そろばん音之助
忠吾のある行動に平蔵の神対応。鬼平の判断はいつも気持ちがいい。
もぐらとやもり
外食文化、これはある事件がきっかけだった。読みたいという読者の心理を見事についた書き出しは素晴らしい。
七人隠居
狂歌を盗みにつなげた作品。ちょっと強引なところもあるが、一応丸く収めている
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闇からの誘い
人間、境遇が悪ければ誘惑には勝てぬもの。でも、さすが鬼平名裁き、読んだ後ほのぼのとした気分にさせてくれる。
この巻では、一番良かった。
鬼の取り立て屋
この盗みのカラクリ、よく気が付いたと思う。
法印の惣七
平蔵に恨みを持つ盗賊は、一人二人では無いだろう。逆恨みを買う平蔵。
冤罪
江戸時代にも冤罪はあったのだ。これも平蔵の神対応。
忘れ形見
忠吾が珍しく大活躍をする?
天狗の壮助
意図せずに盗賊の一人を捕らえる手助けをした格好となった壮助だが、その事が思わぬ方向へ転がり出す。