石原理のレビュー一覧
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ラブ&トラスト シリーズ3作目
付き合いだして3年。誰にも縛られず縛らずという男関係を持っていた核だが、沓澤とは相性がいいらしく続いている。しかしその安定感を自分としてはむず痒く思ってしまっていて。
そして沓澤の方には組長の娘との縁談が出てきて…。
一方弟の天と正文の間にも組長の次女が入ってきたことで揺らぎ始め…。
いいなぁ。やっぱり、よく出来てる。
上手いなぁ、榎田先生。
エチ場面は濃厚なのが1回あったような、そんな感じなのに登場人物たちの心の襞を書くのが上手い。
一気に読みましたね。
こんな素敵な大物攻め様をメロメロにさせる頭のキレる受け子好きだわ。 -
Posted by ブクログ
2013/08/09
【やや好き】表題作シリーズ、元刑事:上杉恭吾カジノオーナー:鷹尾。 893の跡取り息子:椿を誘拐する羽目になった二人が椿に手を貸す話と、二人がコンビを組むまでの話。 え?この二人デキてなかったの? 描き下ろしで初?という衝撃(笑) 他3話収録→『恋しいひと』ヨリを戻す話。 『バレちゃいますよ!』芸能人マネージャー奮闘記。 『よるのくに』記憶をたどった後のオチが◎。 全体的に、この作家さんが描く淡泊な雰囲気は好きなんだけどなんとなく散漫に感じてしまうんだよな…だから物足りない読後感。 同じシリーズでもう少し長くやってくれればいいのになぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレその美貌とクール過ぎる性格から「アイスドール」と呼ばれる私立稜嵐学園2年の高宮樹。一方、高宮と小学校からの友人である土岐恭一は、付き合った人間の数は、数知れず、男女問わずの遊び人で、高宮の目の前で告白した下級生の男子生徒とつき合い始めたばかり。
そんな土岐の様子に、冷静を装っている高宮だが、クラスメイトの右近将治に土岐への執着を指摘され、動揺を隠せない。そんな中、右近に想いを打ち明けられ、キスされた高宮は……!?
実は、高宮の中には母親に愛されず、虐待されて育ったという生い立ちがあって、なかなか自分が「他人に愛される」ということを理解できずに、受け入れられずにいるという気持ちがあったから、自分が「他人を愛する」という気持ちに蓋をしてしまっていたんですよね。
そういう、トラウマを抱えた主人公の話は結構好きです。
で、高宮は右近に指摘されたことで段々と自分の気持ちがわかってくるんですが、今度は自分は「愛されない」と思っているから、土岐を突き放してしまう。そして、二人はお互いを避け始めるんですが、高宮が酔って夢だと勘違いして、土岐に告白したことから、二人の関係は変わり始める……という感じでした。
結局、高宮が母の本当の気持ちを知って、人を愛することを、愛されることを信じられるようになる……というので、ハッピーエンドになるんですが、それが母親が自分への愛情を書いた日記を見つけたから……という、あまりにもご都合主義的展開でちょっと萎えました。
別に愛してくれたからって暴力を振った事実がなくなるわけではないし、それで全てがチャラになるわけではないと思うんだ。人間の言葉ほど上辺だけのものはないんだよ……と、言いたくなります。
こういうオチでなければ、高宮の切ない想いが丁寧に書かれていたので、もう一段階評価を上げるつもりだったんですが、ラストが納得いきませんでした。
途中、土岐は本当は、高宮に避けられるようになり始めてから、夏休み中高宮を監禁しようと思ってたようなんですが、個人的にはそっちルートでドロドロになってしまうのも見たかったかなぁ……と、思います。 -
Posted by ブクログ
美しい顔と肢体を持った大学生・天は歌舞伎町で兄の経営する配送会社を手伝っている。配送するものはヤクや銃など以外。ヤクザからの依頼も多いがどの組にも同じように接している。
ある日、子供の頃に苛めていた正文と再会。普段扱わない“人間の子供”を預かったその子供絡みで問題が起こり…。
無理にBLである必要性を感じないくらいちゃんとしたピカレスクなストーリー構成でした!
やっぱり読ませる作家ですね。
兄・核はヤクザの若頭と身体の関係がありますが心までは伴っていない。
弟・天は正文の事が好きらしい。
正文もよく分からないけど気になっていて…。
今後の二人(三人)に注目ですね!
エロは少ないです。 -
Posted by ブクログ
とにかく、俺様攻の有堂にブレがない!我が道をいってます。かなり強烈な性格。そして、クールビューティで、今度こそは思い通りにはさせないといきまく真面目で仕事熱心な英彦。いい取り合わせです。イラストもぴったりでいい。
この二人の再会からして面白すぎるラブコメです。
有堂は、強引、頑丈、無神経で常に英彦の神経を逆なでするような行動に出る男。普通だったら、BLなのでちょっとは甘く引き下がったり、相手に譲歩したりするのもアリですが、この攻には、そんなのが全くもってありません。
なんで、こんなオトコを好きになったの?と英彦に聞きたいところですが。
ま、そんな質問は無粋でしたね…やっぱり、トロトロの愛があります。
それに加えて、有堂はかなりのドS。主導権は握りっぱなしで、強引で、超意地悪なHです。見た目清潔感あふれていて、ビジネスでも完璧な英彦が、有堂とのベッドでは乱れまくりという落差がすごくて、エロい。
毎回、話の作りこみやエピソードが、切れ味バツグンの作家さんです。この話も、テンポよく爽快感ある展開で魅せられました。上手い!と拍手したいです。