五条紀夫のレビュー一覧

  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    登場人物の名前ずるい
    こんなん笑うわ
    名前がカタカナだと覚えられなくて苦手なんだけど
    これは違った。面白い。

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    2026年01月26日
  • 私はチクワに殺されます

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     なんだろう。この本の不思議さは。チクワで、サスペンスを作り上げるとは。チクワから立ち昇る妄想と狂気が、実に心地よい。とりわけ、ちくわ愛好者にとって、頼もしい物語だ。チクワで人を殺すことができるなら、ミサイルも原子爆弾もいらないのだ。トランプにチクワを贈りたい。

     東京都練馬区郊外の借家で、50代の貧しい男の首吊り死体と滅多刺しされたその男の妻の死体があり、その男の娘が発見して、通報された。そこには、おびたたしいチクワがあり、男の手記があった。

     その手記は、「私はチクワに殺されます」という書き出しだった。その手記が、実に巧妙だ。奇妙だ。とにかく、トラック運転手だった男が、チクワによって狂

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    2026年01月21日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    【三行感想】
    森見登美彦的なノリのテンポのよい物語。
    サスペンスとは思えない、ライトな気分で読み進められる。
    この作者だからこその“独特なメロス”が良い!

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    2026年01月20日
  • 私はチクワに殺されます

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    【三行感想】
    ・読み進めるほどに、ちくわの怖さが増していく。
    ・読んでいる最中にちくわを覗きたくなる衝動に駆られる。
    ・ち!く!わ!

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    2026年01月20日
  • 流血マルチバース

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。ルート別でAルートから順番に読み進めたが、それでも少し難関。

    あの状況で瞬時に色々把握し行動出来る紗枝、凄すぎないか。好きだわ、紗枝。

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    2026年01月14日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    タイトル出落ちでもう勝ちなのに、謎解き要素もあって、純粋に読み物として楽しい二次創作感あるw
    展開のテンポが良く、思わず吹き出す場面も多々。
    軽やかだけど言葉の処理は雑じゃない、このバランスが心地いい一冊。

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    2026年01月04日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    ネタバレ

    原作のアレンジもあり、個人的にはかなり好きだった。3章とかむちゃくちゃすぎてツボ 笑
    登場人物の名前から、人間失格ならぬ…と命名されているところ、走れメロスの有名なセリフはそのまま残したまま、そこにいろんな要素が付けられていて、楽しめた。また、ほどよいふざけ具合がユーモアあふれていてよかった。
    原作を読んだことがある人なら、読みやすさもあるだろうし、おすすめしたい1冊。

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    2026年01月01日
  • 流血マルチバース

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    多元宇宙や並行世界を扱った小説は数多くあるけれど、それらとは一味どころか全然違う。
    期待は大きい作家さんだけれど、余裕でその期待を裏切ってくれるのはさすが。やっぱり面白い。
    まえがきだけで完全に心を奪われてラストまでイッキ読みでした。

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    2025年12月25日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    太宰治『走れメロス』を本筋に、メロスが事あるごとに殺人事件に巻き込まれては拳と推理で切り抜けるコメディミステリー。

    想像以上にちゃんと本格ミステリーしてました!
    個人的には東川篤哉、滝田務雄以来のコメディっぷり。

    密室トリック、叙述トリックなどなど本ミス基本の基を短篇事につめこみ、最終話では挑戦状にどんでん返しまで用意して。気持ちいくらいにミステリーを楽しんでいる小説でした。
    最終話なんかとくにですね、そんなわけあるかいと思って読み返したらちゃんと書いてるんですよ。流し読みしたら損かと思います。

    世界観は時代に即しつつ会話は現代よりなので、YAとしても秀逸かと。普段本を読まない、けれどメ

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    2025年12月23日
  • 流血マルチバース

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    旧日本軍の財宝を探すべく孤島を訪れた一行。到着直後、次々と殺人事件が…ここからはゲームブックの要素で3つのお楽しみが。ヒントを素に話の筋はボンヤリと思い浮かぶけど、脳ミソへの刺激はハンパなかった。今回も著者に盛大に弄ばれてしまった。

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    2025年12月23日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    殺されたはずなのに、記憶を無くした状態で生き返る。
    誰が?何のために??
    特殊設定ミステリーとして面白かった。

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    2025年12月06日
  • 私はチクワに殺されます

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    安部公房+太宰治のような物語と筆致に引き込まれていると、一転、いや二転。救いのない、ただただ悲しいお話でした。

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    2025年11月30日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    これは面白すぎた!
    殺したはずのジジイが誰かに蘇生された!ってあらすじだけでも面白いし、殺人犯VS蘇生犯ってのがまた面白い。
    1、2を争うくらい好きな小説。

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    2025年11月10日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    設定の勝利。特殊設定でのミステリということで西澤保彦さんとか山口雅也『生ける屍の死』を連想した。通常とは逆の「犯人」を追う点が、本人たちが本気であるがゆえに外で見ている分には滑稽で面白い。ロジック、意外な犯人、それしかないと思われる結末とどれをとっても満足でした。他の作品も読んでみたい。

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    2025年11月07日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    この方の本はいつもテーマが面白くて、予想もつかない突飛な展開があったりするので、いつもワクワクします。笑

    少し切なく感じる場面もありつつも、今回も楽しく読めました〜!

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    2025年09月25日
  • 私はチクワに殺されます

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    めっちゃ面白かったんだけど!!w
    まず発想が素晴らしい
    チクワを覗くと人を呪い殺せるなんて、私だったら一生かかっても絶対に思いつけない
    そしてチクワに翻弄される人々の滑稽で恐ろしいことよ
    めっちゃ惹き込まれたしラストの想像もつかなかった

    大真面目にチクワについて語り続ける姿があまりにも悲壮感漂っていて滑稽で面白くて笑ってしまう
    精神科の病気を発症したのか本当に呪いが生まれているのか、どっちが真実なのかわからなくなる

    物語が途中で二転三転して、飽きることなく失速することもなく最後まで駆け抜けたパワー溢れる作品だった
    機会があれば著者の他の作品も読みたいと思った

    読んでるとチクワを食べたくな

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    2025年09月18日
  • 私はチクワに殺されます

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった
    ずーっと結末を考えながら読んでたけど、想像を裏切られる終わり方でとてもよかった

    なにせチクワなので真面目に読むのがバカらしくなるというか、冗談みたいな話だなーと初めは思った

    この話はコメディなのか??ミステリー??それとも精神を病んだ人のドキュメンタリー??はたまたホラー??、てな具合で全く結末が読めなかった

    最終的にはめちゃおもろミステリーで、読んでて楽しかったしこの結末は読めなかった

    個人的に好きな場面は、チクワに色んな食材を詰めて穴を塞ぐところ
    真面目に研究してて笑っちゃった

    実写化しても面白そうかも
    今後ちょっとチクワを覗くの躊躇しそう

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    2025年08月24日
  • クローズドサスペンスヘブン(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     『私はチクワに殺されます』で五条紀夫さんを知り、これまで読んできた作家さんの誰とも違う発想や作風に惹かれ、今回が早3冊目。

     「全員、もう死んでいる」という特殊設定も、「天国かと思いきやどうやら違うようだ」という世界観も、読み進めているうちにすんなり受け入れられる。それはきっと、突飛なようで緻密に練り上げられているからで、矛盾や無理のないストーリーになっていると感じた。

     二転三転してたどり着いた真相も、理想郷という世界観が生かされたもので、とても納得できた。

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    2025年08月17日
  • 私はチクワに殺されます

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    チークーワー!
    前代未聞のチクワサスペンスってなに!?と思い購入。想像以上にチクワだらけでした…
    チクワの穴を通して人を見るとその人の死に様が見え、数分後にその通りに死んでしまう、というストーリー。読後、しばらくチクワを視界に入れるのも躊躇いました…

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    2025年07月20日
  • 町内会死者蘇生事件(新潮文庫nex)

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    死者蘇生の秘術は、人の命を生贄にしなければならない。主人公が殺人を実行するが、誰かが生き返らせてしまう。
    殺人犯が蘇生犯を探し出す死者蘇生ミステリ。

    なんだ?この設定は?
    死者蘇生なんて遊戯王のカードでしか聞いた事ないよ(笑)

    この物語設定のインパクトに頼って、内容が薄いのかなと懸念していたけど、ストーリーも緻密で
    人が何回も◯ぬので少し混乱しそうになったが、展開も素晴らしく、結末も二転三転あり、こちらの感情がブンブン振り回されて最高の読書体験でした。

    この著者の他の本も読んでみようと思う。


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    2025年07月10日