鈴木博毅のレビュー一覧
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いろいろな思考法を知ると、自分をより理解できる
・思考の整理学
・ロジカル・シンキング
→相手の課題を先に答えることで、話を聞いてもらいやすくする
・天才たちの思考法
・孫子
→兵法書
・論語
→理想を追求し続けるには、「柔軟さ」と「一途さ」を併せ持つ必要がある
・はじめての哲学的思考
→不幸とは欲望と能力のギャップである
・禅問答入門
・パン屋ではおにぎりを売れ
→考えるとは、広げることと深めること
人生=思考+行動
人の興味を高めるためには、「自分ごと」「あなたごと」「社会ごと」の三つの接点が必要→例:最近目が疲れやすい+子どもたちがよく見ているスマホ+日本人の視力低下=一日一分見るだけで、目が良くなる28のすごい写真
・それ、勝手な決めつけかもよ?
→未来を、どうありたいか?何をしたいか?の二軸で描く
・武器としての図で考える習慣
・フレームワークを使いこなすための50問
→良いものを安く作ることや、他社よりも頑張るという主張は×!差別化戦略や狭い市場への集中戦略などが大切
・賢さをつくる
・東大思考
・運を味方にする「偶然」の科学
・生き方 -
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「歴史を知る」で多いのは「勝者」の言い分であるが、敗者から弱点・敗戦要因を考察することも重要だと思う。その一例が米国のインディアンは何故異国民・移住民に追われ負けたのか。その敗戦の要因は敵を知り、協調交渉、食糧の確保などを怠ったことが主な理由、と言われる。現代で言う、事前外交交渉を図り協調路線を見出すことが重要、ビジネスで言えばライバルを知り新たな市場を作り出す商品開発をする、と言うことだろうか。文中での気になる言葉:
「戦闘で負けないことより機会に焦点を合わせる」(カエサル)
「ナンバーワンになるには、まず弱者を攻撃する」(源頼朝)
「弱みは見方を変えれば一瞬で強みへと変わる」(諸葛孔明) -
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日経ビジネス人文庫の歴史シリーズ。
30冊の名著を紹介しながら、リーダーシップの歴史を振り返る内容になっており、古典から現代の名経営者まで、紹介されている名著のバラエティに富んでおり、長い歴史を辿りながらリーダーシップの発展を学ぶことができます。名著に触れながら、歴史を振り返り、リーダーシップを学べるという一石三鳥の一冊となっています。
▼日本のリーダーはこのような難しい時代に直面しながら、成果を強く期待されているのです。舵取りが難しく、混沌としたこの時代には、リーダーシップの既成概念をいったん取り払い、より本質を見つめる必要があります。そのため、リーダーが果たす役割・機能の全体を俯瞰することも重要な目標の一つとして、本書は分析と解説を進めていきます。
▼どのような集団でも、必ず人によって動かされています。その意味で、リーダーシップは「人に関する戦略思考」と言えるかもしれません。「人に関する戦略思考」には、リーダーという立場そのものへの洞察も含まれています。リーダーとしてのあるべき姿を理解し、自分なりに規律を作り上げていくことは、何を優先しどんな方向を目指すのかを周囲に示し、成果を上げていくために必要なことだからです。
▼一方で、「人に関する戦略思考」には、成果の上がりやすい仕組みを作り上げるという視点も不可欠です。人は組織という枠組みに大きな影響を受けます。同時にロボットのようには動きません。そのためリーダーには、合理的思考をしつつ人の感情や意欲の源泉を知るという、2つの方向性を持った実務能力も重要になってきます。
▼リーダーは「自分という人」をリーダーに育て上げ、「周囲という人」を理解しながら、壁を突破し、時に大胆な飛躍を目指して周囲を鼓舞しなければならない難しい立場にあるのです。人によって動かされている組織で、最も重要な存在の一人がリーダーなのです。
▼直面する困難の姿が変わるとき、リーダーには既存の役割を超えた力が求められます。そのとき必要なのは、歴史的視野を元にした想像力です。自分が所属する集団が生き残るため、何が必要なのか。刻々と変わっていく問題の姿を正確に捉え、それを打倒する戦略を練る。リーダーは逆境に耐え、考察を巡らし、歴史を振り返り、そして行動していく。
▼彼らの物語から学ぶべき、最も重要なことはなんでしょうか。本書は、「突破口は私が創り上げる」というリーダーの自己認識だと考えます。
<目次>
序章:なぜリーダーシップは進化を続けたのか?
第1章:古代ギリシャの古典
(1)『オデュッセイア』『イリアス』(ホメロス)
(2)『国家論』(プラトン)
第2章:古代ローマの古典
(3)『人生の短さについて』(セネカ)
(4)『自省録』(マルクス・アウレリウス)
第3章:中国の古典
(5)『孫子』(孫武)
(6)『商子』(商鞅)
(7)『六韜』(六韜)
(8)『貞観政要』(呉兢)
第4章:近世の名著
(9)『君主論』(ニッコロ・マキャベリ)
(10)『反マキアヴェッリ論』(フリードリヒ2世)
(11)『言志四録』(佐藤一斎)
第5章:近世の名著
(12)『自助論』(サミュエル・スマイルズ)
(13)『ドイツ国民に告ぐ』(ヨハン・フィヒテ)
(14) 『支配の社会学』(マックス・ウェーバー)
第6章:産業革命後のマネジメント書
(15)『科学的管理法』(フレデリック・テイラー)
(16)『藁のハンドル』(ヘンリー・フォード)
第7章:20・21世紀の経営書
(17)『チェンジリーダーの条件』(ピーター・ドラッカー)
(18)『超優良企業は、革新する』(ロバート・ウォータマン)
(19)『ビジョナリーカンパニー』(ジム・コリンズ)
(20)『知識創造企業』(野中郁次郎/竹内弘高)
(21)『最高のリーダー、マネジャーがいつもかんがえているたったひとつのこと』(マーカス・バッキンガム)
(22)『習慣の力』(チャールズ・デュヒッグ)
第8章:名経営者のマネジメント書
(23)『プロッフェショナルマネージャー』(ハロルド・ジェニーン)
(24)『巨象も踊る』(ルイス・ガースナー)
(25)『ウイニング 勝利の経営』(ジャック・ウェルチ)
(26)『How Google Works』(シュミット)
第9章:20・21世紀の政治家
(27)『第二次世界大戦』(ウィンストン・チャーチル)
(28)『リーダーを目指す人の心得』(コリン・パウエル)
終章 極限状態で問われるリーダーシップ
(29)『アンデスの奇跡』(パラード)
(30)『アムンセンとスコット』(本多勝一) -
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本書の特徴
本書は、第2次大戦における日本軍とアメリカ軍の戦い方を比較し、敗北の原因を経営学的見地から分析した1冊です。大戦に至る経緯や敗因の分析その後の日本経済の復興について書かれた書籍はたくさんあります。対して本書では、敗戦を招いた日本軍の組織体質に着目し、21世紀になって活力を失いつつある日本の日本企業組織と驚くほど共通しているという問題提起、および日本の企業組織が今後イノベーションを起こすためのヒントを提示している点が特徴となっています。
この本をお勧めしたい人
事業でイノベーションを渇望する中小企業の経営者。また私自身は、いち会社員ですが、今後会社で成果を上げたいビジネスパーソンにとってもためになる内容です。
本書の中で印象に残ったところ
既にいろんなところで言われている「なぜ日本的思考は変化に対応できないのか?」について。本書は、「日本企業は既にある物を高い水準で真似する」「真面目に努力して取り組む」といったことは得意であると。しかし「自分の頭で考る」とか「言われたことを、ただ言われたとおりにやる」といった点を挙げ、このことが日本に画期的なイノベーションが誕生したり、次世代を担うリーダーがなかなか出てこない背景にあるのだと言っています。そして本書では、日本の産業から今後イノベーションを誕生させるためのヒントとして、企業組織で働く人一人一人に向けた処方箋を提示しています。例えば「言われた事に何の疑問も持たずにただこなす」姿勢を戒めるとか、自分なりに「こうやればいいんじゃないか?」など自ら考えて工夫をする大切さについて挙げています。要するに「受け身の姿勢で仕事をしない」「当事者意識を持って取り組む」という事を言っているのだと思います。私の会社は企業研修や社員教育事業をしているのですが、研修で教えていることと本書で示唆している内容が共通していてとても驚いています。
イノベーションのためには何が必要か?
以前、司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」を思い出しました。司馬遼太郎さんは「自らが国家を担う気概を持ち、その意識を疑うこともなく政治・軍事・学問など各々の専門分野において邁進した」と述べていて、日露戦争で活躍した秋山兄弟と第2次大戦時の日本軍がとても対照的だと感じました。この「自らが国家を担う気概を持ち」こそ、「当事者意識を持つ」という事だと思います。
今後自分の行動をどう変えるか?
敗戦の要因として、本書は他に「戦略」の不在を挙げています。本書によると、戦略とは勝つための指標、自ら道筋を立てながら行動するという、指針や考え方を言うそうです。あらためて今後は、行動を起こす際も今まで以上に戦略を意識して取り組んでいきます。 -
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日本軍と現代日本に通底する弱点を論じた一冊。
キーワードは3点。無駄な勝利の積み上げ、達人への依存、都合の良い情報での会議。
日本は太平洋戦争で島の占拠数を目標としたが、アメリカは勝つために重要な島の占拠に特化した。
日本は技術を磨き伝承して達人を養成したが、アメリカはセンサー付きミサイル、夜間レーダー開発で日本の攻撃を無効化した。
日本はフィルタリングされた望ましい情報のみで会議したが、アメリカは現場のフィードバックを受け正確な情報で会議した。
これらに共通する日本の弱点は戦略の欠如。
日本は技術の錬磨が得意な故、大局を無視した部分最適に陥りやすい傾向がある。
変化の激しい現代、より戦略が重要になるだろう。
日本の組織だけではなく、個人に通底する課題でもある。自分の目標、目の前の取り組みが戦略的に正しいのか、随時自問することを習慣化したい。