ヴィクトル・ユゴーのレビュー一覧
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フランス革命との関連を詳しく調べた方がいいと思った。
ワーテルローとナポレオンの影響
マリウスは父の戦歴を調べる中で、ナポレオン時代の歴史にのめり込み、「ボナパルティスト」(ナポレオンを理想とする人)になります。
この思想の変化は、彼が家を出て、自分の信念で生きようとするきっかけになります。
☆時代背景☆
1. フランス革命(1789〜1799)
•民衆がルイ16世を倒し、絶対王政を終わらせた。
•「自由・平等・博愛」を掲げたけれど、内部で対立が起き、**恐怖政治(ロベスピエール)**など混乱が続く。
•結局、「自由な社会」はうまく作れなかった。
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2. ナポレオン時代(1799〜18 -
Posted by ブクログ
ハインリヒ。夢で見た青い花に憧れる。さまざま人々との出会いや経験をつうじて、詩・愛・無限(青い花)への理解を深めていく▼愛とは、人間という謎に満ちた独特の存在が不思議に融けあうこと▼自分自身を超えることが生の原点であり創生である。ノヴァーリスNovalis『青い花』1802
〇マティルデ。美しい娘。死んでしまう。
〇ジルヴェスター。老医師。
※「ノヴァーリス」はペンネーム、
※主人公が体験を通して内面的に成長する姿を描く教養小説
ペーター・シュレミール。ある日、灰色の服の男(悪魔)に出会い、影を失う代わりに、金貨が無限に出てくる袋を手に入れる。しかし、影がないため、周囲から嘲笑されるように。 -
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ネタバレ不変のテーマ。
芝選書で紹介されていた、2冊で完結するレミゼ!
いつか読みたいなぁ〜と思っていたので、読みやすいというこちらを。
200年前のフランスが舞台なのに、共感できるところがたくさんあるのが非常に面白い。
人は更生できるのか?真なる善とは?考えさせられる。
主人公:ジャン・ヴァルジャンがとっても魅力的で、気になる存在。
司教に出会って親切にされたことがきっかけで、心を入れ替えて他人のために生きている姿がかっこいい。
人は、誰と出会うか、誰と出会わないか、が大切なんだね。(©MIU404志摩)
市長としての地位を確立していたとき、全くの他人がジャン・ヴァルジャンと間違われて処 -
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ディズニーの方はまだ観たことないです。録画してあるけど先に原作を読みたかったので我慢してた。
原作といっても抄訳で、かなーり要点のみらしいけど
私は一度レミゼで挫折してるので、ユゴーくんとは勝負しないことにしました。いずれちゃんと全部の訳も読んでみたいな!
抄訳というだけあって半日で読み終わりました
「カジモドの結婚」でこそ完結する、とんでもねえ物語よ。ラストはもちろん違うと聞いてるけど、それでもよくこれをディズニーアニメにしようと思ったな!?企画出したの誰だ!?
エスメラルダ可哀想だけど、あんな理不尽な死、たくさん転がっていたんでしょうね
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Posted by ブクログ
オタキングこと、岡田斗司夫氏のYouTubeでオススメされていたので検索してみたところ、なんとキャンペーン中で98円だったので即買いしてしまいました(笑)
ラノベ風の表紙にビビることなかれ、物語の骨子は失われず、漫画が併用されているのでわかりやすい。特に外国人の名前に悩まされる者としてはありがたい(笑)
大人としては、原作(と言っても邦訳ですが)を読むのが一番良いというのはごもっともですが、あまり興味がないし時間もない、しかし一般常識として内容を頭に入れておきたい、というニーズにぴったりの本ではないでしょうか。
お子様にも(というか、こちらが本来のターゲットですね)読みやすく良いのではない -
Posted by ブクログ
ネタバレエポニーヌよ、最期まで良い子だった。
彼女の最期は悲劇的に見えるけど、彼に愛されないとわかった以上、彼の腕の中で死ねるのは最上の選択ではないか?
マリウスを想うエポニーヌや、コゼットを渡したくない感情がありながら瀕死のマリウスを助けるジャン・ヴァルジャンは、客観的描写のみで本人視点が描かれていない。一見矛盾のように見える行動を突き動かしているのは、複雑なようでいて実はすごく単純なものなのかもしれない。すなわち、良心だ。もしかすると「愛」という言葉の方が文学的かもしれないが、私はあえて「良心」と言いたい。
クライマックス、無事コゼットとマリウスが結ばれて、むしろこれ以上ないくらいのハッピーエ