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いつの世も変わらない勝利の法則がある。戦略思考、意思決定、情報活用、競争戦略、リーダーシップ、組織運営…。古代ギリシャの戦いから湾岸戦争まで、史上最強の英雄たちが命がけで見出した思考と行動の全技術。ハンニバル、カエサル、諸葛孔明、チンギス・ハン、織田信長、ナポレオン、リンカーン…他。
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Posted by ブクログ
歴史と現代ビジネスを比較して論じるのはなかなか参考になる点が多かったです。 組織で働く以上異動という組織構成員の流動は避けえないのでベトコンのように一部の経験者が他の素人に意思を伝達する方法として「目的を強く共有化する手法」は参考になりました。
「歴史を知る」で多いのは「勝者」の言い分であるが、敗者から弱点・敗戦要因を考察することも重要だと思う。その一例が米国のインディアンは何故異国民・移住民に追われ負けたのか。その敗戦の要因は敵を知り、協調交渉、食糧の確保などを怠ったことが主な理由、と言われる。現代で言う、事前外交交渉を図り協調路線を見出...続きを読むすことが重要、ビジネスで言えばライバルを知り新たな市場を作り出す商品開発をする、と言うことだろうか。文中での気になる言葉: 「戦闘で負けないことより機会に焦点を合わせる」(カエサル) 「ナンバーワンになるには、まず弱者を攻撃する」(源頼朝) 「弱みは見方を変えれば一瞬で強みへと変わる」(諸葛孔明)
歴史と経営の両方に興味がある人におすすめ。内容は面白いがボリュームに負けて後半流し読みになってしまったので、今後再読ありかな。
歴史から現代のビジネスに当てはめ、解説する本書。とても面白い。 ◼︎競合との戦い ・競合や一般的な企業の目標を調べる。その目標と逆のセオリーで勝負する。 ・既存国(企業)の悪しき文化を廃止する制度を作る。 ・ライバルを仲違いさせ、各個撃破する。遠くの国(企業)と友好し、近くの国(企業)を攻撃して滅...続きを読むぼす。滅ぼしやすい近くの国(企業)から個別分断して撃破。 ・敵の得意領域で戦わない。自分たちの得意なところで戦う。 ・ナンバーワンになるために、弱者を攻撃する。 ・相手の弱い部分に攻撃を集中させる。 ◼︎小さな組織で戦う ・小さな機会や小さな勝利にも前向きでいる。 ・失敗の判断は早めに。わずかな犠牲でとどめる。 ・農家に武器を。アルバイトに戦略や経営権を。 ・最速で学び、繁栄する組織。 ◼︎未来を想像する ・流れに先回りして勝利を待ち構える。 ◼︎弱者と考えて振る舞う ・組織内外ともに利益や名誉を独り占めせず、気前良く分け与える。 ・苦しい状況になれば限界まで戦わず何度でも逃げる。強敵をひたすら避ける。 ・問題から避け、他者から協力と貢献を引き出す。 ・弱点を再定義して、強点に繋げる戦略を作る。
過去の著名な戦略家(軍師)達の共通する原則を導き出し、現代社会のビジネスでの成功事例との対比で、戦略の立て方や原則を教えている。
古代ギリシャの争いから湾岸戦争まで、勝者の勝因や敗者の敗因までを分析。日本では元寇や戦国時代の信長、秀吉、家康を取り上げています。 失敗の本質など良書もありますが、各時代や世界など広範囲に渡って書かれているのは斬新です。改めて納得したのは、太平洋戦争の手段ではなく目的を明確にすること。頼朝のナンバ...続きを読むーワンになるためには、まず弱者を攻撃する。ナポレオンのより早く始めて動きながら機会を見つけたものが勝つあたりでしょうか。
深く掘り下げてはいませんが,世界史をざっと広く俯瞰できる点が良かったです。 歴史に学ぶことが重要とはいえ,具体的に現代社会にどう活かすのか,というところまで書いてある本はなかなかありません。 本書はその具体的方法を示した一例として参考になりました。 何度も繰り返し読むにふさわしい本です。
本の構成は、偉人の策略を綴ってから現代の企業の経営戦略に当てはめている感じです。歴史が好きな方は策略も見ても面白いと思いますが、策略が中心すぎて少し残念です。しかし読む価値はあります。
1.本屋で前著「古代から現代まで2時間で学ぶ戦略の教室」の隣に置いてあったので、まとめて購入しました。前著と一緒に読むことで、著者が1番伝えたいのは何なのかを自分なりに分析したくて購入しました。 2.歴史から学べというタイトルの通り、戦略よりも戦いの歴史がメインとして語られています。本の構成は前著...続きを読むとほとんど一緒です。 歴史から見た勝者の共通点は4つです。まず、局所優位を生み出す力、次に強みの活かし方、次に問題を再定義して、チャンスを見つけて実践する力、最後に新しくことを学び続ける力です。 3.最近世界史の本を読むことが多いので、過去にこんな戦争があって、勝つためにはこんな事を考えていたのかということを多く感じた本でした。 ただ、ここに述べられている事が全てではないことも理解していないといけません。戦争の面からみて、まず指揮官は事前準備(情報収集)と相手の意表をつくような戦略が重要というのがポイントです。そして、実践していく中で、自分のやりやすい戦略を見つけて使いこなすのが最終目標です。 また、自分は歴史の史実としての正しさはよくわかりませんが、過去の出来事をどう分析するのかというところが勉強になった一冊でした。
星3つです。戦争や戦から読み解くビジネス戦略を実例をあげて紹介してくれます。なるほど!と納得できる話と、少し強引だなぁと思う話とありました。タイトル通り歴史好きでビジネス戦略に興味がある方におすすめですね。
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戦略は歴史から学べ
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鈴木博毅
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