山口揚平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
山口揚平さんの本は中身が濃いですね。
この本も勉強になりました。
前半部分はビジネスにおいて、価値をいかにお金に変えるかという「システム」の型について体系的にまとめられていました。ビジネスにおいて、価値をいかに上げるかということに注目してしまいがちですが、価値をどうやってお金に変えるのかという「システム」は考えられずにいることが多いかと思います。この本ではそのシステムを顧客、商品、課金の仕方、支払い方法、資源に分類し、それぞれどのような選択肢があるのかをまとめ、それらを組み合わせてシステムを作る例が書かれています。「世の中のお金を稼ぐシステムはこうなってるんだ。そう考えればいいのか。」と勉強になりました。
後半部分は起業するにあたり、企業までのステップや心構えについて書かれています。会社での仕事をしていく中で、人生における自分のミッションを悟り、心が疼き始めたら、とにかくまずは動いてみることが大事ですね。 -
Posted by ブクログ
タイトルや表紙、内容紹介などから受けたイメージとは、良い意味で違った内容でした。
タイトルのイメージ的には、よくあるフリーランスでもすぐに稼げる小手先のテクニック集のような感じですが、もっと根本的な働き方、生き方、考え方について書かれています。
テクニック的なところでも、「食う」ために使えるプロフィットモデルや、変動費は使ってもよいが固定費を上げるときは他人に意見を求める、法人契約を取ることでリスクを回避など、独立する前にも後にも使える「技」は満載です。
しかし、「ネットを使って出会えない人はいない」、タスク管理の「GTD(Getting Things Done)」の考え方を用いて自分はCPUだけ使う、キャッシュフローを生む事業とビジョナリーな事業の棲み分け、「ありがとう」と人に感謝することで自己価値が相対的に低下するので自分から感謝を引き出す方法、きちんと休む、最悪のケースを想定する、漂う力をつけて来る事象に身を任せる、ロゴス(論理)・パトス(情理)・エトス(倫理)を調和させる、レスポンスを早くして信頼される、やりたいこと1つの裏には10のやりたくないことがある、やっぱり何とかなるものだ、などのむしろ考え方に関する示唆が多くありました。
「おわりに」に書いてあるように、2025年くらいには、現在の価値観とは大きく変わった新しい社会が出てくる可能性が非常に高いと思います。
新世界へのシフトに際し、今のうちに準備を行う必要があるでしょう。
本書でいうところの「クレジット」を貯めて行動を起こしておけば、東京オリンピックの2020年前後まで潜伏時代として、2021年以降に独立時代、2015年にはちょうど起業時代となり、新しい社会に合わせた事業を行うことができます。
そううまく計画どおりに進むとは限りませんが、行動を起こすのは今がチャンスかもしれません。
行動を起こすための力を与えてくれる一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一般に評価されるのはずっと後かも知れないねぇ~Ⅰお金は記帳を起源に始まりました。そしてお金の定義は,譲渡可能な(外部化された)信用であると言うことです。また社会性と個性を軸とする人間によって,効率的な社会的取引のためにこのお金というのは重要な発明でした。お金の本質に戻った時,それは信用であると言うことであり,「お金は稼ぐのではなく,実は“創るもの”である」ということです。21世紀で大事なことは,人(や国家)がつくた二次的な生産物であるお金をもらう,というスタンスではなく,自分が自らお金(信用)を創り出すと言うことなのです。この世界に万能のスーパーマンは存在しませんし,存在してはならない。人間は個性と社会性の二つをもって分業し合うことで繁栄することを生存戦略とした生物種だからです。人生の早いタイミングで自分の個性(天才)を見つけ,伸ばしていきましょう。その自分固有の能力を人と分かち合い互いに分業しましょう。この世にはコモディティ(一般的)な人間など一人もいないのです。Ⅱお金を構成するのは「信用」と「汎用」です。信用とは「価値について説明がいらないこと」であり,価値=(専門性+確実性+親和性)/利己心で成立します。信用は価値の積み上げで形成されます。汎用とは,信用の適応範囲でアリ,広さ×深さで成り立っています。信用と汎用を高めていこう。具体的には貢献を通して価値を創造し,ネットワーク(業界)を横断してつながりを創っていく。すべてが記帳されていく21世紀では隠し事は出来ません。信用を創るのは10年,失うのは10分。やるべきはネットワークを広げ,その中に信用を編み込んでいくことなのです。Ⅲ国力の低下によって信用の母体が国家から個人へと変化し,技術に関してはブロックチェーンによって個人の取引と信用が記載されるようになります。経済は,人々の欲求が生存欲求から社会的欲求に変化することで財の形態がモノからコトへと変化していく。社会はタテ社会からヨコ社会へと変化しつつある。必要なのはタテ社会(貨幣・権威)と,ヨコ社会(信用・ネットワーク)を両立させて生きていく術を身につけることです。両者を融合してはいけない。タテ社会の大企業相手に契約や報酬を怠ってはならないし,ヨコ社会において安易に信用をお金に換えてはならない。二つの世界は隔離して適応していきましょう。クラウドファンディングなどのまねたライズツールが浸透すると社会的信用をためる方が有効だが,21世紀,人々が欲しがるものはモノから承認(社会的信用)に移ってしまい,承認はお金で直接は買えず,承認はすぐにお金に換えられる。しかし賢い人は,このお金をうまくつかってまた新たな信用を創り出すのです。Ⅳ欲求と仕組みの二軸で見ると,社会的な欲求を時間というお金で満たすのが時間主義経済,衣(医)食住など生存欲求を信用という直接的な方法で満たすのが記帳式経済です。20世紀までは人々が欲しがるのがお金であり,それをやりとりするツールもお金であるという不思議な世界だった。手段が目的に化していた。21世紀の半ばから終わりには求めるモノが信用であり,それを求める手段も信用という統一が起こるのです。そこにきてお金もなくなります。人々が求めているものが承認やつながりへとシフトしてゆき,中間物であるお金などが少ないほど純度が高まる。つまりお金と社会的な欲求はトレードオフの関係にあるからです。今十代から三十代の人は完全な信用主義時代の前にやってくる時間主義経済と記帳主義経済の生き方を学ばなくてはならない。空間は制覇しつつあるので,時間は意識が追いついていかないので,自らの時間単価価値を意識して生きていく必要があるでしょうし,記帳主義では人を外見・主張・行動で評価されるので,一貫性を持ちましょう~ふーん,そうかぁ…なるほど・なるほど
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Posted by ブクログ
経緯 職務を増やして同僚より仕事をこなして稼いでいることを上司に残業しすぎだと指摘され、ポカミスをした際に、いくら頑張ってても帳消しだと説教くらい。こんな事が続くなら独立したいと思ってました。
本書から何かアドバイスもらえたらなぁとおもってました。
実際に自分が会社の後盾なく社会に何ができるの?!俺のお客さんって誰なの?どーやったらお客さんはできるの?
1からの勉強です。
要約
優秀さ=能力+謙虚さ
お金=価値と信用を数値化したもの
一貫性大事!
大きな失敗挫折しても、めげずにやり続ける。
松下幸之助「成功者は成功するまでやり続けたから成功する」
信用を高める事とは、「プラス」を積み上げ又は「マイナス」を減らす。
「承認欲求」を満たす。
アブラハム・マズロー欲求5段階説。
生理的欲求
安全欲求
社会的欲求(いいね)
尊厳欲求
自己実現欲求
評価しあうシステム作り。
「おわりに」
3・11を生き延びた僕たちは今、余生を生きている。
死ぬ事が前提。生きててラッキー。余った人生を楽しく生きる。
感想
俺には何のスキルがあって、誰がそのスキルに価値を感じてくれるの?
何のために独立するの?
まだ頭がごちゃごちゃになってる。。。
信用されなきゃ仕事はもらえないってことかぁ。 -
Posted by ブクログ
・成功する人はまずはじめたりしない。継続する仕組みを先に考えるんだ
・計画・実行・修正の回転を速く回す
・根源的欲求に結びつけて、やるべきことを言語化する(出世して認められたいからMBAの勉強をする、など)
・お金は流し続けなさい。未来に向けて、価値を生み出すものに向けて、他人の幸福に向けて。そうすれば君は信用を作ることができる
・柔軟性とは自意識の解消度合い。そもそも仕事とは、他人や社会に貢献すること。自分でなく相手に合わせられるかどうかってことが必要だ。
・いっしょにいてたのしいひと、気分のいい人になること
・悩みの解決はすべて主体的に行う。絶対に他人の正にしてはいけない。実際に問題とは、他人との摩擦が生み出した自分の心の中にある感情のこと
・21世紀の人権は社会から尊敬される権利、つまり承認欲求まで広がる
・人生は与えたものを受け取るようにできている
・資本主義社会は計量化される比較可能な単位を積み上げていく、ネットワーク社会はつながりと信頼をひたすら作り上げていく
・問題はそれが起きたのと同じレベルで解決することはない(アインシュタイン)
・それぞれの人の心は、単純にいえば、愛と条件という軸をとった時にどこかの間にいる
・能力がないことは勇気がないこと、勇気がないことは自信がないこと、自信がないことは異質なものに対する耐性が弱いということ。「やっぱりつらいな」と思ってもいいんだ。そのときどんな感情になったかも含めたその経験の蓄積が君の自信につながっていく
・今の自分を認めて、それを一歩だけ進めればいい
・私たちが知りたいのは情報ではなく、この会社の根源的な価値の源泉だけだ(本質は何か)
・これからの産業は、お金を儲けるための経済体を作るよりも、ある価値観を持った共同体を作るというふうにシフトする
・大事なことは知識や情報ではない。意識だ。知識は体験による身体感覚との結合をへて、初めて智恵となる。そして、物理的な環境の変化のみが意識変革をもたらす
・21世紀の3つのCはキュリオシティ(好奇心)、クリエイティビティ(創造力)、クレディビリティ(信用力)
・コンテンツに価値があるのではない。メディアがコンテンツを規定する(シングルCDは頭出しを容易にした。ZARDは歌の最初にサビを持ってきて、メディアの力を最大限活かした)
・事業創造のフレームワーク 構想→顧客・ファイナンス・製品・組織→利益方程式
・この世のあらゆるモジュール分解された資源は調達しうる
・成功の3つのパターン
1)快楽を追求すること
2)意味を追求すること
3)やり続けること
・21世紀の人間の仕事は、アートとデザインしかない
・社会人は貢献意識があるかどうかが学生との違い
・受動から主体へ、自意識から他意識へ
・自己否定と向き合う。自分の嫌いな人間、許せないタイプの人間は自分自身のひとつの姿 -
Posted by ブクログ
題名の通りの自己啓発本。勉強になったことが沢山有ったな。新しい時代の話もあり、特に20代の方に多く読んで欲しい一冊。若造と年輩紳士との対話形式で話が進み読みやすい。
特に「この世に他人など存在しない。他人とは自分の心に生まれた感情の破片に過ぎない。他者嫌悪の本質は自己嫌悪だよ。認められない他人は誰にでもいるが、その存在を認めること」の言葉は印象的だな。職場でも苦手な人がいるが、「その人は自分だ」と思えば、苦手とかの感覚も無くなる気がした。
【学び】
成功のコツは、成功するまで続けること
継続する仕組みを作ること
コミュニティーを強くすればするほど、お金を使わなくてすむ
身だしなみ、それは他人に対する尊敬であり、愛でもある
悩み、問題は他人との摩擦が生み出した自分の心の中にある感情のこと
後10年で階層化の蓋が閉じる
結婚は単なる制度であって、本質ではない
大事なのは子供に注がれる愛情である
一流大学ですごく優秀な人だけど、本質的に自分のキャリアアップにばかり意識を向けている人がいる。自分のプラスになることだけやろうとする。結果的に組織にとっては貢献にならない
マスターとメンターを作れ。いなければ、弟子や後輩を作ると、いつの間にかメンターやマスターが見つかる。
Podcast 英語をやろう
貢献意識:他人に対して価値を出す、貢献するのが社会人。それを理解していない学生は多い。だから就職にはスキルが必要だと思ってしまう。 -
Posted by ブクログ
現在は、経済活動を中心として世界はある程度繋がった。その為、あらゆるシステムや社会機構は肥大化している。そして、企業や国家は更に統合や編成の道を突き進み、システムを今以上にで巨大化しようと躍起になっている。しかし、経済的な恩恵を受けているのは一部で、多くの人は経済的な不安と向き合い生活している状況である。そして、大企業や国家を信頼の盾としたこの膨張した縦社会は、すでに限界にきていると感じる。象徴的なのが「旭化成建材の杭打ち強度偽装問題」だと思う。もちろん問題が企業側にあるのですが、信用信頼をどの程度まで社会に求めるのかが鍵となる。消費者が異常な程に完璧さを求めるがあまり、社会は足を引っ張り合う状況になっている。完璧さとは、求めれば求めるほど終わりがなく、微々たる隙間も許さない状況が果てしなく続く。その波紋をうけ人々の人間性が失われ、不信感を募らせることとなり、最終的には互いを縛ることになる。このような状況から脱却する為には、新たな価値観を模索しなければならない。あらゆる物、事柄に関し隙間やムラが存在することを受け入れなければならない。未来の社会は、縦の関係ではなく、お互が感性で結びついた横の繋がりでのコミニティー形成が重要だと思う。このような私の持論を巧みに表現し、足元にある未来を提示しているような書籍です。新たな価値観の創設、そして現代の若者が歩むべく道を示した素晴らしい内容となっている。