【感想・ネタバレ】黒崎警視のMファイルのレビュー

あらすじ

警視庁上層部が抱える暗部を詳細に書き留めたMファイルを持つことから、誰の目もはばからず自由に動き回る黒崎警視。難事件を次々と解決する彼の元に密命を帯びた相棒が送り込まれ……。傲岸不遜な警視の痛快な活躍を描く、書き下ろし警察小説。

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Posted by ブクログ

 東京郊外の静流市の交番に勤務する警察官の灰嶋輝明。10年前に新幹線のなかで賊に襲われた女性を助け、大怪我を負い「新幹線の英雄」と呼ばれた経歴をもつ。
 自動車工場の研究所内で至近距離から発砲され死亡した専務の銃撃事件を捜査することになる。捜査が進展すると、研究所内の立ち入り禁忌エリアのなかで、秘密裏に「核のゴミ」の処理場が建設されていることがわかる。
 また、「黒崎警視のMファイル」と呼ばれる備忘録の解説書が、この事件の根底にあるのではないかという疑問が生まれた。

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2021年10月16日

Posted by ブクログ

灰嶋輝明がツインタワーと呼ばれる謎めいたマンションのコンシェルジュとして勤務する傍ら、黒崎警視の持つMファイルを奪取しようと画策するなんとも複雑な設定だが、登場人物がユニークで楽しめた.まずコンシェルジュとして相沢詩織、彼女も灰嶋も警察官だが、加藤と名のって勤務する.所在する新明区は国家未来戦略特区で自治警察が配備されており、特区推進委員会が統括しており、トップは小暮伸一郎で警察OB.殺人や失踪事件が多発し、灰嶋らが奔走するが、悪玉は小暮.不可解な臓器移植を手がかりに灰嶋、黒崎が真相を解明する.黒崎グループの阿藤の存在がなぜか光っている感じだ.

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2021年08月18日

Posted by ブクログ

03月-06。3.0点。
東京都に「特区」ができ、ツインタワーに住む住人たちを自治警察が守る。鉄面皮と言われる刑事が、ツインタワーにコンシェルジュとして潜入するが。。。

型破りな黒崎警視、密命を帯びた鉄面皮刑事。
結構あり得ない感じの設定。ラストは駆け足だが、謎を残す。

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2025年03月21日

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