山口揚平のレビュー一覧

  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか 最新改訂版

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    価値をお金に変える方法をとく。
    小さなビジネスで戦うには、お金を作る仕組みを作る。

    顧客: 個人、法人、お上
    価値: モノそのもの、他のモノ、共感
    資源: 自ら仕入れる、バーターで手に入れる、参加するメンバーが価値
    支払い方法: 本人から現金で、本人から別の方法で、他人から
    課金: スポット、ストック、エクイティ


    ハーバードやオックスフォードが、実は教育自体でも儲けていないってのは、面白い。
    ハーバードは、寄付金と、その運用。
    オックスフォードは、不動産。

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    2019年03月29日
  • 新しい時代のお金の教科書

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    ネタバレ

    貨幣の存在の本質について語った名著。

    メモ
    ・お金とは譲渡可能な信用。お金は稼ぐのではなく、創るもの。人間は個性と社会性の2つを分業して繁栄することを生存戦略とした生物。
    ・価値は文脈を保全するが、貨幣は文脈は引き継げない。貨幣の本質的な課題は格差ではなく、文脈の毀損なのでは。
    ・世界はネットワーク、企業、国家の3層構造。
    もはや一部国家より企業の方が経済的に大きくなっている。
    ・信用母体の変化。国家から企業や個人へ。
    ・インターネットは移動する、ブロックチェーンは世界を上書きする。時間を刻む。インターネットは空間を広げる
    ・標準化画一化習慣化のビジネスから、多様化個別化肯定化のビジネスへ

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    2018年12月25日
  • なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

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    ネタバレ

    タイトルは釣り。
    『金持ち父さん貧乏父さん』や『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』と同じ。
    ゴッホとピカソはほとんど出てこない笑

    これまでは商品と貨幣を交換することで経済が成り立っていた(貨幣経済)が、今後、信用経済の時代に変わっていく。
    これは、インターネット・SNS・AIによって、個人が自由にかつ容易に情報を発信したりコミュニティを作れるようになった影響が大きい。
    Instagram、Twitterのフォロワー数に応じて価格が決まる美容サービスや、自身の時価総額に応じて仮想通貨でシェア・トレードできるサービス(VALU)がすでに出ているが、今後さらに人の価値によって財・サービスの授受が行わ

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    2018年10月21日
  • なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

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    タイトルに惹かれて読んでみたが、内容はお金とこれからの新・資本論。2013年に出版されたようだが決して古い感じはしない。緩やかにだんだんと著者が書いているような社会に変わっていってるのかも知れないが、まだ世の中はそれでも「金融」が跋扈している。著者の言う「数融」の時代(信用=クレジット)が大事になる時代はもう少し先なのかも知れない。しかし着実に、確実に近づいては来ている。例えば企業が国家を超える時代はもうすでにGAFAで現実になった。その次は個人の「上場」への意識が変わり、お金に変わる経済からの脱却が一気に進むのか。ここの辺り読んでいてもまだ正直実感は湧かなかった。有名人やインフルエンサーなど

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    2018年09月21日
  • 新しい時代のお金の教科書

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    著者の修論を発展させた一冊とのこと。
    ただ、経済学部の院だったら正直この内容では厳しいのではなかろうかと思った。
    しかし情報学環の修士ということで納得。
    図解による大雑把な分類は多分にコンサル的でわかりやすいが、本質を切り取っているとは限らない。
    それは、既存の院であれば学術論文を書く際、一番はじめに指導されるところだが、軽やかに無視されている。
    無論、それはこの本の内容が面白くないとかいう話ではないので、自分の指摘は本質的では無いといえば無いのだが、論の進め方が仮説を立ててはそれを検証していくという学術論文の体裁とは相容れないので、論文発表の席でも教授陣と議論が噛み合わないことが多々あったん

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    2018年09月05日
  • 新しい時代のお金の教科書

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    仮想通貨は、2030年代くらいをピークにした短期的なもの。次に時間主義経済がやってくるってピンとこない。その考え方自体がよくわからないんだよね。

    Facebookの仲間分けが終わって、次はそのコミュニティを支える仕組みや規範作りっていうのは分かる。福祉、教育、通貨のインフラ整備に入る。ここで必要なのは、異なる業界を結ぶ人。

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    2018年08月13日
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか

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    ★独立するための3つのステージ
    1.潜伏時代
     自分のロールモデルとなるであろう人物にコンタクトをとり、とにかく会いに行き、丁稚奉公させてもらう。
    2.独立時代
    3.起業時代
    ★ビジネスモデルを考える
    ★リスクを回避する法人契約は必ず取る。

    など独立するための心構えが書かれてある。

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    2018年05月19日
  • 新しい時代のお金の教科書

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    将来的にはお金はなくなっていく。信用と信用でやり取りして社会が成立するようになる、だから信用を積み上げる行動が大事になる。

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    2018年04月15日
  • 新しい時代のお金の教科書

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    お金の教科書と書いてあるが
    ”教科書”といったかたさはない
    また、お金といっているが
    貨幣のことというわけでもないし
    お金持ちになる方法や、節約方法が
    書いてあるわけでもない

    国が信頼を担保していた中央集権の貨幣経済から
    個人が信頼を担保する世界に変わってきている
    標準化、画一化、習慣化での経済発展から
    多様化、個別化、肯定化という流れ
    必需品の需要から承認欲求へ
    といった、社会の変化について紹介してくれる

    そして、貨幣から時間、そして信頼が
    中心の経済へ という予測

    これからの社会の変化について
    知識をつけられる本としてとっつきやすくていい
    (似たようなことをいっている本はほかにもある

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    2018年04月09日
  • 新しい時代のお金の教科書

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    ネタバレ

    嫁の妹から面白いよと紹介されて流し読みしたが、確かに面白い。お金に関する本だが、単なる経済の本とは違う。
    ピカソが他の画家と違ってお金持ちだったのは、人との繋がりを大切にし、単に絵を描いて売るだけではなく、その絵のストーリーまで伝えて売ったというのが序盤では楽しかった。
    中盤では、現代人は基本的な生存欲求(衣食住など)はたやすく満たされてしまう為に、その上の段階である承認欲求を求めているので、お金の使い道が変化しているというところが面白く感じた。
    お金について考えているはずが、人間について考えさせられるところが、この本の面白さであった。

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    2018年04月01日
  • 新しい時代のお金の教科書

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    いやぁ、20世紀に成功した先進国が、21世紀の経済に一番乗り遅れる、的なことを聞いたことがあるが、まさにx21世紀の経済はこうだ、と思わされることがたくさん書かれている。

    まず、
    そもそも「お金」とは何かから紐解いていく。

    最後はお金の起源の話から、今世紀後半にかけてのお金の変遷まで、幅広く描く。
    仮想通貨に使われている記帳のブロックチェーン技術の日々の進歩を見ていると、お金を介在させない「時間主義経済」や「記帳主義経済」の可能性も無くはないな、と思える。

    完全にそうなるのかどうかは、例えば「所有」という概念1つとっても、現在の既得権益からすると面白くないことがあるだろうし、国家権力が権

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    2018年03月05日
  • 新しい時代のお金の教科書

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    お金に関する哲学書。
    前半は新しい視点が得られて、わりと納得感あり。
    後半の結論部分が、夢想に近いのでは、と感じました。
    理想はわかりますけどね。そうそう格差は無くならないと思うのです。

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    2018年02月24日
  • 10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと 答えのない不安を自信に変える賢者の方法

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    面白かった。
    以下メモ

    異文化の中で柔軟性を身につける
    価値になるのは、知識ではなく本質を考えること
    優秀=能力×謙虚さ
    3C= curiosity, creativity, credibility
    唯一個人に求められるのは、環境を選択する勇気

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    2018年01月17日
  • 新しい時代のお金の教科書

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    モノカネの資本経済、コト時間の時間経済、モノ信用の記帳経済そしてコト信用の信用経済へ。21世紀のビジネスは多様化、個別化、肯定化。プリーマーなのに(だから?)レベル高い。

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    2018年01月02日
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか

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    そろそろ会社辞めたいと考え始めていたので読んでみた。
    サラリーマンと起業家ではマインドが正反対で、今の自分は完全なサラリーマンだった。心の中で少しずつ膨らんでいる「このままではいけない」という想いを行動に移すためにどうすべきかが整理された良書です。
    とにかく何かアクションを起こさないといけないですね。

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    2017年07月07日
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか 最新改訂版

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    「好き」で「食う」ためにどういうことを知っていた方がいいのか読みやすく書かれています。目からウロコだったのは、技術の価値を上げることも大切だけど、売り方を工夫すれば稼ぎは増えるということでした。ディズニーやほぼ日の収入基盤の話は「なるほど」と納得しました。

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    2017年04月29日
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか

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    好きで食うためには、バリュー、システム、クレジットが必要
    収入を得る工夫は、顧客、商品、課金の仕方、支払い方法、資源
    ミッションを人を伝えていくうちにステージが変わる
    能力を上げるより、プライドを下げる努力をする
    信用とは、専門性+確実性+親密度を利己心で割ったもの

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    2016年07月03日
  • 知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ

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    【5分で弾く株の価値】
    ステップ1: 「事業価値」を見積もる。
    ステップ2: 「財産価値」を見積もる。
    ステップ3: 負債(借金)を引く。
    ステップ4: 発行済株式数で割って1株の価値を出す。p68

    ⇨実例 p75

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    2015年08月31日
  • そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか

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    相変わらず頭の良い人だなーと思う本。
    個人的に興味深かったのは冒頭と巻末の部分。中盤はそれほど目新しい内容ではなかった。
    社会システムを的確に捉えてる洞察力、身に付けたい。

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    2015年04月15日
  • なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

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    筆者が山口揚平さんなので、解ると思いますが、美術史ではなく、マネー本。ピカソとゴッホはあくまでも序論の摑み。

    ただ【資本論】というよりは【幸福論】で、金儲けよりも幸福感に比重を置いて書かれているのが山口さんの真骨頂。明確な主張が感じられるという本ではないのですが、言葉にならない漠然とした不安を柔らかに言語化されていてちょっとスッキリするのです。そうか、そうだったんだよ!と膝を叩く。

    そんな感じ。

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    2014年11月23日