石川裕人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・ドラマ版を見るに当たり再読
・前に読んだのは10年前以上
・当時読んだ時はあまりピンと来ていなかった
・今回読んだ時の方がスッと自分の中に入って来た
・前回読んだ時〜今回の間にMCUが好きになった事により、アメリカのヒ-ロー文化に対するリテラシーが上がったので、その為今回の方が理解が上がった(気がする)
・以前は日本の漫画文化の方が進んでいる、と思っていたけど、そんな事は無い、と今は感じている。むしろ何処かの部分ではアメコミの方が上?とウォッチメンの様な本を読むと感じる。(何処か?というのは簡単に説明出来ないが)
・ヒーローに対する考察はアメリカの方が上? -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画が公開された時に買ったままで放置していたのがずっと心のしこりになっていたのをやっと読んだ。読みにくくてとても面倒だった。漫画の部分も読むのが大変だったのだが、その間に挿入されるテキストの資料みたいなのも面倒で、さらに最後のおまけの創作ノート的な資料も面倒だった。本当にごちゃごちゃしていて忍耐が必要ですごく時間がかかった。
しかし、内容は面白かった。何より登場人物が魅力的で、どの人物もそれぞれの悲哀が感じられた。特にシルクペクターのお母さんとコメディアンの関係が人間の寛容と矛盾が濃厚でよかった。コメディアンが映画でもすごく好きで、強さと自由と孤独と背徳が強烈で、要するに無頼そのもので映画での人物造形が原作に忠実であったことがわかった。映画はミステリーの構成がうまくいってないと感じたのだが、原作は腑に落ちた。何が違うのか映画と見比べてみたい。
同時期に描かれていた『AKIRA』は圧倒的に読みやすく、没入感もある。『ウォッチメン』は全く没入できなかった。 -
Posted by ブクログ
ダークナイトの映画版が大好きなのでいつか読みたいと思っていました。
老いたバットマンことブルース・ウェインの物語。
ダークナイト・ライジングではクリスチャン・ベイルがあまりに若々しくて伝わり辛かったけど、老いたヒーローを描いた映画だったのだと改めて気づかされました。
日本のマンガと違って独特のテンポがあるのがアメコミというのは理解していましたが、今まで読んだことある物と比較しても行間に色々な情報があったり、物語を理解するためにはそれなりのリテラシーが必要な作品でした。
特にこの作品が発表された頃の時代背景を調べて読み直すとその膨大な情報量に圧倒される気がします。
ただ、個人的にミミズが這ったようなタッチは苦手ですね~。
話が進めば進むほどサイケ感というか、手抜きなのかアートなのかどう受け止めて良いのか迷うキャラクターが多くて、う~む。
最近の力があるタッチのアメコミが好きなのでそこは最後まで慣れなかったです。
映画ダークナイトだけでなく、バットマンvsスーパーマンにも繋がるこの作品。
読んでみて良かったです。
一気に読むと頭がくらくらするので、また折に触れて読み返したいと思います。 -
Posted by ブクログ
バットマン引退から10年。
しかし、ゴッサムシティから犯罪が無くなったわけではなく。
カーレースや酒で焦燥感を誤魔化す老いたブルース・ウェイン。
しかし、胸の中にはまだ戦士の魂は燃え続けており。
そして、闇の騎士は帰還した。
犯罪者に、犯罪と戦うことを禁じた政府に、そしてアメリカの「象徴」に
その荒ぶる魂をぶつけるために。
老バットマンの戦いを描く名作「ダークナイト・リターンズ」、
そしてそのアナーキーな続編「ダークナイト・ストライクス・アゲイン」を
1冊に纏めた合本。
バットマンの終末を描くことで現在のバットマン像を作り上げた
「ダークナイト・リターンズ」だけでも読んで欲しい1冊。 -
Posted by ブクログ
むずかしい!60年代のヒーローブームが終焉を迎え、アメリカからヒーローの存在が失われつつある頃、ベトナム戦争にも参加した政府公認のヒーロー「コメディアン」が殺された。しめやかに行われる葬式、露見する新事実、次々と消えるヒーローたち、その真相にひとり立ち向かう精神異常者のヒーロー「ロールシャッハ」。事件はアメリカ全土、そして冷戦世界全体を巻き込むスケールに、静かに拡大していた。舞台はヒーローコミックが存在するアメリカ。コミックの中のヒーローに憧れて、実際にマスクをかぶってヒーローを行う、ただ運動神経がいいだけの男たちが物語の主役。作品内のヒーローの引退後の暴露本「Under the Hood」、ストーリーと同時進行する「黒い船」というコミック、ヒーローの中に本当の超人「Drマンハッタン」の時空を超え、過去から未来まで横断する回想など、いくつものメタ構造がしこまれ、それらが少しずつリンクしていく。最後は怒涛、そして悲壮なラストになだれ込む。こんだけ書いといてあれだけど、私は最後のオチが結局完全にはわかんなかった。いちおう仮説はあるけど、確信を持てない。面白かったけど疲れたなー。ヒーローものは肩肘はらず読みたいのがホンネ。