【感想・ネタバレ】大日本天狗党絵詞(1)のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年05月06日

黒田硫黄の個人的ベストその1

天狗見習いの少女、シノブと師匠、比良井、有吾堂といった
怪しげな天狗達が織り成す冒険活劇(?)

彼の作品の中でも特に実験的なコマ割りや画面構成になっていると思います。今読んでも、あっと驚くようなコマがあちこちに見つかるはず。

あとは、筆の太い線で描いていたり、夜の...続きを読む場面が多い、トーンでなくカケアミで陰影をつける関係上、黒っぽい画面がとても多い。ちょっと見ずらいのも確かですがその迫力に圧倒されることしきり。もう病みつきです。

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Posted by ブクログ 2010年02月11日

絵もストーリーもハマると癖になる。
読後にいつも感じるもやもや感を
上手く説明できないのだけど、とにかく好き。

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Posted by ブクログ 2010年09月13日

全4巻。少し大人になってから読んでください。性的な意味ではなく。
作風を、師匠の気持ちを、結末の気持ちよさを、この作品が生み出している【淀みのようなもの】を噛みしめ、味わえるようになってから読めば、素晴らしさはより一層感じられると思います。

かっこつけたようですが、黒田硫黄作品には多種多様な名作が...続きを読むあります。
新装版(全3巻)も出ましたね。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

表現が良い。
なんていうかシノブと師匠のやり取り。
天狗のあり方。
天狗の表現。
次の巻へすぐ いきたくなります。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

諸行無常。天狗とは何ぞや?君は天狗か?僕は天狗か?こいつは黒田硫黄版「AKIRA」なんじゃなかろうかと僕は最初感じた。でも、すぐにそんなこと言うだけ陳腐だな、と思い直した。唯一無二。黒田硫黄は画としても、内容としても、灰汁(またの名をアイデンティティー)が強いので、好き嫌いが分かれるけれど、この圧倒...続きを読む的な世界観にはひれ伏せざるを得ない。。3巻最後からが特に小気味よくていい。特に比良井が好き。あ、今、こういうのにぴったりな言葉浮かんだ。スペクタクルロマン!!!そうだ、これだ!!!(06/5/6)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

最高です。墨で雑把に描かれた感じの絵(別に雑じゃないが)はとっつきにくいかもしれんが、お話も駒の切り取り方もすごいぞ。じっくり読んで欲しい。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

女の子とおっさんが飛んだりうめいたり!
私は構図のダイナミックさにぶっ飛んだり、台詞のかっこよさにうめいたり。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

黒田硫黄のセンスが炸裂しまくってます。天狗の孤独と教授、ししょうの2大変人がいきいきと描かれててます(そこかよ!

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

漫画 「セクシーボイスアンドロボ」「茄子」の作者。独特の画風とストーリーで読ませます。幼い頃天狗に弟子入りしたシノブと、その周りの人間や天狗たちの物語

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

ゴミをあさるカラスを見る目が変わる。「師匠!連れて行ってください!」と声をかけたくなる。
妄想力、画、ともに諸星大二郎に近いものを感じる。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

黒田硫黄の筆力はスゴイ…
マンガを読んでいることを忘れてしまうような独特の雰囲気を持っています。
内容も同様!

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

黒田硫黄初連載作品。これでもかって世界観押し付けられます。筆をつかって描かれた画面は迫力。哲学的な内容も好き。全4巻。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

アフタヌーンが漫画の新しい時代を築くと宣言したような作品。斬新な絵、疾走感、どれをとっても文句なし。

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Posted by ブクログ 2010年09月03日

「あなたを救えるのは私だけ。」とかいってたきがする。

奇々怪々ファンタジー。黒田硫黄の描く画面は
臨場感に溢れ、躍動している。
いつも思うんだけど、この人は本当に
コマ運びが素晴らしい。
派手な事はしていないのに時間を刻み、動きがある。
カメラワークもいい。
話も人物も魅力的でぐいぐい引き込まれる...続きを読む

終わりだけがなんだか消化不良だった。
ので★4。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

天狗。スノーゴーグルのブランドにもなるほどの圧倒的な存在感。「魂抜け(タマヌケ)」「雲踏み(クモフミ)」。響きがかっこいい。天狗の存在を感じよう。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

(全4巻):表現・内容ともに映画のごとしでオススメ。日本の特撮映画のようなフランススパイ映画のような、動静乾湿織り交ぜた作品。ただ、筆絵なので見づらいかもしれません。

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購入済み

2020年11月03日

他の漫画とは一線を画していますが、それ故に読みにくい。
読み方やタイミングによっては違う印象を受けるのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2010年10月14日

非常に作家的なので、読み手を選ぶ漫画だとおもう。大学漫研のかた等はマストじゃないかなぁ。構図とかは凄い。

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Posted by ブクログ 2010年05月11日

「山に棲む天狗は地上の人間に畏れ敬われ欲しいもので手に入らぬものなどなかった」「このままではすますまい散り果てた同胞たちも まだまだいるはずだいつか終結し日の目を見ることもあるはずだ」「私は生き残った 何故だ?」
「おまえの家はおまえの家でなく この都市も我々の都市ではない だがこの空は我々のものだ...続きを読む そしてもうおまえのものだ」
「そうやって人間の真似をして 天狗としての矜持はないのか」「そもそも天狗とは三界に家なく自在に飛行し」「灯火に群れる蛾のような」
「君ん家は君がいなくても完結していて依然君ん家であり続ける なぜか」「君の縄張りだから しかしいつ 誰が どうやって決めたのか縄も囲いも張ってないのにシノブのものになったのか」「生まれたときから決まってたのよ」「そうか そうかもしれないね」
「この子供の名は知らぬ 言葉だけが我が心 知らずば言うて聞かしよう 齢を重ね千と七百余 かつてこの島を征服せんと 七万人の行者捻り殺し しかれど果たさず流謫してここより南方六百里 さよう我はかの善界坊 人はZ氏と呼ぶ 鳴らせ!寝るなっ お楽しみはこれからだ」

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

絵を筆で描き、しかも現在と違いタッチが荒い為、慣れるまでは読みづらさを感じる。しかし読み進めて行くと、それが独特の飄々とした味わいとしてこの作品を構成する上で欠かせない要素だということに気づく。天狗とはなんぞやという内省的な問いかけやらシノブの迷いやらを淡々と描くが、少々気の抜けたテンションの為、人...続きを読む間(天狗)の心の機微を描写している割に押し付けがましくない。説明的な台詞もほとんど排除しており、映画的な印象も受ける

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