石原理のレビュー一覧

  • 最悪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     橘英彦は、三十代にして課長という同期の中でも異例のスピード出世を果たしたエリートサラリーマンだった。
     そんな彼が出張先で、不本意ながらも再会してしまったのは、数年前に三行半を叩き付けた同棲していた元恋人・有堂だった。
     彼は、傲岸不遜で厚かましく、部屋の片付けもしない、それどころか服は脱ぎっぱなし、ビールでさえも自分で取らず、英彦のことを顎で使う。
     そんな無神経な男だったけれど、英彦はどうしても彼のことを忘れられずにいた。

     有堂は、学生の頃にすでに起業していて雑誌にも載る成功者。
     そんな有堂の存在が、親からの仕送りで生活し、汗まみれで就職活動を続ける英彦のコンプレックスを刺激した。

    0
    2012年06月22日
  • 最悪

    Posted by ブクログ

    傍若無人!無神経! こんな奴から 早く逃げて! ってクールビューティー派は英彦さんを応援するのですが、いつの間にか 思い出しているのです。頼りになる がっしりした背中 寂しさを漂わせている背中を。それで 何回でも捕まってしまう。

    0
    2012年02月17日
  • やさしい傷跡

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     久しぶりに乗った車がエンストしてしまい、立ち往生し、途方にくれていた童話作家・槇原宙彦。
     そんな彼が悪戦苦闘しているところを助けてくれたのは、中古車のディーラーだという宇多田志朗。
     エンストの上に、貧血を起こして倒れかけた宙彦を助けてくれた挙句、自宅へと送り届けてくれた上に、食事を作ってくれ、介抱してくれた志朗。
     それ以来、何かと宙彦の面倒を見てくれる。
     植木の手入れや、電球の取り替え、棚の修理……
     持ち前の器用さで、次々と仕事をこなしてくれる志朗に対して、宙彦は申し訳なく思いつつも、嬉しく思っていた。
     過去の事故により、人との関わりを避けてきた宙彦だったが、年下の志朗に徐々に惹

    0
    2018年01月30日
  • 怜々蒐集譚

    Posted by ブクログ

    「死して尚 恨みや憎しみや―愛や悲しみ―そんなものを引きずっている者たちが 愛しくてしょうがないんだ―」 これは和泉の言葉だけど 出和泉の言葉でもある。編集者の天然で見えざるものが見える南を取り巻く三人、中でも 出和泉のまなざしが優しい…。

    0
    2012年01月08日
  • 逆視眼 1

    Posted by ブクログ

    2まで一気に読んでしまいました。うん、これは…好きですw もっと…!もっと読みたい…!ということで、あとがきにケツカッチンになってしまった、書ききれなかったエピソードが、とありましたがまさにその通りですよ。。最後が急展開すぎた。。もったいないー!ということで☆は3つ。もうちょっと時間をかけて展開してほしかったです。ていうか青山刑事が!ツボすぎて!w 基本的にああいうキャラは好きです。ちょっと踊るの青島を彷彿とさせなくもないですが、好きです。
    はい。青臭くなさすぎていい。世界の果てで待っていての主人公にも似てる。。好きです。(くどいw) でもストーリーは本当に…もったいない!今さらですがアンケー

    0
    2012年01月07日
  • セルナンバー8

    Posted by ブクログ

    うむ、面白かったです。そして確かにヨードチンキに比べるとかなりすっきりw 全体的にまとまった話でしたしね。でも…ヨードチンキの方がごっちゃっとしてて勢いがあって好きかも知れません。

    0
    2011年11月20日
  • 青い鳥 眠る探偵(4)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ついに完結。
    今回は間に書かれた誰かはわからない過去の話?とかが、本編とつながった瞬間が面白かった。特に和久井さんには驚いた。結末のことを考えると、槇と真音二人が幸せになるギリギリのラインは、確かにこの結末かなと納得。この巻では真音の妻、恵美について詳しく語られたので、なんだかすっきり。どんな人物だったか気になっていたので。不破の元妻も登場で、過去を清算?してすっきり終わってくれたかと。

    0
    2011年08月29日
  • 傀儡の巫女 眠る探偵(3)

    Posted by ブクログ

    ついに笑子に槇の手が!!全ての事件は槇に繋がっているのでは・・・と思わずにいられない。今回はじめて笑子の交友関係が見えてきましたね。ようやく中学生らしい笑子を見ることができました。不破は相変わらず役立たず。真音の槇と家族に対する葛藤とかが見えてきたので、続きが楽しみです。番外編では、槇の新たな決意が恐ろしい!!これから槇がどうでるか気になります。

    0
    2011年08月04日
  • 逆視眼 1

    Posted by ブクログ

    ちょっと事情があって2巻から先に読みました。
    1巻から時間が空いてたのかな?と思ったけどそうでもない。
    ちょっとなんか絵がまだ粗いですね。
    優のキャラがなんかよくわかんないし、2巻が良かったので期待しすぎちゃったみたい。
    でもここから2巻へと思うとなかなか面白いです。

    0
    2010年08月25日
  • やさしい傷跡

    Posted by ブクログ

    ノベルズ文庫化
    宙彦って名前に全く萌ない。
    名前についてどうこう思ったことないけど、あんまりにも好みじゃなさすぎて…。
    いい空気の流れてるお話。
    絶対に味方になってくれる家政婦さん、思いっきり悪役の親戚のおっちゃん等々。
    お互いが持つそれぞれの過去の傷。
    理解しやすい展開と心情で、ひきこまれる。
    きれいな日本語(?)が使われていていいなぁっと。

    0
    2010年06月19日
  • エロティック・パフューム Love&Trust2

    Posted by ブクログ

    弟カップル達がとうとう…なお話?
    ドタバタ事件が起こって、恋愛も絡んで…なお話が好きな方は楽しめるんじゃないかなぁ。

    0
    2010年03月29日
  • 闇を喰らう獣

    Posted by ブクログ

    ひとつの文庫に二つのカップルのお話が入っています。それも受は兄弟!攻は中原さんお得意のヤクザと刑事。面白そう!と期待して読みました。
    実際面白かったんですが、どうしても私的には短い気がして…いつも一つのカップルに対してちゃんと丸々一冊分あるのに、そのはんぶんだからなんか物足りない。だから★を三つにしました。

    1
    2010年01月04日
  • 少年は明日を殺す II

    Posted by ブクログ

    表題作が半分ってどういうことだあああああ!と思ったが、最後の作品が好きなのでまぁ良し。
    学ランヤンキーブームってたまーに来るんだよね。

    0
    2009年12月29日
  • 少年は明日を殺す I

    Posted by ブクログ

    中島梓だったか三浦しをんだったか何かの本に書いてあったので購入してみた。
    ストーリー的には高口香純の「幸運男子」にちょい似てるか。作風が違うが。「男の純情」ってのに笑ったわ。

    0
    2009年12月29日
  • 羊たちの番人 1

    Posted by ブクログ

    湯名牧師の過去が一巻のうしろのほうでチラリと顔を出します。彼がこんなに頑なな理由とは!?
    カタブツの湯名牧師はどう矢内牧師に落ちるんですかねw 2巻に期待!

    0
    2009年12月18日
  • 最悪

    Posted by ブクログ

    ビーボーイノベルズの文庫化。イラストレーターは一緒ですが表紙は描き下ろし。
    2009年4月ケイ・ブックス(Atis collection)よりCD化

    0
    2010年01月07日
  • 羊たちの番人 2

    Posted by ブクログ

    話はちょっとあり得ないですが、画伯の萌えツボはブレません。しかし神父服とか祭服はエエですね。スーツより確実に萌えがあります。

    0
    2009年10月04日
  • 崖っぷちまで走れ【電子限定おまけ付き】

    無料版購入済み

    試し読み増量版を読んだのですが、全く何やらわからない...
    何から逃げてて、なんで名前変えてて?
    でももう元の名前に戻ってるみたいで...??
    何かの続編でもなさそうですが、これだけで買うか...と聞かれたら
    ちょっと無理。ごめんなさい。

    0
    2022年06月02日