末次由紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私を実際の競技かるたの道に引き込んだ、特別すぎる漫画が、ついに完結。
めちゃくちゃ感慨深い。
30代で「ちはやふる」を読み、初めて競技かるたの存在を知った私は、もう少し早く刊行されていてくれたら!と、いつも思ってしまう。
在籍時には存在しなかったかるた部が、今は母校にしっかり創設されているし、門を叩いたかるた会のメンバーも、8割がたが「ちはやふる」からの入会で、「ちは」の札は皆にとっての特別だった。
この漫画が競技かるたを広く一般に普及させたといっても過言ではない。
千早をはじめとする魅力的なキャラクターたちが織りなすさまざまなエピソードに泣き、笑い、感動し、共感した。
とくに最終巻 -
購入済み
楽しく百人一首に親しめる良本
百人一首の解説本を検索したらたくさんヒットしたので、興味を持ったきっかけの「ちはやふる」公式本にしました。
他の本のように細かな古典文法の解説は無く、原文、現代語訳そして解説である「教えて!かなちゃん!!」のシンプルな構成。
特にフォント的に現代語訳より「教えて!かなちゃん!!」が強調され内容的にも充実しているところに好感。
「勉強」ではなく「楽しみ」のために百人一首に近づきたい方にお薦め。