山口揚平のレビュー一覧
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ストレングスファインダーも以前読んだことがあるが、こちらのジーニアスファインダーは今後の日本を生き抜く中での自分を細かく掘り起こしてくれ、最初から最後まで寄り添ってくれる良本でした。
今の自分にぴったりで、色んな人の体験談も載っているため、こういうふうに考えるのかという、自分の才能を見つけるプロセスの参考にもなります。
意見を押し付けるわけでもなく
こういう世の中になるだろうから、
生き抜くためにこういうやり方がいいと
手を引いてくれるような本です。
働き方や生き方が多様になったからこそ
強みだけではなく、自分のことを細部までしり
才能を知らなければ、後悔なく死ねないなと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレキャピタリズム、ヴァーチャリズム、シェアリズムの
3つの世界をどのように生き抜くか。
非常に面白く、ためになる本です。
2024年、日本は年収103万の壁といった、どうでもいい問題に躍起になる政治家を見ていると、日本終わったと
思ってました。
(誰からいくら税金取るとか、どうでもよく
その収入を底上げするのがお前らの仕事ちゃうんかい)
ロシアや中国など、きな臭い状態の日本で、
何をやっているのかと。
著者いわく、戦後80年で社会システムが賞味期限を迎えると。政治家は既得権益団体への利益供与装置であると。
やはり日本は終わってました。
なので、そこから僕たちはどのように生きていくか
それを考えな -
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「人間は考える葦である。」
後書きに、山口揚平氏のお父様が、呟かれる言葉として書かれている。
私もこのパスカルの言葉に人間が人間として存在する真髄を見る。
本書の「お金の持つ汎用は個性や心を犠牲にした。それが私達が潜在的にお金を嫌う理由」という言葉が胸に刻まれる。
詐欺の一万円も、人に貢献し、喜びの対価として受け取った一万円も、価値は同じだからだ。
私達はそれぞれが、オリジナリティを持ち、アイデンティティを持つ唯一無二の個性的な存在だ。そして、各々が天才性を持つ。
「天才性に気づく前に社会に出てしまうと信用も稼ぐ力もないまま、AIとロボットにこき使われる。」と書かれている。 -
購入済み
時は金なり
・人間とは、分業と取引によって栄え、違いと社会によって補完しあうことを選択した種
・価値=(専門性+確実性+親和性)/利己心
・二〇世紀のビジネスの基軸は標準化・画一化・習慣化の三つ
・二一世紀のビジネスは多様化・個別化・肯定化へと向かっていく
・お金を集めるというのは、信用を外部化するだけでなく、コミュニティを形成するということ
・二一世紀の半ばから後半にかけて、時間通貨と記帳経済が中心となる
・時間は二つの意味で用いられる主要な生産資源。一つは、自身の基礎的な価値基盤の形成と維持のために使う。例えば、自身の健康の増進や知識の吸収・ネットワークと信頼の構築のために使われる。もう一 -
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他のレビューにもあるように、
題名から想像がつかないほど深い本。
イメージとしては
思ったよりもプールの底が深かったような感じ。
本書の目的は、
考えること。
意識を上下左右様々な方向に誘うこととあるが、全くその通りだと思う。
思考とは、
次元を超えて意識を縦横無尽に動かし、
情報や知識、概念をピックアップして分離、結合させる作業。
第1章思考力をAIを凌(しの)ぐ武器になる
・情報量が多いと、人は思考しなくなる
・考えるとは、
概念の海に意識を漂わせ、
情報の知識を分離・結合させ、
整理する行為
・とにかく考えよ
前提を疑う、考えることはコスパがよい
固定観念 -
Posted by ブクログ
★下記要約
・思考>情報の状態を意識する。
・情報が多すぎると考えなくなってしまう
・考えるとは、概念の海に意識を漂わせ、情報と知識を分離・結合させ、整理する行為
→思考とは意識を概念と情報の海に漂わせ、それらを有機的に結合させる作業のことだ。意識が主体で知識は目的
・思考を鍛える3つの方法、話す、書く、考える
・効率的に知識を取り入れるなら古典を読もう。
→ 良質な本を読み流しているだけでも、自分の視野の狭さや洞察の浅さに気づかせてくれるし、読むことで自分の情報に吸着した意識を引き剝がしてもくれる。
・メンターを持とう
・素直さが大事、そしてそれはこれまで否定してきたモノを肯定してみる -
Posted by ブクログ
ネタバレ浴びる
Googleを検索して答えが引き出せる
うろおぼえ力が大切
記憶力よりも人に何を聞く
私は何か問題が起こったら非常に優秀な私よりも頭の良い人が良い答えを出させます
そうすれば自分の体はスッキリした状態に保つことができます
そして自分はもっと大事なことを時間を使います
それは例えば考えるということなんです
考える事は過酷な仕事だだから
それをやろうとする人がこんなにも少ない
知識があればコストが下がる
情報量が増えると人は考えなくなる
考えるとは概念の上に意識を漂わせ情報と知識を分離
結合させ整理する行為
つまるところ考えるとは意識的な行為
意識
考えるとは -
Posted by ブクログ
タイトルから想像していたものとは、
良い意味で全然違っていました。
この本は、人によっても、その人の今置かれている環境によっても、全然受け取り方も評価も変わってくると思います。
もし、4年前会社を辞めていなかったら、
また感想は違ったかも。
今の自分にとってドンピシャだったので、
とても腹に落ちましたし、
2020年以降の未来像も納得です。
サラリーマンとして働いた20代〜30代。
フリーランスとなった40代。
いろいろなコミュニティや組織に属しながら、
『自分』を信頼してもらって仕事をしている状況にいると、
もっともっと『自分』を高めたいと思ってきています。
お金ではなく、信用主義の -
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山口揚平 さんの著書「1日3時間だけ働いて穏やかに暮らすための思考法」
P132
”病気についてほとんどの人が個体の問題だと思っているが、病気は実は、「社会病」ではないかと思う。”
その時は読んでいて「?」だったけれど
〈凡庸〉という悪魔 (著) 藤井聡 を読んでいて、「1日3時間だけ働いて穏やかに暮らすための思考法」に書かれていた事を思い出した。
全体主義的な空気で、空っぽさを正しいとする、つまらなさなのでは?と置き換えてみたら
腑に落ちる感覚がある。
本音の「つまらない」
そんなテーマつまらない、そんな問いはつまらない
それが言えないで、「仕事だから」と言ってやっているから
本当は何 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書はタイトルに惑わされてはいけない。本書の本質は、思考とは何かということを問うた哲学書である(と私は感じた)。思考法のノウハウ本ではなく、本書を読むことで思考を体験することができるように構成されている(し、そのように読むことを著者も望んでいる)。
そしてその先には、現代人の悩み、今後の働き方や生き方に関する提言もまとめられている。とにかく常に思考を続けることが重要である。
これは、「メモの魔力」の著者である前田祐二氏の主張とも一致する。
また、著者はこれまでに様々なことを思考し著作として出版しているので、それらを読んでみればより著者の思考とは何かを体験できると思われる。
・「解を問う」の -
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ネタバレお金とは何なのか、お金とどう付き合っていけばいいか
この本を読むきっかけは、
1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 山口揚平
を読んだからです。
山口さんの他の本も読んでみたいと欲しました。
「文脈の毀損」と言葉にして指摘されたところに共感、いや共鳴する感覚がありました!
そう!お金で交換するとそれで済まされてしまう感じ!
私は目標設定に対して疑問を持っていて、調べています。
この本はその点で私にとってはとても良い参考になりました。
ありがたいです。
「好きなことをしましょう」
啓発書でもビジネス書でも、アドバイスでもこの言葉は耳にタコができるぐらい聞きます。
本質を突いて