永井玲衣のレビュー一覧

  • さみしくてごめん

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    むっちゃ面白かった。素朴な疑問、普段疑問とも思わず当たり前と思ってること、について、改めて疑ってみるというか、なんでだろ?って考えてみることの面白さ。哲学って難しく考える必要はなくて、立ち止まってあれこれと考えてみる、しかも1人じゃなくてみんなで考えてみるっていうこと。
    個人的には前半の日記形式のところが面白かった。私が飲んでるとこみてよ。
    哲学は語りに重きを置き過ぎて、聞くことをおざなりにしてきたのでは?という疑問も刺さる。

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    2026年06月28日
  • 水中の哲学者たち

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    !注意!
    この本は哲学教本ではありません。紛れもなく「哲学エッセイ」という新ジャンルを開拓した本です。
    「あの日あのわたしの隣に座ったあのおじさんへ」。「だからここにいない君が好き」。エッセイのタイトルだけで心地よく、たゆたうように物思いにふけることができます。日々の暮らしの中で、まるで水中からポコポコと泡が浮いてくるように生じる疑問を、著者と一緒に感じて、考えてみたい、そう思える一冊です。

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    2026年06月23日
  • 世界の適切な保存

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    普通の人なら気にも止めずに通り過ぎてしまうような日常の中のささやかな出来事や何気なく口にした言葉に永井さんは目を止める。それが、世界からこぼれ落ちてゆくものの「適切な保存」なのだ。瑞々しくて柔らかく穏やかな言葉の数々は、この人の視点で世界を見る稀有な体験を分けてくれるよう

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    2026年06月17日
  • さみしくてごめん

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    答えがないこと、無理に答えを出さなくていいことの方が多いのかもしれない。という発見をした。
    後半のエッセイも面白い。けどよくわからない。
    世界にはよくわからないことがある、
    あっていい、という発見をする。

    帯の「ことばが馬鹿にされ、ことばが無視され、ことばが届かないと思われているこの世界」というのを見て、あぁ私のさみしいはここにあるのかも、と思う。
    指一本でいいねできて、エモいでなんとなく伝わる世の中で、その中身の熱量にはどのくらい差があるのだろう。
    最近は読書量が増えてインプットが多すぎて、
    釣り合いを取ろうとして書きたいも溢れてる。
    頭の中でずーっと何か考えてるけど、それを上手に伝えられ

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    2026年06月15日
  • 水中の哲学者たち

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    名著やん。才能あるやん。哲学者って上から目線が多いイメージだけど、この人はナナメ下から話しかけてくれる。
    人は変化していい、人の意見を聞いて論破されて意見を変えることは負けじゃない。
    自由の尊重と責任の放棄は違う。
    自分の意見を自分で考えて良いんだ。という気づき、自分の人生が自分に戻ってくる感覚。
    なんで?と与えられた前提にイノセントな問いを投げかけて、うんうん考えたり、友達と話し合ったりするのが哲学なんだな、と思いました。哲学科には入れなさそうだけど、哲学は好きそう。

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    2026年06月12日
  • 水中の哲学者たち

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    諦めたくない。諦めたくないなあ。考えたい。もっともっと考えたい。分からないことだらけのこの世界で、もっと考えたい。

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    2026年06月08日
  • これがそうなのか

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    ことばと出会い、
    ことばと育ち、
    ことばを疑い、
    ことばを信じた。
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    日常に欠かせないことばたち。
    だけど、割と意味なんて後回しでその場のノリで使ってることの方が多い気がする。
    反射的に、息をするように何気なく言葉を消費している気がする。
    永井玲衣さんのことばの解釈を読んで、ああ言葉って生もので生きてるんだよなって。
    誰かが、周りが使ってるからその言葉を使う。これって結構危険なのかも。

    ことばから、今の世界について哲学的に考える面白い一冊。

    "「哲学」というのは厄介な言葉だ。哲学、それは学問でありながら営みである。行為である。世界の不可解さに立ち止

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    2026年06月05日
  • 水中の哲学者たち

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    読み始めたらもったいないような気がして、
    買ってからしばらく部屋の隅で、あたためていた本。

    永井玲衣さんの「わからない」が、わたしは大好きだ。
    ずっとわからないと笑いながら、話してくれている。
    世界が怖くて楽しくて、大好きなんだと言っている。
    それがあまりに人を感じさせてくれて、わたしはホッとする。

    わからないってことを言葉にして、
    それに向き合って生きるって愛だよなぁって思えた。
    対話だよなぁって思えた。

    本当に、素敵な哲学本だった。
    読み進めるほど、自分の心が微笑み、そのままの自分でいられるから、人生で何度も読む本になると思う。

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    2026年05月28日
  • これがそうなのか

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    哲学という学問は切実な現実から発生したものなのに、
    学問としての哲学はあまりにも多くの人の現実から遠いなあと思っていた。
    著者はこの二つを軽やかにつなぐのがホントに凄いと思う。

    “一本締め”のことを「なんて感動的なのか。」という感想が出てくるセンス好き。
    場って確かに締まりにくい。

    “純粋理性批判”のことを「詩のような響きを持っている。」というセンスも好き。
    その視点は無かった。

    生を受けたことを“望まずに巻き込まれた”側面を強調して「生活」というセンスすごすぎ!
    さすが哲学者!ちょっと笑っちゃった!


    それにしてもタイトル、ヨシタケシンスケさん的なゆるい印象だったけど、本文でその一言

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    2026年05月27日
  • 世界の適切な保存

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    一日の中で、哲学できる種はたくさん落ちているはずなのに、見落としていること、興味を持たず無視していることがたくさんあると気付かされた。

    毎日忙しい、忙しいと思っていたが、自分が忙しくさせているだけで、今頭をいっぱいにしていることを脇に置いて、5分でも、周りの世界や自分の内面に浸ってみる習慣をつけたい。そうすれば、もっと自分がこの世界の一部であることが実感できるようになると思う。ただ通り過ぎるのではなく、小さな疑問さえ拾うように生きていきたい。

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    2026年05月19日
  • さみしくてごめん

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    ネタバレ

    友人に勧められて読みました。
    笑いあり学びあり、ワードセンスが面白くてスラスラ読めた。考えることって楽しい。
    普段何気なく行っていることを、見れば見るほど分からなくなる感覚。分かった気にもなってしまう感覚。知れば知るほど知らないことが増えるなぁ。

    共感できるところも、そんな見方もできるのか!と驚けるところも沢山あって、読んでいてとても楽しい1冊でした。ペットボトルの蓋を開ける時に手のひらを負傷するの自分だけじゃなかったんだ。
    永井さん、勧めてくれた友人、ありがとう。

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    2026年05月18日
  • 水中の哲学者たち

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    哲学というと、なんだか専門的で難しくて触れにくいといったイメージがありました。でも意外と身近にあることに、この本を読んで気づきました。私は友達と一つのテーマについて「なんで?」と掘り下げて対話をすることがとても好きです。心がワクワクする瞬間です。そのこと自体も哲学だということを知りました。一つの質問に端的に答えるというのが私は苦手なのですが、それは哲学的な思考が私にあるということなのでしょうか? この本を読んで、哲学という分野にもっと興味を持ちました。
    これまで哲学というと、大学の教授や研究者が一人で黙々と頭の中で考えて、思考を巡らせて生まれるものだと思っていました。でも相手がいると、なんで?

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    2026年05月15日
  • これがそうなのか

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    無機物に動詞をつける感じがとてもいい。
    いきなり、ただの単語がゆるキャラみたいに見えるからおもしろい。
    明朝体が立ったり、歩いたりしている。

    普段言いたいと思っていることが大切に、大切に書いてあって感動の意味で泣ける。
    「そういうものだから」で片付けちゃうこと、多すぎるね?

    永井さんが「これがそうなのか」と思ったことを読んでいるうちに、自分なりのこれがそうなのかに出会う。
    哲学は、あーでもない、こーでもないと話しながら
    なんとか自分の納得できる場所を見つけるってことかも。

    言葉について。
    みんなが使っていて、
    同じニュアンスで相手に伝わることが前提で、
    それがいかに奇跡なのか…
    普段使っ

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    2026年05月10日
  • 水中の哲学者たち

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    言葉の使い方がとにかくおもしろい
    なんとなく考えたことがあることも
    文章として、言葉として
    改めて認識すると
    私まで水中に潜っていきました

    哲学と聞くと難しい
    そんな私の前提が覆りました
    一緒になって、
    意味のわからないことを分からないと言ってくれる
    くすっと笑える

    考えれば考えるほど分からなくなる
    でもだからこそ
    考えることは、問うことは
    おもしろいと思いました

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    2026年05月08日
  • さみしくてごめん

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    本屋さんをウロウロしていて衝動買いした一冊
    今までも何度か目にしていたけど手に取らなかった本
    なのに今回は何故かとてもとても読みたいと思った
    さみしいのかな?私



    「読みたい」という直感は当たっていたようで、とっても面白かった。
    著者は哲学者らしいが、本書は(哲学的)エッセイになるのかな?
    クスッと笑えたり、爆笑したり…
    急に涙が溢れたり…
    夢中になって読んでしまった。


    著者の永井さんは学校などで〝哲学対話〟という問いを深める授業をしているそう。
    その授業で
    「さみしさだけは、誰とも共有できないんです」
    と発言する女子高生がいた。
    嬉しい、楽しいは共有できる。
    でも、さみしさは共有でき

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    2026年05月06日
  • これがそうなのか

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    意味のわからないもの、不条理なもの
    そういうものに溢れたこの世界を適切に保存する

    ワンダという不条理に溢れた古い映画を思い出した
    素晴らしい本だと思う

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    2026年04月15日
  • 水中の哲学者たち

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    哲学者の書くエッセイ、エッセイを通じた哲学?とにもかくにも日常生活が哲学になっていく過程に魅了されてしまった。
    哲学的対話に参加してみたい。有名な哲学者のことは何も知らないけれど、こんな風に考えてみたいと思った。

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    2026年04月13日
  • さみしくてごめん

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    優しくすることは体力を使う、というのがのこっている。他者がいるのかどうか。逡巡を読み取るのか。他者がいることでのためらい。憶測、と憶測が外れること。を受け入れろというのもなかなか大変だとは思う。

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    2026年04月11日
  • 水中の哲学者たち

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    「私たちはできるはずのことができないときに不自由を感じるんです」

    と言った人がいた。だって私たちは空を飛べないことを不自由だと言わないでしょう。そもそもできないことを私たちは不自由だと嘆かないんです。

    『水中の哲学者たち』 / 永井玲衣

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    哲学の本は遠回しな表現で難しく堅苦しく書いてあって読みづらい本が多かったけど、永井玲衣さんの本は日々不思議に思ったことを深掘りしてみた、くらいの軽さで描かれていてスッと頭に入ってくる。

    わたしは最近あったこととか噂話とか表面的な雑談はあまり得意ではなくて「人は何のために生きているのか」とかいうことを大まじめに、でも笑いながら話したかったりする

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    2026年04月10日
  • 世界の適切な保存

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    考えていることが近いと思うからこそ、どうするのが「適切」なのか、自分の記憶から溢れてしまうであろう瞬間とどう向き合ったらいいのか、分からないなと思いながら読んだ。

    読んだけどまだ分からないなと思っている。投げ出さずに考え続けないといけないことなのかも。

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    2026年04月02日