五条紀夫のレビュー一覧

  • 流血マルチバース

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    多元宇宙や並行世界を扱った小説は数多くあるけれど、それらとは一味どころか全然違う。
    期待は大きい作家さんだけれど、余裕でその期待を裏切ってくれるのはさすが。やっぱり面白い。
    まえがきだけで完全に心を奪われてラストまでイッキ読みでした。

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    2025年12月25日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    太宰治『走れメロス』を本筋に、メロスが事あるごとに殺人事件に巻き込まれては拳と推理で切り抜けるコメディミステリー。

    想像以上にちゃんと本格ミステリーしてました!
    個人的には東川篤哉、滝田務雄以来のコメディっぷり。

    密室トリック、叙述トリックなどなど本ミス基本の基を短篇事につめこみ、最終話では挑戦状にどんでん返しまで用意して。気持ちいくらいにミステリーを楽しんでいる小説でした。
    最終話なんかとくにですね、そんなわけあるかいと思って読み返したらちゃんと書いてるんですよ。流し読みしたら損かと思います。

    世界観は時代に即しつつ会話は現代よりなので、YAとしても秀逸かと。普段本を読まない、けれどメ

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    2025年12月23日
  • 流血マルチバース

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    旧日本軍の財宝を探すべく孤島を訪れた一行。到着直後、次々と殺人事件が…ここからはゲームブックの要素で3つのお楽しみが。ヒントを素に話の筋はボンヤリと思い浮かぶけど、脳ミソへの刺激はハンパなかった。今回も著者に盛大に弄ばれてしまった。

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    2025年12月23日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    ネタバレ

    言葉のチョイスひとつひとつが面白かったです。セリヌンティウスの弟子とメロスの会話で、弟子がもごもごしてる時に、メロスが「もう、匂わせは、いらぬ!」ってバッサリ言うのが特に面白かったです
    時々、作者の方がひょっこり出てくるのも新鮮でした。
    最後のイマジンティウスのおち、びっくりしました!
    私は叙述トリックに騙されていたのである━━━

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    2025年12月21日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    メロスの半分は正義、もう半分はフィジカル。

    まさにこの通りで、悪いことが許せない心優しいメロスと、最終的に筋肉で何でも解決しようとしてしまうメロスのギャップが最高でした。

    古代ギリシアならではのエピソードもユニークで、他では味わえない読書体験ができる一冊です。
    名前の 〜ス というのほ、男性を表す言葉と聞いて、名前も覚えやすくなりました。

    みくのしんさんの「本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む」のあとに、本作を読むとより楽しめると思いました。

    誰にでもオススメできる一冊、みんなで笑いながら読みましょう。

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    2025年12月16日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    殺されたはずなのに、記憶を無くした状態で生き返る。
    誰が?何のために??
    特殊設定ミステリーとして面白かった。

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    2025年12月06日
  • 私はチクワに殺されます

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    安部公房+太宰治のような物語と筆致に引き込まれていると、一転、いや二転。救いのない、ただただ悲しいお話でした。

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    2025年11月30日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    「走れメロス」のミステリー仕立てオマージュ。

    第一章から引用
    ”メロスにとって力とは、十里の路を走り抜く脚力と、敵対者を屈させる腕力。つまり、フィジカル。フィジカルである。”
    この一文を読んだ時、この本のことを理解した。原作からの引用部分と、そこからのちょっとのズレが絶妙で、読みながら爆笑した。メロスの正義感と、見え隠れする暴力性、行き当たりばったりな部分が存分に誇張されていて、(そんなわけあるか!)とツッコミながらも、(でもメロスだし...)と思ってしまう。

    この作品を読む前に、YouTubeでピース又吉さんが「走れメロス」を語る動画と、原作の「走れメロス」でおさらいした。そのおかげて数

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    2025年11月27日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    こんなミステリーがあるのか!というのが読み始めた第一声。読み進めるたびに吹き出して笑ってしまう作品。

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    2025年11月18日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    めっちゃ面白い。メロスの二次は数あれど、メロスに推理させる発想はなかったな。そりゃあなかなか辿りつかない訳ですよ。メロスの人間みが増してるのも良い。古代ギリシア舞台のミステリになってるのも味。

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    2025年11月15日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    これは面白すぎた!
    殺したはずのジジイが誰かに蘇生された!ってあらすじだけでも面白いし、殺人犯VS蘇生犯ってのがまた面白い。
    1、2を争うくらい好きな小説。

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    2025年11月10日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    名探偵コナンの世界観で考えてもらうと、毛利小五郎が屈強な肉体を手に入れて殺人事件を解決している。
    上記を前提にするととても読みやすくなると思います。

    文字での表現よりも映像化されるとさらに面白くなりそうな作品。

    ムロツヨシと佐藤二朗さん出演で映像化されてたら観に行きます。

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    2025年11月09日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    めちゃくちゃ笑えるユーモアミステリーでした。紀元前5〜600年前後なのに、見張り番のシフト表とか出てきたり、現代のものがちょいちょい出てきて笑えました。

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    2025年11月09日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    設定の勝利。特殊設定でのミステリということで西澤保彦さんとか山口雅也『生ける屍の死』を連想した。通常とは逆の「犯人」を追う点が、本人たちが本気であるがゆえに外で見ている分には滑稽で面白い。ロジック、意外な犯人、それしかないと思われる結末とどれをとっても満足でした。他の作品も読んでみたい。

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    2025年11月07日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    この方の本はいつもテーマが面白くて、予想もつかない突飛な展開があったりするので、いつもワクワクします。笑

    少し切なく感じる場面もありつつも、今回も楽しく読めました〜!

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    2025年09月25日
  • 私はチクワに殺されます

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    めっちゃ面白かったんだけど!!w
    まず発想が素晴らしい
    チクワを覗くと人を呪い殺せるなんて、私だったら一生かかっても絶対に思いつけない
    そしてチクワに翻弄される人々の滑稽で恐ろしいことよ
    めっちゃ惹き込まれたしラストの想像もつかなかった

    大真面目にチクワについて語り続ける姿があまりにも悲壮感漂っていて滑稽で面白くて笑ってしまう
    精神科の病気を発症したのか本当に呪いが生まれているのか、どっちが真実なのかわからなくなる

    物語が途中で二転三転して、飽きることなく失速することもなく最後まで駆け抜けたパワー溢れる作品だった
    機会があれば著者の他の作品も読みたいと思った

    読んでるとチクワを食べたくな

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    2025年09月18日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった
    ずーっと結末を考えながら読んでたけど、想像を裏切られる終わり方でとてもよかった

    なにせチクワなので真面目に読むのがバカらしくなるというか、冗談みたいな話だなーと初めは思った

    この話はコメディなのか??ミステリー??それとも精神を病んだ人のドキュメンタリー??はたまたホラー??、てな具合で全く結末が読めなかった

    最終的にはめちゃおもろミステリーで、読んでて楽しかったしこの結末は読めなかった

    個人的に好きな場面は、チクワに色んな食材を詰めて穴を塞ぐところ
    真面目に研究してて笑っちゃった

    実写化しても面白そうかも
    今後ちょっとチクワを覗くの躊躇しそう

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    2025年08月24日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     『私はチクワに殺されます』で五条紀夫さんを知り、これまで読んできた作家さんの誰とも違う発想や作風に惹かれ、今回が早3冊目。

     「全員、もう死んでいる」という特殊設定も、「天国かと思いきやどうやら違うようだ」という世界観も、読み進めているうちにすんなり受け入れられる。それはきっと、突飛なようで緻密に練り上げられているからで、矛盾や無理のないストーリーになっていると感じた。

     二転三転してたどり着いた真相も、理想郷という世界観が生かされたもので、とても納得できた。

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    2025年08月17日
  • 私はチクワに殺されます

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    チークーワー!
    前代未聞のチクワサスペンスってなに!?と思い購入。想像以上にチクワだらけでした…
    チクワの穴を通して人を見るとその人の死に様が見え、数分後にその通りに死んでしまう、というストーリー。読後、しばらくチクワを視界に入れるのも躊躇いました…

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    2025年07月20日
  • 私はチクワに殺されます

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    目がまわるようだ。

    R7,7/10TBSラジオ中瀬ゆかりのブックソムリエで作者の新作をおすすめしてたので、過去作を。他も読んでみたい。

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    2025年07月10日