鈴木博毅のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
〜人生を勝利に導く戦略の教科書〜
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◉読書に要した時間
・4時間(読むスピード遅め人間です)
◉読みやすさ
・◎
◉こんな人向け
・社会人になりたてのビジネスパーソン
・文章を読むのが苦手な人
・忙しくて時間がない人
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あらゆる悩みに対し、
各偉人達の戦略を3つのポイントに分解して解説、
解決法を提案するという構成になってます。
読み進めていてはじめに思うことは、、
とにかく絵が可愛い!!
誰もが知ってる歴史上の偉人達が
レゴ風のキャラクターに。。
僕のような「活字を読むと気絶してしまう病」
の人に -
Posted by ブクログ
ネタバレ私たちは「空気」という妖怪にとりつかれながら、日々判断する。「空気」とは、組織の中の前提。空気の読めないものは、同調圧力によって弾圧されてしまう。
人間の判断には2種類がある。
①論理的判断
しっかりと話し合って、判断していく。
②空気的判断
組織に横たわる「前提」が暗黙の了解となり、判断していくこと。
論理的判断と空気的判断は、切り離されるものではない。
あれもだめ、これもだめ、消去法による論理的判断を重ねていくと、いつのまにか組織の前提が固まり出す。
論理的判断から生まれる空気的判断は一見いいように見えるが、自分に有利な前提以外に全てダメ出しするような議論であると、現実の一部が都合 -
Posted by ブクログ
1.本屋で前著「古代から現代まで2時間で学ぶ戦略の教室」の隣に置いてあったので、まとめて購入しました。前著と一緒に読むことで、著者が1番伝えたいのは何なのかを自分なりに分析したくて購入しました。
2.歴史から学べというタイトルの通り、戦略よりも戦いの歴史がメインとして語られています。本の構成は前著とほとんど一緒です。
歴史から見た勝者の共通点は4つです。まず、局所優位を生み出す力、次に強みの活かし方、次に問題を再定義して、チャンスを見つけて実践する力、最後に新しくことを学び続ける力です。
3.最近世界史の本を読むことが多いので、過去にこんな戦争があって、勝つためにはこんな事を考えていたのか -
Posted by ブクログ
1.以前、鈴木さんの「失敗の本質」を拝読させていただいた時に、戦争について詳しく調べてある方という印象を持ちました。この方は企業の戦略をかつて行われてきた戦争から学ぶことに長けていると思いました。そこに興味を持ち、購入しました。
2.まず、戦略を俯瞰することで、歴史の転換点を見抜く力を身につけることを目的としています。
基本的には、過去の戦争を分析し、ビジネスの経営論で語られている戦略に当てはめています。分類としては、リーダーシップ、軍事、効率化、実行力、目標達成、競争、フレームワーク、マネジメント、イノベーション、筆者の主張、の10項目となっています。それに当てはめた後に、現代の成功企業の -
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1.なんとなく読みたくなったので手にとってみました。
2.この本は、「大きな勝利は自分以外の要素を利用して手に入れることができる」ということが大きなテーマとなっています。そして、原著に書かれていることを現代に置き換え、著者なりの見解を述べている一冊です。例えば、敵を新しい取り組み、戦い方を、始める方法、戦いを時間・労力・資本と置き換え、どのように日常生活を過ごしていくべきかということなどを述べています。
3.原著を読む前に読んでおくことで、イメージがしやすいと思いました。また、特に印象に残った言葉は、「成功より失敗から学ぶことが多い理由は、他人のやった失敗を避けることに直結するから」という -
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戦略について書かれた30もの歴史的名著をコンサルタントの著者が解説した一冊。
孫子や君主論などの戦争の戦略からドラッカーやコトラーといった方が提唱するビジネス上の戦略まで歴史的名著と言われる著書についてエッセンスが実際の企業の実例をもとに書かれており勉強になりました。リーダーシップ、実行力、目標達成、フレームワーク、マネジメントなどのカテゴリーに分けられており、ビジネスには欠かすことのできない知識を本書から得ることができました。
ただ、各紹介末にポイントなどが整理されていると理解が捗るだろうとは感じました。
名称だけ知っている著書も多くあって本書での解説で概要がわかったものも多く、競合他社 -
Posted by ブクログ
横山光輝の三国志にハマった人は数多くいるとは思う。その乱世のなかで起きたそれぞれの興亡は何が原因だったのか、そこかは学ぶ教訓は何なのか、現代に通じる処世術は何なのかを説く。
個人的に手本としたいキャラクターは本人の力より周囲の力を上手く呼び集めた劉備。この人物は「六韜」と呼ばれる兵法書に精通していた。内容は
1.民を愛する君主となることが基本戦略
2.人の心を掴み、敵国の王を油断させる
(謙虚に振る舞い信頼を勝ち得て、ひっくり返す)
3.必要だとわかったことを迷わず実行する
4.質素に振る舞い、ときに凡人のふりをする
5.天下を独り占めしない者が王となる
...この兵法書読みたい。
その他に -
Posted by ブクログ
ネタバレKYと言われないように、人は空気を読んで行動しようとする。裏を返せば、空気を上手く作れれば、人の行動を誘導することができるということ。残念ながら世の中には、そうした原理を理解した上で、人を自分本位に誘導しようとするシーンが多数ある。空気が持つパワーと、その誘導法を理解し、その手の誘導に引っ掛からずに、空気を入れ替えていく術を紹介した一冊。なかなか興味深かったです。
・空気を操る4つの手法と対策
①問いの投げ方で議論を誘導する
・人は質問されると、そのことに意識が向き、その問いに対する空白を一生懸命に埋めることに注力する習性がある。
・しかし、その問いかけが全てではないはず。もっと重要な問い