小梅けいとのレビュー一覧

  • 戦争は女の顔をしていない 1

    購入済み

    空を指す手

     勇敢な女たちの従軍体験記を漫画で読み易くした本と朝日新聞で見て、読んでみました。読者は絵があるので視覚的に理解でき、スラスラと読めました。しかし、作者の苦労たるや、服装にしろ、戦車や銃器などの背景にしろ、目で理解してしまうので、適当に書くことができず、きちんと考証して書いているとのコラムでしたが、本当にその通りだと思いました。
     性差による決めつけは個人的に大嫌いですが、当時も現代の私たちと同じような考えを持って戦場に飛び込んだ女性たちがいたことは驚きでした。
     男性と同じようにと言いながら、最後の最後で女であることを武器に窮地を乗り越えたのも、生死の瀬戸際では仕方ないのかもしれません。
     

    0
    2020年03月12日
  • 狼と香辛料(16)

    Posted by ブクログ

    原作ラノベの1巻刊行から12年、コミカライズ自体の1巻刊行から10年かけての大団円。

    この巻の読みどころは、得がたく失うことができないもの…伴侶を得たロレンスが、野心や理想や冒険に背を向け、手にしたものを守ろうとする葛藤と、ロレンスを失いたくないホロの、彼を危険から遠ざけようとしつつ結局は厄介ごとに首を突っ込みたがる彼を応援してしまう葛藤―安定した職について家庭を守って欲しいのにリスクを取って起業しようとする夫と、最終的にそれを応援してしまう妻、というなんだかよくありそうな構図です。

    象徴的にその構図が描かれるのはホロの演説シーン。わざわざ厄介ごとに首を突っ込んだロレンスの背中を苦笑いして

    1
    2018年05月04日
  • 狼と香辛料(7)

    ネタバレ 購入済み

    びっくりした

    ノーラ編からいきなりで前巻比べちゃったくらいに話が飛んでグングン進んでる!

    0
    2016年03月30日
  • 狼と香辛料(12)

    Posted by ブクログ

    原作14巻のエピソード。

    原作は最後の山場に向けて小休止みたいな巻なので、原作1冊にコミックス1冊しか使っていない構成ですがあまり不満はありません。ただし、原作ラスト近くに結構重要なシーンがあるのですが、ここは婉曲にではなく、きちんとビジュアルをつけてもらいたかったです。コミックならではの見せ場になったんじゃないかと思うんですけれど。

    あ、コミックならではと言えば、湯浴みシーンは充実してサービス満点。さらに、掲載誌の関係からか、パワーダウンしていたホロのディテールについても、久しぶりに「あとがき」でしっかりフォローされていますよ。

    さて、コル坊ともお別れをして、原作はラスト2冊+エピロー

    0
    2018年01月06日
  • 艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編2

    Posted by ブクログ

    隔週刊アンソロジー。

    一枚絵の表紙が美しい佐世保編。今回のオススメは凹んだ那珂ちゃん。あとはカーニバルと言わない摩耶か。

    0
    2014年01月25日
  • 狼と香辛料(8)

    Posted by ブクログ

    相変わらずの高クオリティー。
    ストーリーに関しては大分割愛というか省略されている。
    小説4巻のエルサ編が終わったあとは急転直下で6巻へ飛ぶ。
    5巻のレノスの毛皮取引騒動は数コマで片付けられている。(アニメで放映されていた部分だからだろうか)
    ただ、うまくストーリーを改変しているので、進行は破たんしていない。
    アニメでは観られなかった、レノス以降のストーリーをビジュアルで見ることができるのは非常にありがたい。

    0
    2013年04月13日
  • 狼と香辛料(8)

    Posted by ブクログ

    あれ、コルってもう出てきたっけ。本格的にロレンスとホロが夫婦みたいになってきた。表現がストレートでいいね。

    0
    2012年10月30日
  • 狼と香辛料(7)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    しばらく買ってなくって一気買い!

    やっぱりホロかわいいよ!d(≧▽≦*d)
    アニメがまた見たくなった!小清水ー!!!

    0
    2012年04月13日
  • 狼と香辛料(7)

    Posted by ブクログ

    このテレオでの話は、実はあまり好きではない。もともと狼と香辛料は、商人であるロレンスが商人のやり方で切り抜けていくところに爽快感・興奮があった。ところがこのテレオ村ではファンタジックで強引なやり方になってしまっていたからだ。そのテレオ村の前半が収録されたのがこのコミカライズ版7巻だ。
    しかし読んでみるといきなり原作とは違う描き方で驚きだ。端折りながら描いているにも関わらず、その端折りをコミカライズならではの演出にしてしまっている。原作を読んでいたからこそ二倍楽しめる構成だった。
    小梅先生素晴らしい。

    0
    2012年03月13日
  • 狼と香辛料(7)

    Posted by ブクログ

    相変わらず素晴らしい作品。
    小説3巻のアマーティ編が飛ばされたのがちと残念ではあるが、全巻分描いたら膨大な量になってしまうから省いたのかな。
    とにかく、エルザ編はアニメになっていない部分。ここをしっかりと描き出しているのは誠に感激。話も冗長になっておらず、要点を絞ってかなりコンパクトにまとめてある。この分だとエルザ編は2巻分か。

    ぜひともこの高クオリティーで狼と更新料の最後まで描き出して欲しいです。

    0
    2012年03月12日
  • 狼と香辛料(7)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    原作者が思わず「ズルイッ!」ってつぶやいてしまう程秀逸な再構成がキモ。
    原作でも重要なストーリーを漫画らしくスピーディーに読ませるプロの技を堪能できる逸品。
    ホロの胸が大き過ぎるトコ以外は完璧。

    0
    2012年02月29日
  • 狼と香辛料(6)

    Posted by ブクログ

    原作2巻、ホロが森の狼を引き受けに行くところからラストまでに加え、最後に原作7巻の「狼と琥珀色の憂鬱」のエピソードが2話分使って掲載されている。

    原作に忠実なストーリーで相変わらず安心して読めるうえ、描き慣れたためか、ホロがこれまでの巻以上に可愛い。

    電撃「マ)王で2011年8月から新章の連載が始まっているそうなので、もうしばらくは読むことができそうだが、原作ノベルが完結してしまっているうえ刊行ペースが4年でコミックス6冊と遅いので、到底原作ラストまでは連載が続かないと思われるのが残念。

    0
    2017年10月04日
  • 狼と香辛料(6)

    Posted by ブクログ

    莫大な借金を返済すべく金の密輸に挑んだ話もクライマックス。
    原作2巻までを無事に消化。

    相変わらずホロがカワイイ、いやいやノーラも負けず劣らず。
    ここでノーラが退場というのが大変残念ですが仕方ない。

    おまけの短編、狼と琥珀色の憂鬱も良いです。
    本編とは作画のタッチを少し変えてホロが一層可愛くなってます。

    狼と琥珀色の憂鬱と言えばドラマCD版もなかなか面白いので是非。

    0
    2011年04月06日
  • 狼と香辛料(6)

    Posted by ブクログ

     相変わらずのハイクオリティでストーリーのほうも大きな区切りがついて大満足の第6巻でした。巻末の短編ですが、ホロが体調崩す話は記憶にありますが、帯にもホロ視点と書いてあるので原作から再構成した作品ということでしょうか。すごく自然で、ホロの魅力がたっぷり出てました。
     それにしてもまだ原作2巻ですか・・・。全巻コミカライズすれば全48巻? 原作本編は終了しましたが、この調子ならまだまだコミックは続きそうです。 

    0
    2011年04月02日
  • 狼と香辛料(5)

    Posted by ブクログ

    この漫画の描き込み凄く好きです。原作は読んでないけどアニメは観たので内容は把握してましたが、それでも読ませるその画力に惚れ惚れです。

    0
    2012年07月23日
  • 狼と香辛料(2)

    Posted by ブクログ

    人気ライトノベルのコミック化の2冊目。
    1巻ではとらえどころのなかったヒロインが、ようやく動く方向性が見えてきて安心できた気がする。
    内容は中々専門性があり興味深く、この方向性で完結してくれることを願う。

    0
    2009年10月07日
  • くじびきアンバランス(2)

    Posted by ブクログ

    1巻に引き続き、小梅先生グッジョブ!もう本当に小梅先生の絵はかわいらしい。そしてエロイ(笑)。「げんしけん」のオマケマンガも最高!

    0
    2009年10月07日
  • 戦争は女の顔をしていない 1

    Posted by ブクログ

    これはある意味で暴挙だ…。この原作をコミカライズしようと思った人たちがいることにまず驚く。原作はノーベル文学賞を受賞した旧ソ連のジャーナリストの同名ノンフィクション。
    綴られているのは著者が多年に渡り収集した、第2次大戦の独ソ戦を戦った女性たちの生の証言。看護兵·狙撃兵·歩兵·斥候·兵站·司厨·パルチザン…。彼女たちは戦場で何を見たのか。何と戦い何を思い、死んでいったのか。その壮絶な真実の体験には、ただ呆然とするしかない。
    「戦争は女の顔をしていない」原作:スヴェトラーナ·アレクシエーヴィッチ/画:小梅ケイト
    #読書好きな人と繋がりたい

    0
    2025年06月15日
  • 狼と香辛料(2)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1、2巻読んだ。 ホロがシンプルに可愛すぎる。 キャラも可愛いけど、加えて個人的にケモ耳や尻尾の動きが愛らしいの好きなんだよね。 序盤から惹かれてること隠そうとしないけど付き合ってはない主人公ヒロインは、一昔前のラノベって感じで新鮮。 自分の世代のラノベって友人以上状態で推移か隠そうともせずイチャイチャ三昧が多いから絶妙な距離感見ると新鮮って感じる。

    0
    2025年03月05日
  • 戦争は女の顔をしていない 5

    Posted by ブクログ

    シリーズも5冊目。今回はなんていうか前巻よりよかった。一番インパクトがあったのはやっぱり1巻で、そのせいかしばらく慣れのようなものも感じてしまってたのだけど、今回は「女らしくありたい気持ち」の話がまとまってて、戦場にあった女性についてより意識できた。

    0
    2025年01月28日