ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る

ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る

1,100円 (税込)

5pt

ハーバード大学医学部准教授による現代社会への処方箋
炎上や論破ゲームに乗らず、分断と差別を乗り越えるためには。ハーバード大学准教授で小児精神科医・脳科学者でもある著者が、心と脳のメカニズムに立ち戻り、激動の時代のアメリカ社会の変化を捉え、三人の子供を育てる母親の立場から考える希望の書。

プロローグ 妊婦のワクチン啓発で気づいたThemとUs
第Ⅰ部 炎上はなぜ起きるのか
第1章 脳科学で考える炎上のメカニズム
第2章 炎上への処方箋
第Ⅱ部 差別と分断を乗り越えるために
第3章 子どもに学ぶ同意とアドボカシー
第4章 マイクロアグレッション ムズムズした気持ちに名前がつくことで
第5章 アメリカ社会の差別から学ぶ アジア人男性とハリウッド
第6章 ベトナム帰還兵との対話 ThemとUsは簡単には分けられない
第7章 沈黙を破る 「沈黙は共犯」の後で
第Ⅲ部 女性小児精神科医が考えた日本社会への処方箋
第8章 子どものメンタルヘルスに向けられる偏見に打ち勝つ脳科学
第9章 女性を苦しめる労働環境は男性をも苦しめる
第10章 「母」への眼差し、女性の身体の自己決定権
エピローグ ラジカル・アクセプタンス ソーシャルジャスティスを育てるために

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ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    差別や人間関係、など身近に起きている問題をわかりやすい書き口で論じている。
    育児についても考えさせられた

    思考の幅が広がった気がする

    1
    2023年07月14日

    Posted by ブクログ

    内田舞
    小児精神科医、ハーバード大学医学部准教授、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長、3児の母。 2007年北海道大学医学部卒、2011年イェール大学精神科研修終了、2013年ハーバード大学・マサチューセッツ総合病院小児精神科研修修了。

    「このような脳の機能があるため、人間は他者からの「

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    内田舞さんご自身の経験を踏まえ、他人から攻撃された際(炎上)の対処法から始まり、マイノリティへの差別やマイクロアグレッションに対する向き合い方等、分断を乗り越えるためのエッセンスが盛り込まれた濃い一冊。
    炎上時等の他人から攻撃されている際にはただつらいという思いや怒りの感情が先行してしまうが、自分の

    0
    2025年04月02日

    Posted by ブクログ

    最初から最後まで自分の頭に残しておきたい内容だった。全部は無理でも、自分の頭の中に残り、考えや行動が良い方向にいってくれたらうれしいと思う。また読み返したい。

    メモを取ったりしたいところが多すぎるので、終わりの方の少しだけ。

    出産後の著者に70代の白人男性の上司がかけた言葉。
    「『ゆっくりでもい

    0
    2024年11月30日

    Posted by ブクログ

    再評価、マイクロアグレッション、他人の靴を履く。気になってメモをすることが多く学びが多かった。自身の経験を通じて思考が深くて面白かった。3児の子育てとキャリアを両立していて素晴らしい。さすが学芸大付属。

    0
    2024年08月20日

    Posted by ブクログ

    ハーバード大学の脳科学者であり、精神科医の著者が、世の中の炎上や分断を解決するヒントを紹介している本です。自身もアメリカで暮らすアジア人女性であり、著者が体験した分断などのトラブルから得た考えも興味深く読みました。

    他人から承認を得ることでドーパミンが放出され、もういちど同じドーパミンを得たいがた

    0
    2024年08月20日

    Posted by ブクログ

    中田敦彦さんとのYouTube共演の動画をきっかけにこの本を知りました。全章有益で面白かったです。日常で気になったことがあっても名前を付けて考えたことのない社会的問題が挙げられており、大変共感しました。医学的・科学的根拠のもと、努力して培った女性の発言に励まされ得るものの多い書でした。

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    日本社会に存在する目に見えない偏見や差別、抑圧などについて、海外に出たからこそ得られた客観的な視点で書かれていると思った。社会の分断にどうやって立ち向かえば良いのか、その考え方も極めて冷静沈着。RBGの本を読んだときのように、社会にインパクトを与える真の知性とはこういうものだと、尊敬しかない。
    SN

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    著者は妊娠中に新型コロナワクチンを接種したことをSNSに投稿して話題となったアメリカの小児精神科医である内田舞さん。ハーバード大学医学部准教授、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長の肩書も持ち、三児の母でもある。

    「炎上」のメカニズムを様々な名前で分類していて興味深かった。承認欲求をも脳科

    0
    2023年11月03日

    Posted by ブクログ


    「言っちゃいけないことは、だいたい正しい」とは成田(悠輔)先生の弁。

    内田舞さんを知ったのは、あっちゃん(中田敦彦)の番組に出演されていて。そのすぐあとに、pivotチャンネルにも本書のブックトークにご出演されていらっしゃいました。

    そんな折に、本ともだちのともえさんから
    「親友が上梓したか

    0
    2023年09月25日

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