鈴木博毅のレビュー一覧
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「変わってしまった状況に『即応する』のが日本人の行動原理」と言うのと、「状況倫理、つまり異なる『物の見方』を持つムラ同士が張り合う場合、(横断的な社会正義を追求するのではなく)どちらが正しいかを決めるため、それぞれの物の見方から超越した(より広い影響を持つ)象徴をつくり、象徴としての権威からのお墨付きを得た側が正義だとしてきた」と言うのは、八百万の神がいる宗教的。支配ー被支配の関係が歴史的に見て流動的だからだろう。「空気」とは、ごく特定のムラだけに都合のいい前提である。それは「前提」なので論理的ではない。日本では、利害の異なるムラは存在しないという(ムラ内部の)虚構のもと、忠孝一致というか、忠(契約)と孝(血縁)が混同、意図的に悪用されて「君、君たらずとも臣は臣たれ」との言葉も生まれた。この思考は現代の組織でも見受けられ、会社でも暴力団組織でも上司のことを「オヤジ」と呼ぶ者がいる。その虚構は、自己を正当化してムラを支配するツールである。
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孫子の兵法を皮切りに、長い歴史の中で研鑽されてきた戦略の数々のがイラストと端的な例えでまとまっていて見やすい印象です。
「戦略」自体の定義の曖昧さに着目しながら、どの立場で、どんな状況下か?によって参考にする戦略も変わってくることを全体を通して学べます。
しかし、俗に言われる即効性があるコンサルティング的な戦略とは異なり、会社全体、業界全体を俯瞰しての本質的な戦略が多い(偉人が成した戦略だから当然と言えば当然なのだが)ため、直接的に利用できる・一般的な販売やセールスに転用できるものは意外と少ない気がしました。
個人的にはカール・フォン・クラウゼヴィッツの戦略が身近な戦略に感じました。 -
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〜人生を勝利に導く戦略の教科書〜
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◉読書に要した時間
・4時間(読むスピード遅め人間です)
◉読みやすさ
・◎
◉こんな人向け
・社会人になりたてのビジネスパーソン
・文章を読むのが苦手な人
・忙しくて時間がない人
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あらゆる悩みに対し、
各偉人達の戦略を3つのポイントに分解して解説、
解決法を提案するという構成になってます。
読み進めていてはじめに思うことは、、
とにかく絵が可愛い!!
誰もが知ってる歴史上の偉人達が
レゴ風のキャラクターに。。
僕のような「活字を読むと気絶してしまう病」
の人には嬉しい本ですね。
小学生くらいのお子さんがいる人への
誕生日プレゼントに良いなって思いました。
それでいて、古くは「孫氏の兵法」から、
「GAFA」「プラットフォーム」「ブロックチェーン」などの最先端を行くビジネス戦略がイメージで頭に入る!!
電車通勤の相棒にもオススメです。
広く、浅く知識を入れて
ビジネスシーンでの会話に役立てちゃいましょう。
(例:やっぱゼロ・トゥ・ワン的な思考でさ〜…)
※話し方によっては嫌われます。
その他にも、恋愛や人間関係など、
人生の悩みに応用できる戦略が盛りだくさんなので、
どんな方にも役に立つ一冊だと思います。
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ネタバレ私たちは「空気」という妖怪にとりつかれながら、日々判断する。「空気」とは、組織の中の前提。空気の読めないものは、同調圧力によって弾圧されてしまう。
人間の判断には2種類がある。
①論理的判断
しっかりと話し合って、判断していく。
②空気的判断
組織に横たわる「前提」が暗黙の了解となり、判断していくこと。
論理的判断と空気的判断は、切り離されるものではない。
あれもだめ、これもだめ、消去法による論理的判断を重ねていくと、いつのまにか組織の前提が固まり出す。
論理的判断から生まれる空気的判断は一見いいように見えるが、自分に有利な前提以外に全てダメ出しするような議論であると、現実の一部が都合よく隠蔽されてしまう。結果的に最新のから用意された結論しかない空気ができる。
よく「組織に染まる」という表現が出る。
組織の中に支配的な情況や物の見方があると、それに感染して、その組織にいる個人の倫理観が変わってしまう。価値観が上書きされる。
「あの時はああするしかなかった」は、空気によって生み出された物の見方に支配されている。その時点で、個人の見方もその集団倫理に染まってしまう。
空気が固定化されると、問題解決力は消失する。現実を無視して前提どおりにふるまう虚構は、問題を膨張させてしまう。空気の打破は、知性の回復。豊かな未来へのスタートライン。
空気を打破する4つの方法
①空気の相対化
②閉鎖された劇場の打破
③空気を断ち切る思考の自由
④流れに対抗する根本主義
今の状況を主観の外に置くこと。内部事情を白日のもとに公開すること。外部の考えを取り入れること。そもそもの理念を考えること。
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1.本屋で前著「古代から現代まで2時間で学ぶ戦略の教室」の隣に置いてあったので、まとめて購入しました。前著と一緒に読むことで、著者が1番伝えたいのは何なのかを自分なりに分析したくて購入しました。
2.歴史から学べというタイトルの通り、戦略よりも戦いの歴史がメインとして語られています。本の構成は前著とほとんど一緒です。
歴史から見た勝者の共通点は4つです。まず、局所優位を生み出す力、次に強みの活かし方、次に問題を再定義して、チャンスを見つけて実践する力、最後に新しくことを学び続ける力です。
3.最近世界史の本を読むことが多いので、過去にこんな戦争があって、勝つためにはこんな事を考えていたのかということを多く感じた本でした。
ただ、ここに述べられている事が全てではないことも理解していないといけません。戦争の面からみて、まず指揮官は事前準備(情報収集)と相手の意表をつくような戦略が重要というのがポイントです。そして、実践していく中で、自分のやりやすい戦略を見つけて使いこなすのが最終目標です。
また、自分は歴史の史実としての正しさはよくわかりませんが、過去の出来事をどう分析するのかというところが勉強になった一冊でした。 -
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1.以前、鈴木さんの「失敗の本質」を拝読させていただいた時に、戦争について詳しく調べてある方という印象を持ちました。この方は企業の戦略をかつて行われてきた戦争から学ぶことに長けていると思いました。そこに興味を持ち、購入しました。
2.まず、戦略を俯瞰することで、歴史の転換点を見抜く力を身につけることを目的としています。
基本的には、過去の戦争を分析し、ビジネスの経営論で語られている戦略に当てはめています。分類としては、リーダーシップ、軍事、効率化、実行力、目標達成、競争、フレームワーク、マネジメント、イノベーション、筆者の主張、の10項目となっています。それに当てはめた後に、現代の成功企業の事例を用いています。
これをふまえたうえで、自分の企業がどんな戦略を取っているのか?自分ならどの戦略で攻めるかなどを考えていると面白いかもしれません。
3.基本的には勉強したことの復習だったので、新しく知識を学ぶことはありませんでした。ただ、筆者も述べているように、戦略を使いこなせるようならなければ意味はないということを肝に銘じていきたいと思います。 -
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1.なんとなく読みたくなったので手にとってみました。
2.この本は、「大きな勝利は自分以外の要素を利用して手に入れることができる」ということが大きなテーマとなっています。そして、原著に書かれていることを現代に置き換え、著者なりの見解を述べている一冊です。例えば、敵を新しい取り組み、戦い方を、始める方法、戦いを時間・労力・資本と置き換え、どのように日常生活を過ごしていくべきかということなどを述べています。
3.原著を読む前に読んでおくことで、イメージがしやすいと思いました。また、特に印象に残った言葉は、「成功より失敗から学ぶことが多い理由は、他人のやった失敗を避けることに直結するから」という部分です。私はこの文を、「失敗することで、自分に足りない部分や他人の失敗について実感させられるから」と解釈しました。