あらすじ
「これは乱世を生き抜くための最高の教科書だ」
志賀俊之(日産自動車取締役副会長)
本書は、著名な三国志から現代の私たちが何を学べるか分析した本です。
私たちは三国志の知恵を、自らの人生にどう生かせるのか。
三国志の深慮な兵法と戦略を、みなさんと共に学びます。
【著者紹介】
鈴木 博毅(すずき・ひろき)
1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。ビジネス戦略、組織論、マーケティングコンサルタント。MPS Consulting代表。
日本的組織論の名著『失敗の本質』をわかりやすく現代ビジネスパーソン向けにエッセンス化した『「超」入門 失敗の本質』はベストセラー。
『実践版 孫子の兵法』(プレジデント社)は5万部を超えるロングセラーに。近著に『戦略は歴史から学べ』(ダイヤモンド社)がある。
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Posted by ブクログ
集団だと、弱いところを互いに補えるが最後には個々の弱いところで決まる。
そのため、自分の弱いところそこ上げも必要。
本を読んで学ぶことが、大事。
自分だけのことだけを、考えるのではなく周囲がよりよく仕事をできる環境をつくる。
適正な、評価をすることが大事。
Posted by ブクログ
経営コンサルの鈴木氏が綴った三国志の人物についてつづった一冊。
野球評論家のような若干後付けの感は否めないものの、三国志演義に偏らずに非常に勉強してるのを感じた。
Posted by ブクログ
横山光輝の三国志にハマった人は数多くいるとは思う。その乱世のなかで起きたそれぞれの興亡は何が原因だったのか、そこかは学ぶ教訓は何なのか、現代に通じる処世術は何なのかを説く。
個人的に手本としたいキャラクターは本人の力より周囲の力を上手く呼び集めた劉備。この人物は「六韜」と呼ばれる兵法書に精通していた。内容は
1.民を愛する君主となることが基本戦略
2.人の心を掴み、敵国の王を油断させる
(謙虚に振る舞い信頼を勝ち得て、ひっくり返す)
3.必要だとわかったことを迷わず実行する
4.質素に振る舞い、ときに凡人のふりをする
5.天下を独り占めしない者が王となる
...この兵法書読みたい。
その他にも曹操やら孫権やらがどのように時代を過ごしたのかも書かれてある。