ヴィクトル・ユゴーのレビュー一覧

  • レ・ミゼラブル (上)

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    短縮版。完全版は助長というほどに長く、挫折者が後を絶たないことからこうしたものが生まれたんだとか。小学生の頃途中までは確実に読んだ覚えがあるんだけど、最後までの記憶がないのはやはり挫折したんだろうな。

    冒頭が、有名な銀の燭台のエピソードからであったとは意外。

    少年のお金を踏んづけてしまう場面、描き方がにくいなあ。これ、ヴァルジャンの心境を思うと「うわああ」ってなるし、物語の最後まで彼が彼である証として重要なファクターとなっているし、一連の描写が上手いしで、かなり印象的なシーンだ。

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    2015年07月15日
  • レ・ミゼラブル (下)

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    ようやく読み終わった…というのが正直なところ。しかしながら、これでも原著を半分以下に削ったものの翻訳であるとのこと。
    ラストまでずっと悲しい物語ではあったけども、ジャン・ヴァルジャンにほんの少しの救いが訪れて良かった。

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    2015年04月04日
  • レ・ミゼラブル (上)

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    数年前の映画を観て、とても良かったので原作に挑戦。海外小説の翻訳版は苦手なものが多いけど、これは読みやすかった。
    心を入れ換えることのできる人、できない人の違いはどこにあるんだろう?

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    2015年01月04日
  • レ・ミゼラブル (下)

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    大作を読み終えた。新訳版なので読みやすく、挫折することなく読み終えることができた。
    映画との違いも楽しみつつ、最後は本当に感動しました。

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    2014年09月03日
  • レ・ミゼラブル (下)

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    国も時代も文化もちがい、
    その中でどんな人生があったのか、
    人の様々な情を感じ取れるのではないでしょうか。

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    2014年01月01日
  • ノートル=ダム・ド・パリ

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    読み始める前に頭にあったのはディズニーの映画「ノートルダムの鐘」
    といっても、映画を見たことはありません。
    「でもディズニー映画だから、辛い展開でも最後はなんかいい感じでハッピーエンドに向かうんだろうな」などと思いながら読み始めました。

    それくらいの前知識で読み始めたのですが、この角川文庫版は原作を抄訳しているそうで、およそ200ページほどの長さ。「海外古典文学のわりにストーリーがすっきりしていて読みやすいなあ」などと偉そうに思っていたら、後からそれをしりなんとなく納得。

    舞台となるのは15世紀のフランスパリ。美しい踊り子の娘をめぐっての愛憎を描いた物語ということになるのかな。

    冒頭から

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    2024年04月25日
  • レ・ミゼラブル (上)

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    某芝選書に影響されて買ってみた。外国文学の翻訳は、文体がどうにも苦手で、これもやはり変わらず。面白いと思うところと、読みにくくて辛い、と思うところがある。
    最後にもうひと盛り上がりして、ここでレミゼラブルか!で終わったので、続きが結局気になる。

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    2024年01月21日
  • 新訳 レ・ミゼラブル

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    司教がジャン•バル・ジャンと出会った時に、コレが「無条件の肯定的配慮」だと感じた。囚人として見るのではなく、1人の人間としてみてくれた!

    司教との出会いがジャン•バル•ジャンという人間を変えてくれた。これがきっかけで、ジャン•バル•ジャンも次々と出会った人の運命を変えていく物語り!

    原作も読みたい!!

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    2022年01月22日
  • レ・ミゼラブル (下)

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    市街地で起こる暴動に市民が否応なく巻き込まれてく。
    登場人物がどんどん死んでいく。
    どんな状況でも自分のことよりも他人のために行動するって、容易じゃない。ジャン・バルジャンすごすぎる。

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    2021年08月12日
  • トキメキ夢文庫 ノートルダム・ド・パリ

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    マンガ付きのストーリーダイジェストなので
    流し読みするのに最適
    まともと言えるにんげんが一人も登場しない
    稀有な小説だけれど
    近年全焼したノートルダム寺院を
    舞台としているので
    もっと詳しく読みたくなるよね

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    2021年04月03日
  • トキメキ夢文庫 ノートルダム・ド・パリ

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    100分で名著でとりあげられたときカジモドが忘れられず、読もうとしたものの挫折。

    漫画とイラストでよんでみた。
    カジモドは姿が醜いのでみんなから嫌われている。エスメラルダもジプシーというだけで差別を受けている。

    15世期ヨーロッパの世相や風俗も垣間見れて、短く222pに纏めてあった。

    カジモドの純粋さ、フロロ神父というより恋の恐ろしさ、そしてラスト。泣けました。フロロ神父の両親は、そのころパリで大流行したペストに。

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    2020年05月12日
  • トキメキ夢文庫 ノートルダム・ド・パリ

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    ネタバレ

    原作小説を読んだ人間の感想です。原作を2度読むのがしんどいと思った人間がこの本を買いました。
    あの長くて小難しいノートルダム・ド・パリを子供向け、女の子向けに圧縮したもの。なので、作者特有の長ったらしい話とかないし、キャラの心情もめっちゃ掘り下げていません。
    女の子向けのせいか、エスメラルダに特に焦点を当てているように感じられます。
    そしてところどころマンガも挟んであるので、読書初心者にもまあまあ優しい設定。物語の時代背景も書いてあるので、より自然と読みやすい。


    が、しかしあのボリュームを圧縮したこともあって、もうちょっと掘り下げたほうが、説明あったほうがいいよね?的なことはいっぱいありま

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    2020年05月11日
  • レ・ミゼラブル (上)

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    ネタバレ

    罪と罰から、一瞬、デジャブかと思った(笑)。
    罪人がさまようところから始まる。

    でも、読み進めてみたら、そんな内心を描写しまくるどろどろ系ではなくて(笑)、精神的な善に溢れていて大分読みやすい話でした。
    相変わらず、古典ならではの生死をかけたガチストーリーではあるけど、でも、読んでてそこまで辛くない感じです。
    ミュージカルだとこんな感じかなぁ、と、つらつら想像しながら読む感じ。

    子どもを/が拾う拾われる、というのが普通な世界に驚きつつ、パン1枚で生きていくそのすごさに驚きつつ、弁護士になろうともものすごい貧困な世界に驚きつつ、なんか、時代って不思議だなと思う。

    あとは・・・犯罪を犯したこ

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    2016年10月16日
  • ノートルダム・ド・パリ(上)

    購入済み

    電子書籍なのに

    物語は面白いので問題はないが、電子書籍版についていくつか不満な点がある。
    (1)電子書籍なのに、目次が設定されていない。
       目次のページには第1編・第2編とあるのみで、その中の章は記載されていない。
       たぶん親本がそうなっていると思われるが、電子化するときに目次の設定くらい
       してもよいのではないか。
    (2)原註が一切ない。
       ユゴーによる原註があるはずなのだが、それらが一切ない。原註も本文の一部な
       のだから載せるべき(親本に原註がないとは考えにくい)。
    (3)そもそも親本の記載がない。
       この電子書籍の親本が不明。どの版の訳を使用したのか、テクスト

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    2017年05月20日