内田舞のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最先端の知性に学べ、という主旨で、4人の時の人が登場している。書き方のスタイルとしては、'オフィスアワー'という、教授の部屋を自由に訪れ会話しているような雰囲気で進められている。
成田悠輔氏は麻布から東大、経済学部で最優等論文で卒業後渡米、MITでドクターを取得してイェール大で教鞭をとる。謂わばエリート街道まっしぐらに見える人生だが、中学から不登校気味で、代わりに多様な大人が集う世界で過ごした経験が、その後の考え方へ影響を与えたと思われる。何をやっているかわからない、ことを理想に、常識にとらわれずにデータ分析で突き詰めていく。これまでの画一化された思考に疑問符を呈する。
人新世という新たに提唱された時代区分、そこでは資本主義が破綻したと主張する斎藤幸平氏。脱成長にこそ活路を見出すべきという、従来の延長からの離脱を推奨する。格差や分断という混迷した世界に対して再考を促すパワーに期待したい。
小島武仁氏は、東大経済学部を首席で卒業後渡米、ハーバード大でドクターを取りスタンフォード大で教授に就くが、東大でマーケットデザインセンターが創設され初代所長として戻ってくる。
社会制度への関心が高く、資源や人を最適に調整するマッチング理論の研究を進める。海外に頭脳流出する日本の教育現場に対し警鐘を鳴らす。
3児の母であり、小児精神科医の内田舞。女性活躍に対する男性の偏見に満ちた日本を脱出すべく、猛勉強の末史上最年少で米国臨床医になる。自身の幼少期に過ごした海外体験から、偏見や差別に対して弱者を守る社会正義への意識が芽生える。コロナ禍での病状や自身の子供たちとの関わりを通して、臨床医としてのフィードバックを積み重ねる。まっとうな議論や正論が通りにくい、男性中心社会へ風穴を開けることを期待したい。 -
Posted by ブクログ
ノーを受け入れる練習の必要性、など全体的に学びが多かった。
ただ唯一、mom shamingの文脈で、母乳育児の圧力、とネガティブに書かれてて残念。これだけ科学的根拠が大事と言いながら、母乳育児に関しては完全に科学的根拠全無視した感情論で、3人ともほぼ粉ミルクで育てて良かった、プレッシャーを感じさせないでほしかったとなってて、体験談とはいえ、専門外の分野はお医者さんでも間違うんだなと。
反ワクの人たちのように個人の選択の自由としてどちらを選んでも良いと思うけど、影響力のある医師があたかも母乳育児が悪、粉ミルクが正義、と捉えられないような非科学的なことを発信するのはやめてほしい
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Posted by ブクログ
自分との向き合いかたをしっかり学べる本だと思いました。
認知の歪みでは、私の癖は「すべき、あるべき思考」、「いいところを認めない」「ゼロヒャク思考」でした。
ストレスや行き詰まった時、この本にあるワークシートを活用して自分の感情の観察、状況と思考の整理をしながら、モニタリングしようと思う。
心の持ち方はセルフラブを積極的に行っていこう。
思考法や行動、自分の労りかたなど後半は沢山あって実用的。
15分なにもしないという点はとくに良かった。せっぱつまると行動しがちなので、落ち着く時間はかなり大事。
自分の感情の分析、モニタリングすることでできるかぎり、ポジティブな方向に向かうよう努力する。