山口揚平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすい文章で一気に読めてしまいました。
今は世の中が混とんとしていて、就活をしている自分にとっても企業の内定を取るのが困難であるうえに、入った会社がブラック企業であったらどうしようといった心配まで付きまといます。
日本社会がこれまでの価値観からの転換を図られていて、これまでのように少しでもいい会社に入って出世して、という目標が実現しにくくなっているので、そういう状況に遭遇している自分たちも不安で精神や体調にも影響しかねない状況です。
この本を読んで、本当に自分のやりたいことをやって食っていくためにどんなことが大切になってくるかが書かれた本は、それが今すぐ実現不可能なことでも今の世の中がどのような状況かがなんとなくわかり安心しました。
社会経験が少なかったり、企業で働いことのない自分にとって大変高いハードルであるけれども、この本に書かれた理念のようなものは参考になり、これからの人生に生かしていくことができると思いました。 -
Posted by ブクログ
貨幣は貨幣自体に価値があり、ハゲタカファンドが活躍した時代はお金でお金が増えた。
なお、人生はリスクを取るか人に従うか。リスクの取り方は二通り、
OPT other people's time
OPM other people's money
実体経済と貨幣経済が乖離し、バブルがはじける事によって、時代は次のフェーズに移行し、価値がお金を生む時代になった。
その時代では社会貢献が重用しされ、強いコミットメントによるミッションの達成がマネタイズの手段となる。
貨幣は信用によって支えられている。
今まではその信用主体が国家であったが、その枠組が薄れ、今は企業から個人へと移行している。
個人はWeb上で上場している事と同じ。資本主義から信用主義へ。
キャピタライズとは信用を貨幣化すること。
信用を得るには、コミットメントと一貫性のある行動という意味のプリンシプルが大事。短期的な欲は自制する。
信用 = (専門性+コミットメント+親密度) ÷ 利己心 → つまり利己心を小さくすることが近道。
これからは常時接続状態になり、個人の関係でもIRが求められる。
お金は客観的な数値で比較可能なため、背後にあるストーリーや倫理を欠落させてしまう。
価値を有機的なまま流通させるのが有機経済。
自分が主体となり「してあげた感」をなくす。
お金ではなく、信用を創造することが大事。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアフターコロナ、従前とは価値観の違う環境で未来をどう生きるか、冒頭で問いを投げかけられる。そして「キャピタリズム」「ヴァーチャリズム」「シェアリズム」の3つの概念を丁寧に解説。序盤で少しだけ「これからは共産主義VS資本主義ではなく、身体主義VS意識主義の時代だ。詳細は終盤で解説する」と述べられており、「なんじゃそりゃ???どう考えても自分は身体主義一択だろう。アフターコロナにおいて、やっぱりリアルの世界が一番でしょう!」と一瞬の違和感を感じさせられる。
そして、現代社会の大多数を占めるであろう都市部で日々忙しく働く労働者にとって最も身近な「キャピタリズム」から解説が始まる。各章にて3つの概念の解説がなされ、読み終わる頃には「こんな生き方をしている人もいるのか・・・」と、平凡かつ社畜サラリーマンである自分にとっては刺激を得ていた。単なる転職レベルではなく、脱サラしたり起業したりする人ってどんなことを考えているのかなぁ、という感じで、ちょっぴり視野が広くなった気になる。
そこで本書は終わらず、意識の次元に関する話が終盤に待ち構えていて、なんだか脳みそをグニャっと掻き混ぜられ、異世界に連れていかれた気分になった。この段階になって、序盤に小出しにされていた「意識主義」と向き合うことになる。意識の深さと視野の広さによって人生の価値が決まるような書きっぷり。ただし、我々の人生が、同調圧力というか、ヒトが生み出した「虚構」の中で動き回っていることにすぎないことを感じ取った。学校や会社のルールも、社会規範も、都市や国家も「虚構」ということだ。個性・天才・創造といった言葉について、壁打ちのような思考訓練にいざなってくれる一冊であった。 -
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ネタバレp19,99の図がいい。東京は独立した都市国家、インフラを支える労働者は住める。古典を読め、はちょっとびっくり。信頼と信用の重要さは肌感覚としてわかる気がする。子どもと一緒に今はやっていることを真剣にやってみる。降伏にとって重要なことは差を縮める。前払いオークション形式で時間を売る。貢献>搾取。集約される産業でコミットできるところ。医療改革。健康とつながりの回復。海があるのは有利。時間のブロックチェーン記帳によるシェアリズム。地価を担保にした地域通貨。7次元はついてかれなかった。人間存在以前からあった自然に触れて過ごすのを増やす。
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四年前に買って本棚に眠っていた本なんだけど、また少しタイトルが心に引っ掛かったので手に取って、目次だけ流すつもりが、一気に読み終えてしまった。
俺が就てる今の立場は独立ではなくて雇われだから、結局夢見た形のものとは違う。その分安定は得られたわけで、この数年の来し方に後悔はないけれど、さてこれからの行く末、今更本当の独立なんてできるのか?
息子は独立したけど、家のローンはまだ10年あるしなあとか考えるとやはり躊躇はしてしまう。
限りない自由は得られても、仕事を得られない惨めさは確実にあるのだろう。
最後のなんとかなるという言葉に対して、うん確かになんとかはなるとは思うけど、失敗してサラリーマンに戻ろうにももう年齢的に…
十数年前、最初にこの業界に縁をくれた所長に早く独立した方がいいよと言われたあの言葉、いまだに俺の心を苛ませるなあ… -
Posted by ブクログ
序盤は特に面白かった
【なぜ読んだか】
積読してあって、タイミングがきたら読みたいと思っていた。そういうタイミングが来たから。
キャリアに悩んでおり、ヒントがあるかなと思った。
【感想】
自分の頭で考えることが大切。キャリアも読書で知識を得ることはできても、結局は自己分析して自分の天才性に気づき、何が天職なのか(才能を活かすことができるのか)を理解していなければ、しんどくなる。
悩みの種はいつも執着だ。という部分にはハッとした。確かにそう。失敗した場合に失うものにフォーカスしてしまうと踏み出せない。
失ったとして、どう困るのか、代替できないかなどを考え抜くことが大切だと思った。
【メモ】
・知識はお金にならないが、コストを下げることができる
・情報の渦に巻き込まれると、頭がカチコチになる
・考えるとは、概念の海に意識を漂わせ、情報と知識を分離・結合させ、整理する行為
→メタ思考:対象を一度抽象化して本質に迫り、再度各論に落とす思考
・考えたことが本質かどうか確かめるには
①普遍性②不変性③単純性
を確かめる、
・思考力を鍛えるためには
考える・書く・話す
・悩みの本質はいつも執着である
執着は意識の焦点を固定させ、選択肢を欠如させる。
知識は新たな選択肢を与え、執着や悩みを解きほぐす。 固定観念からの解放
・脳のコンディションを上げるには食べる油をかえろ
・思考のフレームワーク
→MECE、二項対立(著者おすすめ 目的と手段、原因と結果)
→対象をみて、これが手段なら目的はなんだ?と疑問が湧く
→売上が結果なら、その原因は?と考える
何かを見て、それが手段、結果ならそれをもたらした目的や原因を探れということか
・情報の流れに逆らい、自分の頭を使って前提や常識に立ち向かう意思こそが、今の時代に求められるリテラシー。考える意思と努力こそが日々凝り固まり続ける固定観念への最後の抵抗力となり、世界を自由にする翼なのだ
・自分は果たしてどこに天才性があるのか、自己分析に徹底的に時間をかけるべき
天才性とは微細で、深いレベルの自分の強み
気づくためには自信を持つことが大切
あなたが普段よく褒められる要素は、紛れもなく天才性のヒント
・人間は分かち合って生きていく
・何か新しいことを学びたいと思った時が勉強を始める最適なタイミング -
Posted by ブクログ
コミュニティでは貨幣が必要ないと見て、美しき緑の星を思い出した。
今の記事は.軽トラックで化学調味料満載の
不健康な食材を運んでいるようなもの。
情報の洪水から逃れるには、一定期間,情報を遮断すること。
情報量が増えると人は考えなくなる。
考えることは前提を疑う、バイアスを除くこと。
×サラダ油
〇良質な油(ココナッツオイル、エキストラバージンオイル)
頭をクリアにする環境を作るには
①良質な油、栄養を摂る
情報ノイズの遮断(パソコン、テレビ、新聞
②会う人を選ぶ
人の多いところに行かない
③呼吸を整える
2020~
お金より信用を貯める
お金の使い方に品格を
健康(エネルギー)こそ時間を生み出す
著者はグルテンフリー(小麦粉)
カゼインフリー(乳製)を徹底してる
これからのキャリア
正社員こだわることは長期的視点で見るとむしろ不安定。
不安定飛行ながらも時間と人との距離感を自由に選択できる「健康的自立」を最初から選ぶほうが長期的には安定するのではないだろうか。
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2024ねん10月再読(定期的にポイント読みはしてる)
①「情報デトックス」で強制的に思考する時間を使る。
新聞とは毎日軽トラックで化学週味料満載の不健康な食材を運んでいるようなもの。
もし情報の洪水から逃れたいのなら、一定期間情報を遮断すること。
・日本語の通じない海外に行く
・ネットのつながらない山奥の湯治場 など
「思考量>情報量」
②頭をクリアにする環境を整える
1 身体
・良質な油の摂取、栄養バランス、良質な睡眠、ストレッチなど
・情報とノイズの遮断(パソコンから離れる、テレビを見ない、新聞を読まないなど)
2ストレスの軽減
・会う人を選ぶ
・人の多いところに行かない(満員電車に乗らないなど)
3静謐な空間の追求
・整理整頓
・雑音の遮断など
・掃除
③2020〜
産業は
健康科学/地球境学/娯楽
(ドラッグ・カジノ)/監視システムとセキュリティ・保険サービス/ロボティクス/宇宙開発
時間と健康(エネルギー)が原資となって、価値、信用、お金を生み出す。
そのためにも、SNSをやめることだ。人間の不幸には2種類あると誰かが言っている。一つは「自分に降りかかる不幸」で、「もう一つは他人に降りかかる幸福」である。SNSはこの2番目の不幸を誘う。
先述したパスカルの言葉にあるように、考えることは人にしかできない仕事であり、長く続けられる仕事でもある。本書を通してそれが少しでも伝われば幸いである。未来をどうデザインするかは、あなた次第だ。
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Posted by ブクログ
気になったところの抜き出し
①現在強い事業基盤を確立した企業であっても、当初から戦略的にその基盤を採用できた企業は少ないと言えます。多くは、試行錯誤の結果として、強固な土台(プロフィットモデル)を構築するに至っていることを忘れてはなりません。 先に挙げた「ほぼ日」の手帳にしても、糸井氏は意図してあの事業モデルをつくり上げたわけではないでしょう。事業の継続を目指していた結果、たどりついたモデルなのだと言えます。 本当に「好き」で「食う」を目指すなら、まずはさまざまなプロフィットモデル事例を見つけ、自分の〝やりたいこと〟に当てはめることから始めてみることを
② では、社会への価値提供をどうすれば個人としてできるのでしょうか? 誰しも自分の好きなことをして食べていきたいはずです。でも、多くの人はそれを夢物語だと諦めてしまっています。 例えば、アーティストでは食べていけないから、サラリーマンになろう、というふうに。あるいは、自分はその分野では一流になれない、だから就職しよう、という言い訳のもとに。 でも、それは根本的に間違っています。「好き」で「食う」は実現できるのです。そのやり方をきちんと学ぶことで、そして、自分で考える方法を身につけることで。
③ キャリアをスタートしてから、ずっと抱えていた想いや、現状に対する何ともいえない気持ち悪さと折り合いをつけようとする時代──、ネチネチと考え悩んでいる時代が、だいたい2年から5年はあると思った方がいいでしょう。僕の場合は、この潜伏時代が5年ありました。
ロゴスパトスエトス(論理情理倫理)のバランスが大事。