内田舞のレビュー一覧
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何だこの文春新書。
行けてるね~ちゃんの写真。
何の本だっけ?と思いながらページをめくる。
あ!
読み進めて慌てて表紙を見返す。妊婦だ。腕に絆創膏。注射の跡。
そう、妊婦だがコロナワクチンを射った時の写真なのだ。
科学的見地で、打たないリスクと打つリスクを考えたうえでの判断。
それをSNSで非難する人たち。
著者自身がそうしたバッシングの中にいた。炎上された。
この新書は、小児精神科医として、心と脳のメカニズムから、
人間の、社会の問題を、社会正義を語った内容になっている。
恐れず変化の種をまくために。
初めて聞いた言葉として藁人形法、かかし術というのが -
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4人の天才たちとは,成田悠輔,斎藤幸平,小島武仁,内田舞。それぞれ,外国でも注目されている日本の知性たちです。
このうち,わたしが著作を読んだことのある人は,斎藤幸平さんだけ。
どの方の意見も,説得力に富んでいて,なかなか刺激的でした。
本書の編集者である高橋弘樹氏は,「おわりに」で次のように述べています。
この本はぜひ,ゆるめのBGMのかかったカフェや,ヒーリングミュージックのかかった寝室でゴロゴロしながら,読んでいただければと思います。(本書,207ぺ)
わたしは,テレビが鳴っている様な場所では本は読めないのですが,自宅の炬燵に寝っ転がって,延べ4時間くらいで読み終わりま -
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知的好奇心を満たす程、深くロジカルに考察を述べたり、新説が披露されるような本ではない。寧ろ、本著の素晴らしさは、それとは真反対の所にあり、天才たちを手の届きやすい場所まで引き下ろしデフォルメ化する事で、人への興味から学問への入り口に足を踏み入れやすくしている狙いにある。マッタリと読めて、穏やかな気持ちになる。
意識してそうしている、というのが日経テレ東大学のプロデューサーでもある高橋弘樹氏。コンセプトを補強するのが巻末の天才たちのプライベートエピソードだ。打ち合わせ中にいきなりセロリを食べ始める成田悠輔。会食に牛肉を選ばない斎藤幸平。社会制度上嘘をつかなくてはいけないと言うストレスをアルゴリ -
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著者の内田さんは、アメリカ合衆国に基盤を持つ小児精神科医だ。
彼女には人生を通してのテーマが3つあり、それは科学、ソーシャルジャスティス(社会正義)、そして人間が大好きだということで、それが重なった部分が小児精神科医という職業だったと言う。なりたいと思っていても簡単になれるものではないので、素養があったとしても、かなり努力をされたことだと思う。
さてこの本は、心理学も含めた脳科学の知見から、そして自分自身の経験や子どもたちと過ごす日々から気付かされたことをベースに書かれている。その背景には決して順風満帆な活動が行われてきておらず、それ故に考えさせられたことが発信源となっているように思える。
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子育て、家族、仕事で少し疲れていたので、「成功している女性」に頑張って!って言われる本を読むのはきついかも〜と思いながらも読みました。結論、読んで良かったです。本の中で、内田さんがコロナウイルスのワクチンに対する啓蒙活動をしている中で、内田さんのことを「勝ち組の女性」だと思っていた第三者の話があったのですが、まさに本を読む前の私と同じ感覚だったとはっとしました。「成功している」女性への劣等感?成功とは?珍しさ?では、珍しいってなんで珍しいの?と、自問自答しました。まさにアンコンシャスバイアスの渦中にいたんだなと、気がつくことができました。
読書後、すぐに私の娘が発熱して、明日の仕事を休むことに -
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ネタバレ<ポイント>
・感情は間違える可能性がある。よって、再評価・モニタリングをして、自分の感情を客観的に見つめて捉え直すことで、恐怖が和らいだり、違う感情が生まれてきたりする。
・感情を否定せず、モニタリング!コントロールできることに注視する。
・受験の失敗、たった一つの出来事があなたの価値を決めるわけではない。全ての出来事は、人生の通過点。
・人の目が気になる
人の目が気になる、なるべく嫌われたくないというのは、自然な感情である。自分の感情を否定せず、「生存本能が働いているんだ」「無意識に湧いてきてしまう感情だから、仕方ない」というくらいの心持ちでいていよい。
例えば、「その人にバカにされた -
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資本主義は、民主主義は、日本社会は、
どう“変調”していくのか ──?
予測不可能な時代を生き抜くヒントを
「最先端の知性」がはじめて明かす
YouTubeチャンネル【ReHacQ】プロデューサーの高橋弘樹さんが、以前手掛けていたYouTubeチャンネル【日経テレ東大学】で過去ゲストとして招いた4名について、チャンネルで触れたインタビュー内容などを書籍化したものです。
成田悠輔氏や内田舞氏の出演回が好きだったので、本書籍を手に取ってみました。
読んでみたら、斎藤幸平氏の部分が結構気になりましたね。彼の著書『人新世の「資本論」』読んでみようかな。いや、マルクスの資本論を先に読んだ方がい