山口揚平のレビュー一覧
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山口揚平さんの本は中身が濃いですね。
この本も勉強になりました。
前半部分はビジネスにおいて、価値をいかにお金に変えるかという「システム」の型について体系的にまとめられていました。ビジネスにおいて、価値をいかに上げるかということに注目してしまいがちですが、価値をどうやってお金に変えるのかという「システム」は考えられずにいることが多いかと思います。この本ではそのシステムを顧客、商品、課金の仕方、支払い方法、資源に分類し、それぞれどのような選択肢があるのかをまとめ、それらを組み合わせてシステムを作る例が書かれています。「世の中のお金を稼ぐシステムはこうなってるんだ。そう考えればいいのか。」と勉強 -
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タイトルや表紙、内容紹介などから受けたイメージとは、良い意味で違った内容でした。
タイトルのイメージ的には、よくあるフリーランスでもすぐに稼げる小手先のテクニック集のような感じですが、もっと根本的な働き方、生き方、考え方について書かれています。
テクニック的なところでも、「食う」ために使えるプロフィットモデルや、変動費は使ってもよいが固定費を上げるときは他人に意見を求める、法人契約を取ることでリスクを回避など、独立する前にも後にも使える「技」は満載です。
しかし、「ネットを使って出会えない人はいない」、タスク管理の「GTD(Getting Things Done)」の考え方を用いて自分はC -
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ネタバレ一般に評価されるのはずっと後かも知れないねぇ~Ⅰお金は記帳を起源に始まりました。そしてお金の定義は,譲渡可能な(外部化された)信用であると言うことです。また社会性と個性を軸とする人間によって,効率的な社会的取引のためにこのお金というのは重要な発明でした。お金の本質に戻った時,それは信用であると言うことであり,「お金は稼ぐのではなく,実は“創るもの”である」ということです。21世紀で大事なことは,人(や国家)がつくた二次的な生産物であるお金をもらう,というスタンスではなく,自分が自らお金(信用)を創り出すと言うことなのです。この世界に万能のスーパーマンは存在しませんし,存在してはならない。人間は
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経緯 職務を増やして同僚より仕事をこなして稼いでいることを上司に残業しすぎだと指摘され、ポカミスをした際に、いくら頑張ってても帳消しだと説教くらい。こんな事が続くなら独立したいと思ってました。
本書から何かアドバイスもらえたらなぁとおもってました。
実際に自分が会社の後盾なく社会に何ができるの?!俺のお客さんって誰なの?どーやったらお客さんはできるの?
1からの勉強です。
要約
優秀さ=能力+謙虚さ
お金=価値と信用を数値化したもの
一貫性大事!
大きな失敗挫折しても、めげずにやり続ける。
松下幸之助「成功者は成功するまでやり続けたから成功する」
信用を高める事とは、「プラス」を積み上げ又は -
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・成功する人はまずはじめたりしない。継続する仕組みを先に考えるんだ
・計画・実行・修正の回転を速く回す
・根源的欲求に結びつけて、やるべきことを言語化する(出世して認められたいからMBAの勉強をする、など)
・お金は流し続けなさい。未来に向けて、価値を生み出すものに向けて、他人の幸福に向けて。そうすれば君は信用を作ることができる
・柔軟性とは自意識の解消度合い。そもそも仕事とは、他人や社会に貢献すること。自分でなく相手に合わせられるかどうかってことが必要だ。
・いっしょにいてたのしいひと、気分のいい人になること
・悩みの解決はすべて主体的に行う。絶対に他人の正にしてはいけない。実際に問題とは、 -
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題名の通りの自己啓発本。勉強になったことが沢山有ったな。新しい時代の話もあり、特に20代の方に多く読んで欲しい一冊。若造と年輩紳士との対話形式で話が進み読みやすい。
特に「この世に他人など存在しない。他人とは自分の心に生まれた感情の破片に過ぎない。他者嫌悪の本質は自己嫌悪だよ。認められない他人は誰にでもいるが、その存在を認めること」の言葉は印象的だな。職場でも苦手な人がいるが、「その人は自分だ」と思えば、苦手とかの感覚も無くなる気がした。
【学び】
成功のコツは、成功するまで続けること
継続する仕組みを作ること
コミュニティーを強くすればするほど、お金を使わなくてすむ
身だしなみ、それ -
Posted by ブクログ
現在は、経済活動を中心として世界はある程度繋がった。その為、あらゆるシステムや社会機構は肥大化している。そして、企業や国家は更に統合や編成の道を突き進み、システムを今以上にで巨大化しようと躍起になっている。しかし、経済的な恩恵を受けているのは一部で、多くの人は経済的な不安と向き合い生活している状況である。そして、大企業や国家を信頼の盾としたこの膨張した縦社会は、すでに限界にきていると感じる。象徴的なのが「旭化成建材の杭打ち強度偽装問題」だと思う。もちろん問題が企業側にあるのですが、信用信頼をどの程度まで社会に求めるのかが鍵となる。消費者が異常な程に完璧さを求めるがあまり、社会は足を引っ張り合う