六道慧のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ちょうど、明治・大正時代の物語が読みたいなぁ。
と思っていたところだった。
何気なく本屋をぶらぶらしている時に出会った本。
それでも、迷わずに買ったのは、著者が六道慧だったから。
もう20年も前に読んだ、この人のライトノベルらしくない小説が、
子ども心にグサリと刺さったことを、今でも鮮明に思い出す。
それからしばらくはご無沙汰だったのだけれども、
久々に目にしたその著者名に、手を伸ばさずにはいられなかった。
さすがに、子ども向けの小説とはだいぶ趣が違ったけれど。
息をつかさぬ内容、ワクワク感は変わらない。
続きがありそうなので、楽しみに待ちたいと思う。 -
Posted by ブクログ
一言で表現するなら、エロです。(身も蓋もないですね)
表紙の綺麗さに手を出して、「ああ、この作者なら昔読んだし。面白かったし」。中身は、冒頭から若妻(江戸時代の若妻だから十代半ば)、幼さの残る姫様がいきなり得体の知れない化け物に悪戯されているシーン。で、姫様は悦んでます。旦那に満たされてなかったので。
真っ当なポルノ書きたいなとか思っていたところなので、買いました。
なんていうのか、これは「くの一」物ですが、ソフトです。女の子が化け物に陵辱されちゃうんですが、どっちもどっち(?)
人も殺さないし、冷徹さがないし。
女の子に痛々しさがないから、読みやすいですよ。生ぬる