、最後に世界観を一変させる爆弾として機能するとは。

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    2026年09月27日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    走れメロスを素材にしたパロディミステリー。
    ミステリーの主人公であるメロスは、体の半分が正義で作られ、もう半分はフィジカルで構成されているという、マッチョ馬鹿がてんやわんやする冒険譚が楽しかった。

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    2026年09月25日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    「走れメロス」を題材にしたパロディもの。
    走れメロスをあらすじ程度にしか知らない私ですが、適度なミステリーと気持ちのよいラスト、それと多くの人が知っているメロスを使っていることから、とても読みやすかったです。
    登場人物の名前も分かりやすくて良かった笑

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    2026年09月23日
  • 教科書には、載せられない!? 君に綴る5つのパロディ

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    ネタバレ

    有名な作品のパロディ5編。五条紀夫さんのが気になって買ってみたけど他の作品も想像以上に面白かった。

    まず五条さんのごんぎつねのパロディ。ごんか人間に化けて兵十とともに謎を解いていくミステリーになっている。展開としてはまあまあな感じだったけどこれをごんぎつねに落とし込んでいるのがすごいと思った。有名なあのセリフもしっかり回収されていて気持ちいい。

    他の作品で好きだったのは、あをにまるさんの「髭」と斜線堂有紀さんの「偽史・山月記殺人事件」の二編。
    「髭」は、どんどん髭が伸びてしまうコンプレックスを抱える教師が、祈りを捧げることで翌日から髭が生えなくなる。それに喜ぶ主人公だが、インパクトのあるツッコミどころがなくなったことで、今まで隠れていた自分の欠点があらわになってしまう。コンプレックスとアイデンティティは裏表のような存在なのかもしれない。
    「偽史・山月記殺人事件」では、虎となった李徴が有名な詩人を殺して詩を奪うことで、詩人としての名を馳せていく。その裏では李徴に助言をしていた袁傪は自身の出世のために都合の悪い人間を消す計画を進めていた。ところどころで袁傪の裏切りを匂わすようなヒントが散りばめられていて、不穏な空気を感じながら読み進めていくことになる。その空気感とストーリーが面白かった。

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    2026年09月23日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    まーた面白い設定考えたなあ。
    被害者入れ替わり系とかじゃなくて本当に『死人を生き返らせる秘術』が登場するとは。
    このままドタバタ劇に終始するかと思いきや、不意にシリアスモードに入るから驚く。
    正直そんな気はしていたけど、いざ真相を明かされるとやっぱりぞわぞわした。
    でもあのラストは結構好き。

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    2026年09月22日