鈴木博毅のレビュー一覧

  • 「超」入門 空気の研究―――日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力

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    鈴木博毅さん超入門「失敗の本質」に続き2冊目。こちらも別著者の「空気の研究」を現代版に解説したもの。空気とは前提。いわゆる場の空気(前提)がどのように構成されて、いかに逆らえなくなるか。戦艦ヤマトの例や、忖度、パワハラ、いじめ、同調圧力、無責任主義など日本によくある逆らえない空気に隠された真実。解説は少々難しいが、最終章の空気を破壊する4つのアクションプランが嬉しい。1.空気の相対化、2.閉鎖された劇場の破壊、3.空気を断ち切る思考の自由、4.流れに対抗する根本主義。「失敗の本質」と併せて再読したい本。

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    2021年05月01日
  • 「超」入門 学問のすすめ

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    福沢諭吉の『学問のすゝめ』と幕末・明治維新期の歴史を通して、時代の転換期を生き抜く知恵を解説した本。

    日本の近現代では2度の転換点があります。1度目は幕末、2度目は敗戦です。幕末では明治維新により、敗戦では復興と高度経済成長により、日本は大きく飛躍できました。

    停滞している現代日本は幕末や敗戦時と同じような3度目の日本史の転換点と言えるかもしれません。過去2度の転換点と同じように乗り越えていくには、歴史に学ぶ必要があります。

    本書は幕末・明治維新の歴史と福沢諭吉の『学問のすゝめ』を通して、転換点を乗り越えるために、明治維新における「成功の本質」を学び、時代の転換期に個人と国家がやるべきこ

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    2021年01月03日
  • 戦略の教室

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    戦略に関する古今東西の名著がまとめられている本。
    ビジネスに使える戦略や知恵がいくつもあり、参考になった。
    概略を掴むのにはちょうど良かったし、興味のある本が何冊かあったので、深く掘り下げて行きたい。

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    2020年10月11日
  • 「超」入門失敗の本質

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    日本の組織の弱点とは

    大東亜戦争における日本軍の多くの過ちは、現代の日本的組織に通ずるものが沢山あると気付かされます。戦時の知識に詳しくなくても非常に読みやすいです。

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    2020年05月28日
  • 戦略は歴史から学べ

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    過去の著名な戦略家(軍師)達の共通する原則を導き出し、現代社会のビジネスでの成功事例との対比で、戦略の立て方や原則を教えている。

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    2020年05月23日
  • 3000年の叡智を学べる 戦略図鑑

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    #### 動機
    将棋で言うところの定石を知らずに自分でウンウン考えるのは効率が悪いと思ったので。知った上で、自分なりに編集する。

    #### 感想
    - 色々読んだ上で今のところの戦略の理解は「目的に対し重要指標を定め、資源配分を決めること」
    - 総合すると共通する良いイシューは「いかに勝ちにつながる局所戦を作るか」で、分解すると1.ユーザのニーズを知る2.敵の弱い所を探す3.自分の強みを明確にする4.重なる部分に資源を集中させ勝ちきる
    - イシューを見つけるヒントとしては、1.サプライチェーン全体を見渡して課題はないか?2.他の人には真似できないことはないか?3.その勝負でNo.1が取れるのか

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    2020年04月08日
  • 3000年の叡智を学べる 戦略図鑑

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    戦略に関する書籍をまとめたアグリゲーター本。数々ある有名な書籍の知識を広く浅く取れるので、要点だけ押さえたい方や戦略について学びたい初学者にオススメです。

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    2020年04月02日
  • 「超」入門 空気の研究―――日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力

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    とても理解しやすい

    原書を読んでいたのですが、文言の定義がわからなかったり、難解な点があり、読み進めるのに苦労しました。
    そこで、出会ったのがこの本です。
    この本は、文言の定義が分かりやすくなされていて、とても理解しやすかったです。オススメです。

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    2020年02月01日
  • 実践版 三国志 ― 曹操・劉備・孫権、諸葛孔明……最強の人生戦略書に学ぶ

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    集団だと、弱いところを互いに補えるが最後には個々の弱いところで決まる。
    そのため、自分の弱いところそこ上げも必要。
    本を読んで学ぶことが、大事。
    自分だけのことだけを、考えるのではなく周囲がよりよく仕事をできる環境をつくる。
    適正な、評価をすることが大事。

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    2019年09月15日
  • 人を自在に動かす武器としての「韓非子」

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    孫子の兵法を探したところ、韓非子の方が良さそうだったので。

    感想。面白かった。韓非子は、ちょうどキングダムと同じ時代、秦が中華統一を進める時代に、各国の衰退を踏まえて書かれたものらしく、漫画の影響もあってか共感しやすかった。

    備忘録。
    ・役割や肩書きは、褒美ではなくテスト。官職を与えて仕事をやらせてみれば、愚か者と知恵者とがはっきりする。

    ・韓非子は徹底した事実主義を主張。評判や雰囲気で物事を判断すると国は滅亡すると。

    ・事実を元に、しっかりと評価し、しっかりと罰する。ズルイ者が得をする環境を作ってはならない。

    ・褒めるか叱るか、どちらかは必ず行う。「山には躓かないで、蟻塚に躓く」と

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    2019年07月07日
  • 「超」入門 空気の研究―――日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力

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    著者の入門シリーズは、「失敗の本質」に続き、2冊目を読みました。
    言わずと知れた山本七平氏の「『空気』の研究」を解説したものであり、理解しやすく構成されています。これまで機会がなく、原典を読んでいなかったので、入門としてこちらを読んでみました。
    日本人の思想と行動を支配する「空気」という捉えにくいものを細かく紹介しています。

    このような著書を読む際、本当に日本が特殊なのかということを注意するようにしています。
    確かに先の大戦の時代は、現代と比較できないほど特殊な時代であったことは間違いないでしょう。そのような時代だから、日本が失敗したのか、日本人がもともとそういう性質を持っていたから失敗した

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    2019年05月18日
  • 「超」入門 空気の研究―――日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力

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    「超入門 失敗の法則」を書かれた著者の新作。
    超入門でも少々難しく感じたが、空気=前提という考え方は、読んでいて膝を打ちそうになったと言っては大げさか!?日本に蔓延する空気の正体の一端が掴めたように思う。
    科学的なことさえ都合の悪い点を隠すために使いかねないというのは、肝に銘じないといけないと思った。

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    2019年02月22日
  • 「超」入門 学問のすすめ

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    『学問のすすめ』をわかりやすく、現代と絡めて説明している本。
    説明が非常にわかりやすいのでおすすめの本。

    黒船が来航して大混乱の中、半ばやむを得ず鎖国を止めグローバル化した当時の日本の姿と、戦後一気に経済成長はしたものの、新たなグローバル化の波にやられてしまっている現在の日本の姿は皮肉にも同じように思える。

    鎖国廃止後の日本は明治維新を成し遂げたが、今の日本がこのままではどのような道をたどることになるのかを予想することは簡単な話に思える。

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    2019年01月04日
  • 「超」入門 学問のすすめ

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    福沢諭吉の「学問のすすめ」を単純に現代語訳したものではなく、現在の日本の状況と、諭吉のいた時代の類似性から、今我々が何をしなければならないかを解説している。
    章ごとにまとめが書かれていて読みやすい。

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    2018年11月12日
  • 1時間で歴史とビジネス戦略から学ぶ いい失敗 悪い失敗

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    本当の失敗とは何か、それは失敗らしき事象が起こったあとの対処の仕方で失敗か成功かの分かれ道となる、事後対処が適切でない場合に起こったことは失敗となり、適切なフォローがあれば失敗したことにはならないのだと。
    こういった本を読んでおくことで失敗に対する耐性を養うことになり、失敗らしき事態に出くわした際の対処の引き出しを増やすことにもつながる。良書である。

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    2018年05月25日
  • 「超」入門 学問のすすめ

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    読み継がれる本には、何か意味がある!
    現代的に解釈してみるととても興味深い!140年周期論でいくと、2030年代に大きな変革があるらしい。その20年前には大きくしゃがむ時期が来ると。まさに。。。さあ、この先どうなる「日本」!

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    2018年04月04日
  • 戦略は歴史から学べ

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    古代ギリシャの争いから湾岸戦争まで、勝者の勝因や敗者の敗因までを分析。日本では元寇や戦国時代の信長、秀吉、家康を取り上げています。

    失敗の本質など良書もありますが、各時代や世界など広範囲に渡って書かれているのは斬新です。改めて納得したのは、太平洋戦争の手段ではなく目的を明確にすること。頼朝のナンバーワンになるためには、まず弱者を攻撃する。ナポレオンのより早く始めて動きながら機会を見つけたものが勝つあたりでしょうか。

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    2017年11月14日
  • 実践版孫氏の兵法 勝者を支える最高峰の戦略書

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    原書よりもはるかに分かり易かった。
    一番心に残った教えを見つけようと必死に読んだけど、どれも素晴らしい考えで一つに絞れない。

    あえて挙げるなら、
    「意図を隠して攻め 、意図を見抜いて守ること」
    これは確かに負けないなぁ、と思った。

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    2017年05月26日
  • 実践版 三国志 ― 曹操・劉備・孫権、諸葛孔明……最強の人生戦略書に学ぶ

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    経営コンサルの鈴木氏が綴った三国志の人物についてつづった一冊。

    野球評論家のような若干後付けの感は否めないものの、三国志演義に偏らずに非常に勉強してるのを感じた。

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    2016年11月06日
  • 戦略は歴史から学べ

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    深く掘り下げてはいませんが,世界史をざっと広く俯瞰できる点が良かったです。

    歴史に学ぶことが重要とはいえ,具体的に現代社会にどう活かすのか,というところまで書いてある本はなかなかありません。
    本書はその具体的方法を示した一例として参考になりました。

    何度も繰り返し読むにふさわしい本です。

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    2016年07月31日