黒田硫黄のレビュー一覧
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「天狗の国 天狗の国とはこんなものなのか こんなのが我々の夢だったのか 夢のかなった有様がこれか これが!」「かなった分だけ色あせたというなら 寝言ほざきながら布団の中で夢見ることです だがそれは負け犬の言葉だ 師匠!昔の師匠はそんなじゃなかった 私たちの師匠は!」「高い所が怖いだなんて」
「見るな 聞くな 斬れ なんであれその姿に寄るものは 認識する前に八つ裂きだ」「寸毫の恐怖も胸に抱くな 今斬るところこそ終の棲家と知れ」
「よっこいしょっと 本日は鳥篭電車にご乗車ありがとうございます」「猫の車掌が切符を拝見 お持ちでないお客様には」「なんの恨みもございませんが 渡世の義理でお命頂戴」「その -
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茄子は非常に好きな作品ですね。いくつかのストーリーというか登場人物が並行していて、時には交錯したりもするんですけど、そのどのストーリーも面白い。作中にこういう台詞があるんです。唐突だから全然意味が掴めないかと思うんですけど。A「おまえ、自分以外はばかだと思ってるだろう」B「おまえもそうなんだろ」A「うん。板橋も北田もそうだろう。いいんじゃないか、卑屈じゃなくて」B「そうだなぁ」っていう。あー、そうだなぁって思う。僕も含めて、僕の周りもこうだと思います。非常に高い確率で、自分以外はばかだと思ってる。それはなんだろう、蔑んでいるとかでもないんだけど。うん。いや、それだけ。ていうか、ここを読んだだけ
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Posted by ブクログ
人生を変える出会いがある。
とまで言ってしまいたくなるほどの名作「あさがお」。を収録している「大王」は最高。もちろん「黒船」も好きだけど。
とにかく読んだで「グワァッッ」って蛙みたいに鳴いてほしい。TAIYO-MATSUMOTOよりも秀逸だ。彼は。
セクシーボイスandROBO」のコミックIKKIもマニアックだけど、やっぱコミックcueでしょ。男なら。年に2回の発刊だったけど、いまはもうやってないのかな??ついに休刊!?
cueの復刊はともかく、黒田硫黄の作品が読みたい。大日本天狗党絵詞もなぜか途中までしかもってない…。誰かおれにつづきを買ってくれ。 -
Posted by ブクログ
セクシーって好き。タマラン。
セクシーが好きなのも可愛いが好きなのも、それが放たれているものだから。不特定多数の(パンピーの)ぼくに向かっているものだから。そう感じれるから。
だから男は(僕は)勝手に自分に気があるのだと勘違いするんだね。馬鹿であることは(僕は)幸せだ。
…そんな感情は抱かせてはくれないけど、ぼくの大好きな"セクシーボイスアンドロボ"。ご存知"茄子"の黒田硫黄、作。
喜怒哀楽で表現しきれぬ感情が(ぼくが自慰シキ過剰を描いたように)ここには在るのです。感じるのでもなく、ただ読んでおもしれいなぁって思えばいいんだ。それだけだね。