六道慧のレビュー一覧

  • 殺愛 巡査長・倉田沙月

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    倉田沙月がDVに絡んだ殺人事件を解決していく物語だが、上司の小野裕子とのやり取りが面白かった.沙月が襲われた犯人が絞り出される過程で、DV殺人事件のカギを握る人物が次第に明白になっていくプロセスが巧みな構成で展開される.楽しめた.沙月と石丸の関係も良い設定だ.著者の本は3冊目だが、さらに読んでみたくなった.

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    2020年03月11日
  • 警視庁特別取締官 ブルーブラッド

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    星野美咲巡査と鷹本春人警視が警視庁特別捜査官としてレッドリストに載る特殊な生物に係る犯罪の捜査を行う話だが,聞いたことがない生物名がつぎつぎとでてくる.最初はミズダコ.やくざの親分 伊丹晋作が毒を持った生物を多数飼っており,その部下の藤井典明が奇妙な死に方をし,毒物の所在を調べる.美咲と鷹本.小室慎吾や井上翔太など生物を種に儲けを企む輩が,他の暴力団の明石利正ともからんで話が複雑に展開する.最終的に伊丹晋作毒殺の犯人を突き止める美咲と鷹本だが,取調べの過程が楽しめた.

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    2018年07月15日
  • ブラックバイト~警視庁行動科学課~

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    スゴイ商売の仕方だけど本当にありそうで怖い。。。
    しかしこの2人は日本規模のコンビではないなあ(笑)。

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    2017年08月18日
  • スカラシップの罠~警視庁行動科学課~

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。最初は安っぽい2時間サスペンスドラマみたいだなと感じたが、今回は取り扱う題材も良く、なかなかの仕上がりに。次作にも期待。主人公2人の存在自体がコミカルなので固い題材で切り込んでいってほしい。

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    2016年08月23日
  • 警視庁行動科学課

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    一見無関係の事件について,死体を入念に吟味することで隠れた真相を暴き出す女性コンビ上條麗子警視と一柳清香検屍官.トモヤのバイク事故,金子幸夫の腹上死,隅田川に捨てられた死体,これらの事件とホームレスの河野某と西尾クリニックが微妙に絡んだ物語だ.麗子と清香の推理展開が楽しめる.最終章での結末は意外だった.

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    2016年03月29日
  • 殺意の黄金比~渋沢瑛一の東亰事件簿~

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    下町の、町工場が舞台ってのが結構好きです。技術の素晴らしさとか、匠の技ってのに憧れます。鋏の描写を読んで、爪切りを探して、買いたくなりました。

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    2016年02月20日
  • 則ち人を捨てず~御算用始末日記~

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    始末日記3作目。孫たちがかなり全面に出てきました。
    結構派手な最後でした。

    まだ続くのかな?

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    2014年09月27日
  • 一琴一鶴~御算用始末日記~

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    始末日記になっての2作目。1作目出てすぐにに出てたんだけど2年経ってしまってました。久々に読むと面白いけど、やっぱ御算用日記のシリーズの方が良かったなあ~
    でも、明治元年って設定はなかなか面白いですよね。まだ続きが出てるので読んでみます。

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    2014年09月20日
  • 奥方様は仕事人

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    ネタバレ

    六道慧さんの「御算用始末日記」に次ぐ二つ目のシリーズ。今回は剣術小町と称されるほどの武芸の腕前を持つ八丁堀同心の妻・留以、奥方様の主人公に対し、姑や小姑が「御算用始末日記」の二人の姉さまに変わる構成で、折り合いに四苦八苦する様が面白い。元仕事人の下男夫婦が怪我をしている所を助けた留以が、両親を殺めた夜盗への復讐心から両親の仇討の為に仕事人になったという。1巻は留以が知り合った菩薩先生と慕われている女医者に絡む騒動を描く。

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    2014年05月27日
  • 代言人 真田慎之介2 五厘殺人事件

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    ネタバレ

    美麗にして優秀、だが変人の特別代言人・真田。熱血書生・隼人は振り回され続き。今回事務所に舞い込んだのは、死刑の父を助けてほしいという難事件。殺人現場の自宅で、真田は調書との矛盾点を次々と掴んでいく。しかし、肝心の本人が控訴をしないと言い出す。同じ頃、娘義太夫の売れっ子、佐久間彩花が義父殺しの真犯人探しを依頼してくるが――。シリーズ第2弾!

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    2013年11月05日
  • 代言人 真田慎之介

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    ネタバレ

    ときは明治20年。熊本から上京した望月隼人は、代言人・真田慎之介の事務所に出向く。代言人は弁護士の前身。数々の難事件を解決し名を轟かす真田は、極端な変わり者だった。翻弄されつつ、持ち前の好奇心で事務所になじむ望月。ある日、友人の無実を晴らしてくれという依頼が入る。しかし本人は、「自分が殺した」と言い張るのだった――。

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    2013年11月05日
  • 代言人 真田慎之介

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    ちょうど、明治・大正時代の物語が読みたいなぁ。
    と思っていたところだった。

    何気なく本屋をぶらぶらしている時に出会った本。

    それでも、迷わずに買ったのは、著者が六道慧だったから。
    もう20年も前に読んだ、この人のライトノベルらしくない小説が、
    子ども心にグサリと刺さったことを、今でも鮮明に思い出す。

    それからしばらくはご無沙汰だったのだけれども、
    久々に目にしたその著者名に、手を伸ばさずにはいられなかった。

    さすがに、子ども向けの小説とはだいぶ趣が違ったけれど。
    息をつかさぬ内容、ワクワク感は変わらない。

    続きがありそうなので、楽しみに待ちたいと思う。

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    2013年09月09日
  • 代言人 真田慎之介

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    舞台は明治時代。弁護士の前身である代言人の元にやってきた若い書生さんが主人公。
    代言人を始め、頼りになる女性事務員や執事さん、個性的な検事さんなどが出てくる面白い話なのですが、何故か一番印象に残ったのが、阿久多牟之。
    ええ、まさか「アレ」の古名がそんな名前だとは。
    想像すると微妙に頬がひきつります。
    真田さん、筋金入りの変人だ・・・。

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    2013年06月17日
  • 一鳳を得(う)る~御算用日記~

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    御算用日記⑦
    出羽花沢藩、藩主政純、山岡鹿之介、五瀬姫
    盆栽、雛人形、湯屋の市蔵、膳所 お松 どんどんの法

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    2012年09月13日
  • 天下を善くす~御算用始末日記~

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    何故か時代が一気に飛んでしまって幕末。
    お二人もすっかりおじいちゃんに。
    これはこれで時代としては面白い時期なので、いいと思います。
    姉様と姉上のコピーにそれぞれの孫を出してくるところは笑ったわ。
    最後の落ちも同じだし、前の設定のまま続けても良かったのではとは思わないことはないが・・・

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    2012年09月09日
  • 天地に愧(は)じず~御算用日記~

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    御算用日記②
    お由宇、朋坂淡路守安政、三好道与、三好市郎太、隻眼の大男、塚田惣治
    心くらべ、ままこだて

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    2012年07月25日
  • いろは双六屋 明烏

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     台詞の言い回しなどが独特でなじむのに時間がかかる。
    そうか落語なのか、と途中で思い当たりそのつもりで読むと不思議となじんでくる。
    とにかく主人公が前向きなのがよい。
     最後まで晴れやかで面白かった。続編もあるようなので読んでみたい。

    「悪行の裏には善行が、酷薄な心の裏には、慈愛の心が隠れている」
    「縮こまっていたら、なにもできませんよ。人ってのは、ときに間違うもんです。ようはその後どうするか。そうじゃないですかねえ。」
    「人は人の姿をしているのが人間ではない。人の道を知っているのが人間だ」

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    2011年01月19日
  • くノ一元禄帖

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    一言で表現するなら、エロです。(身も蓋もないですね)



     表紙の綺麗さに手を出して、「ああ、この作者なら昔読んだし。面白かったし」。中身は、冒頭から若妻(江戸時代の若妻だから十代半ば)、幼さの残る姫様がいきなり得体の知れない化け物に悪戯されているシーン。で、姫様は悦んでます。旦那に満たされてなかったので。

     真っ当なポルノ書きたいなとか思っていたところなので、買いました。



     なんていうのか、これは「くの一」物ですが、ソフトです。女の子が化け物に陵辱されちゃうんですが、どっちもどっち(?)

     人も殺さないし、冷徹さがないし。

     女の子に痛々しさがないから、読みやすいですよ。生ぬる

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    2009年10月04日
  • 医療捜査官 一柳清香

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    医療捜査ってことが気になって手に取りました

    #警視庁行動科学課 の新シリーズということで、
    一柳清香と浦島くんコンビによる物語

    麗子さんが居た時の方が面白かったなと思う…

    次作も読んでみようと思うけど、
    一柳清香のキャラが強すぎるけど、
    あんまり印象に残らなかった

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    2025年08月24日
  • 殺愛 巡査長・倉田沙月

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    04月-03。3.0点。
    05年前、DV夫を家族に殺害させる「殺愛」事件が。主人公の女刑事は、犯人に拉致され、捜査は打ち切りに。

    05年後、中学生二人が殺害され、「殺愛」と同じような事件に。。。

    黒崎警視が登場。主人公は片腕だった。
    ストーリーは、登場人物が、実は前回の事件の〇〇だったというように、後付け感が強かった。

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    2025年04月08日