六道慧のレビュー一覧

  • ヤコブの梯子~警視庁行動科学課~

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    息子がクズすぎて。
    けど結局は自分が昔にしてきた悪行のせいで
    息子が巻き込まれてる形になってるだけ

    けど桜井たちのやり方は酷すぎて
    人間のやることじゃないし
    礼儀も何も無い

    トナカイ=戸田 中島 伊藤
    ト(戸)ナカ(中)イ(伊)には震えた

    相変わらずこの2人のコンビ大好きです

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    2020年05月14日
  • 星星の火~御算用日記~

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    御算用日記シリーズ9巻、藩の重職三人が不審な死を遂げ、藩主・太田信親も病に倒れた越後国春海藩。幕府御算用者の生田数之進が、友の早乙女一角とともに潜入した春海藩には、わずか二歳の若君を守って、御家のために尽くそうとする、けなげな少年武士たちがいた。そして、悪の黒幕、老中・松平信明との対決!星星の火は、やがて大きくなり、燎原の火となるのか?。大切にしていた五瀬姫の楓の鉢植えが行方不明になったり、冨美が赤ん坊を拾い育て始めたりと近辺は騒動が続く。春海藩事件のきっかけが少年の犠牲で始まり痛々しい。

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    2014年04月07日
  • 径(こみち)に由らず~御算用日記~

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    御算用日記シリーズ8巻、今回は丹後国鶴川藩に潜入します。数之進自身は五瀬姫との悲しい恋を引きずっていて、元気がなく腑抜けのようになって姉二人までが心配していました。潜入先は五年ほどの間に、借財を半分に減らしていて一見裕福なようだが、藩に隠された秘密を追求します。女色に耽り、芸事を好む藩主・牧原英成は、数之進に瓜二つですが、性格が悪く御算用者として藩主を救う気にはなれない二人だったが…。一角が連れてきた五瀬姫に似たお世津という人物が、今後どう絡むのか楽しみになってきました。

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    2014年04月06日
  • 一鳳を得(う)る~御算用日記~

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    ネタバレ

    御算用日記シリーズ7巻、二匹の金食い虫の借金がまだ180両有る為、幕府御算用者の職を務める生田数之進は、無二の親友早乙女一角とともに出羽国花沢藩の藩邸に潜入した。この藩は江戸家老山岡が大きな顔をして藩主然と振る舞って、前藩主の急逝後家督を継いだ嫡男政純は将軍家へのお目見えを果たしていなかった。冒頭での屋敷を夜更けに出かける奥方と籠の姫君を誰何する江戸家老と、若き藩主との会話が後に生きてきます。終盤、家老の謀議に対抗し若き藩主に扮した姉の五瀬姫と数之進との、身分を超えた恋の行方と会話に涙しました。

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    2014年04月05日
  • 月を流さず~御算用日記~

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    御算用日記シリーズ6巻、3姉妹の長女で母親の死後、数之進の母親代わりであり養子を取ったと噂だけだった長姉の伊智がついに加賀・能州から突然江戸へ上ってきて、何事とビビる二女「冨美」三女「三紗」を始め四兵衛長屋は大騒動!そんななか、幕府御算用者の生田数之進と早乙女一角は、下野国黒銀藩の藩邸に潜入する。藩主・大関増輔は鯱病を病み、藩政の実権をめぐって、奥方派と愛妾派の暗闇が噂されている小藩である。背後に潜む悪の謀が打ち砕かれたとき…。伊智登場騒動の中笑いあり涙あり
    で、心温まる筋書きで楽しく読めた。

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    2014年04月02日
  • 春風を斬(き)る~御算用日記~

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    御算用日記シリーズ5巻、幕府御算用者の今回の潜入先は仙石藩。正月の門松すら買えず手作りでいびつな物という有様の貧乏藩に生田数之進と早乙女一角が潜入し藩財政を破綻させた真の原因を探る。数之進の姉三紗が初めて食べ比べで負ける。屋敷では藩主・忠輝が姿を現さず、鳥を飼育していて異臭が漂っていました。藩主の行方と、江戸の町を騒がせる「髷切り魔」の正体、錯綜する謎を数之進の千両智恵が解いたとき…。前作から続く尾張家の陰謀に薩摩藩も加わりシリーズ読みとして楽しめました。今回は主人公数之進の優しさが際立ちました。 

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    2014年03月30日
  • 流星のごとく~御算用日記~

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    御算用日記シリーズ4巻、走り者(故郷を捨てて出奔する者)が増えて、生産高が減っているのに借金が減ってきている筑後国鶴見藩に潜入する幕府御算用者・生田数之進だが、付いてきた冨美と三紗が、富くじに誘われて騒動に巻き込まれ…。数之進を悩ます姉妹に対しついに、姉上様こと一番上の姉・伊智が江戸に出てきて…。ますます面白くなってきた。シリーズ追いかけます。

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    2014年03月07日
  • まことの花~御算用日記~

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    ネタバレ

    御算用日記シリーズ3巻。今回は無類の狂言好き、若狭守村芳が治める伊達宇和島藩の分家吉田藩に潜入した幕府御算用者。早々に屋敷で聞かされる季節はずれの鶯の鳴き声が招く前藩主の亡霊騒動、姿を見せない正室・茅野の謎。その裏には本家と分家の争いが…、物語のスタートは茅野は本家の父に村芳の無能ぶりを聞かされ嫁いで来たのだが、村芳が言った「まことの花」の意味を考えます。数之進近辺では、三紗の謀略から上司で両目付の鳥海左門が次姉富美に自分の小太刀を預けたと知りびっくり…騒動姉妹の本領発揮、読み手止まらず次巻へ。

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    2014年03月03日
  • 天地に愧(は)じず~御算用日記~

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    ネタバレ

    御算用日記シリーズ2巻。幕府の密偵御算用者・生田数之進は、彼の親友で武芸百般の美貌の剣士早乙女一角とコンビで勘定方と主君に近侍する小姓名目で御家騒動に揺れる播磨国高野藩への潜入を命じられる。正確には播磨国の江戸屋敷で、地方に転ずるわけではありません。あくまでも舞台は江戸になり長屋に住まう数之進の姉妹が引き起こす騒動・一角との会話がうまく絡み笑いを引き起こし、「天地に愧じず」のタイトルと物語の最初の導入部が意味深くミステリー感を表し、この小説の奥行を深める。数之進の細々とした薀蓄が素晴らしい。

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    2014年03月02日
  • 青嵐(あおあらし)吹く~御算用日記~

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    御算用日記シリーズ1巻。まとめ買いで発売済み16巻中13巻迄揃えました、今月はこれでスタート。生田家4姉弟の次女・冨美と三女・三紗の姉達が作った借金返済のため、幕府御算用者として潜入し藩の秘事・不正を探ることになった元加賀藩の辣腕勘定方・数之進。諸藩改革を進める老中・松平信明の任命を受けた両目付役・鳥海左門配下となり、まず江戸の長屋に落ち付いた所に、姉達が転がり込む場面から始まります。改易(藩取り潰し)の確証を探る為の派遣探索が、両目付役の考えと数之進の性格から老中の思惑と違った展開になります。

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    2014年03月01日
  • 護国の剣~御算用日記~

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    御算用日記シリーズもとうとう10巻目です。
    今回も良かった。いつもそうですが登場人物がとても個性豊かでわくわくしながら読んでいます。読後もとても清々しいです。
    時代小説読んでみたいけどどれがいいのかわからない、チャンバラは苦手な方ぜひ読んでいただきたいです。

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    2009年10月29日
  • 新・御算用日記 美なるを知らず

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    10年以上前に終わったと思われた「御算用日記」の続編。老後の活躍を描いた「御算用始末日記」3部作からでも8年。嬉しい、また新作が読めるとは思ってもなかった。13作目の「石に匪ず」からさほど空いてない時期の話と云うことで、数之進と一角が若々しくていい!姉上と姉様のお騒がせ姉さんも健在でしっかりお騒がせしてくれる。まだ、姉上は左門さんとは結ばれてないのね。まだ出てないが今年(2022年)の春には続巻予定とのことで楽しみ。ただ、久しぶりで人間関係がややこしく、もう少し分かり易くしてもらえたらなあ・・・

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    2022年05月27日
  • 警察庁α特務班 ラプラスの鬼

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    このシリーズのなかでは一番楽しめた気がする。
    読後感のせい?
    映像化も出来そう。
    サクラのモチーフとか、犯人の名前とか、ネットの神隠しの件とか。
    願いや祈りがこめられた、ヒトの思いが伝わる。

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    2022年01月14日
  • ロゼッタ・ストーン 黒崎警視のMファイル

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    黒崎吾郎警視をリーダーとするチーム黒崎は、灰嶋輝明、白井光彦、阿藤幸雄の4人で構成されているが、補助要員として相沢詩織も存在する.灰嶋が突然呼びかけられ、サバイバルナイフが見えたので急いで勤務先の河瀬交番に駆け込むところから話が始まる.藤木自動車の専務が殺害され、谷戸研究所の根津信次らから状況を聞く灰嶋らだが、彼らも組織的な動きをしている.交番の小国宏はゴンゾウと呼ばれ、不可解な動きが見られる.神野麻梨絵と会食する灰嶋だが彼女の父親 時男も謎を秘めている.研究所に疑惑を持った黒崎は相沢を事務員として潜入させる.中盤から様々な人物が登場する.徳井鮎子、松浦杏奈、坂本稔、石原将太、門馬和也等々.相

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    2021年12月29日
  • 新・御算用日記 美なるを知らず

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    読みたかった本が読めてうれしい
    偶然にも幕府御算用者を読み返し終えてた時に新刊のお知らせ、しかも石に匪ずの以降の物語
    六道先生ありがとうございます。
    来春発売予定とあとがきにありましたが、すごく楽しみです。

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    2021年12月12日
  • 警察庁α特務班 七人の天使

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    さすがにこんなにわけありなヒトばかり集めたチームはないだろう、とフィクションならではの設定だが、(だから?)楽しく読めた。
    完結するかと思ったが、引っ張るのか!

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    2021年11月18日
  • 黒崎警視のMファイル

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     東京郊外の静流市の交番に勤務する警察官の灰嶋輝明。10年前に新幹線のなかで賊に襲われた女性を助け、大怪我を負い「新幹線の英雄」と呼ばれた経歴をもつ。
     自動車工場の研究所内で至近距離から発砲され死亡した専務の銃撃事件を捜査することになる。捜査が進展すると、研究所内の立ち入り禁忌エリアのなかで、秘密裏に「核のゴミ」の処理場が建設されていることがわかる。
     また、「黒崎警視のMファイル」と呼ばれる備忘録の解説書が、この事件の根底にあるのではないかという疑問が生まれた。

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    2021年10月16日
  • 黒崎警視のMファイル

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    灰嶋輝明がツインタワーと呼ばれる謎めいたマンションのコンシェルジュとして勤務する傍ら、黒崎警視の持つMファイルを奪取しようと画策するなんとも複雑な設定だが、登場人物がユニークで楽しめた.まずコンシェルジュとして相沢詩織、彼女も灰嶋も警察官だが、加藤と名のって勤務する.所在する新明区は国家未来戦略特区で自治警察が配備されており、特区推進委員会が統括しており、トップは小暮伸一郎で警察OB.殺人や失踪事件が多発し、灰嶋らが奔走するが、悪玉は小暮.不可解な臓器移植を手がかりに灰嶋、黒崎が真相を解明する.黒崎グループの阿藤の存在がなぜか光っている感じだ.

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    2021年08月18日
  • 警察庁α特務班 反撃のマリオネット

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    大変面白く読ませていただきました
    この小説の内容からしてどうしてもドロドロなる
    でも私は 好きです
    とても前回読んだ作品と同じ作家とは思えない

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    2021年05月14日
  • 代言人 真田慎之介2 五厘殺人事件

    購入済み

    大正ロマン好きです

    大正ロマン好きなので購入。登場人物はみなキャラ立ってます。私はフェリス検事押しです。妖艶で怖くて可愛い美人さん最高じゃないですか。真田丸の皆さんも素敵です。大正好き探偵小説好きの方にオススメ。

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    2020年04月22日