五条紀夫のレビュー一覧
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とんでもないミステリーを読んでしまった。
舞台は館、無人島、周りは海、クローズドサークル、閉じ込められた6人、でもまさかの全員殺された記憶が…、そうここは天国!!
…ということで、天国に閉じ込められたクローズドサークルミステリー。生きてるうちにこんなとんでもない設定のミステリーが読めるとは思っていませんでした。
現世の館で殺された6人が、天国の館で共同生活をしながら、犯人を見つけ成仏を目指すストーリー。
天国なんだから何でもアリじゃん!!…と思うかもしれないけど、そこはきちんと整合性が取れていて。出来ること=謎解きの糸口。突拍子もないようにみせかけて、どれも伏線になっている。しかも全員 -
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もうタイトルが最高!『死者蘇生事件』なんて、聞いただけでドキドキする。帯には『せっかく殺したクソジジイを生き返らせたのは誰だ!? 』なんて書いてあって、どんな話なのかワクワクしながら読んだ。
五条さんは特殊設定の作り方が上手いけれど、今回も抜群だった!!タイトル負けしない読み応えのあるミステリー。
あらすじ
主人公は、健康(たけやす)。幼なじみの昇太、由佳里と、若者3人で町内会長・長谷部権造殺すシーンから始まる。権造は、閉鎖的で、ほぼ村ともいえる信津町で町内会長を務めている。職業は住職だが、欲にまみれ、暴言も吐きまくり、絵に描いたようなクソジジイだ。三人はある日、権造を酔っ払わせた後「さあ -
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「走れメロス」を読み直してから読むのをオススメします。メロスのあらすじや言い回しを使ったコメディ仕立てのミステリです。しかも、あの忙しい日程のなかで、5回も事件起こって推理します。絶対間に合わないって!メロスは単純なやつで、読んでいて暑苦しいです(そのうち慣れます)。登場人物の名前も一見カタカナで覚えにくそうでいながら、めちゃくちゃわかりやすいです。とにかく、あちこちに色んな笑いが潜んでいます。そのくせ、ミステリも(一応)しっかりしています。パロディの謎とき定型文もあるし。
国語で「走れメロス」でてくる教科書使ってる中学校は是非配架してほしい本。
走れメロスが読めるようになってからが良いです。 -
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カロリーの高い大長編を読んだ後なので短めの本を読もうと思い、タイトル買いして積んでいた本書を読破。
同作家さんのメロスの本を先に読んでいたのもあり、タイトルからギャグ系かと思っていたら最初から最後まで重苦しくてびっくり。
主人公(?)が煽り体質なのかセリフがいちいち人の神経を逆撫でしてくるので因果応報かも…となるけど黒幕のやってることがかなり悪質でゾッとした。自供を聞いても(読んでも)そこまで歪むの?という疑問はありつつデスノートならぬデスチクワという発想が面白かった。
いやしかし、何故ちくわなのかは理由付けされているけども、作家さんはちくわに対して何か恨みがあるのだろうか?
ところで、今日 -
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ネタバレおバカな文だと思っていたら、結構面白かった。途中、良いトリックだなと思う事件があっただけに、最後のトリックがしょうもなくて残念だった。おバカなトリックで面白くはあった。
ちょっとしたどんでん返しも、読み返してみるとめっちゃ伏線が張ってあって面白かった。めっちゃにやにやした。
作者が読者に語りかける系の作品は小学生以来で、あのときのワクワク感を思い出させてくれた。
また、走れメロスを中学生ぶりくらいに読んだが、文のリズムが良く、音読したくなる作品だと思った。走れメロスの良さを再認識し、主人公であるメロスの性格のおかしさを新たに発見させられた作品だった。