水中の哲学者たち

水中の哲学者たち

ビジネス・実用
1,760円 (税込)

8pt

小さくて、柔らかくて、遅くて、弱くて、優しくて、
地球より進化した星の人とお喋りしてるみたいです。
──穂村弘

もしかして。あなたがそこにいることはこんなにも美しいと、
伝えるのが、哲学ですか?
──最果タヒ

みなが水中深く潜って共に考える哲学対話。
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」
それを追い求めて綴る、前のめり哲学エッセイ!

「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。当たり前のものだった世界が当たり前でなくなる瞬間。そこには哲学の場が立ち上がっている! さあ、あなたも哲学の海へダイブ!

人々と問いに取り組み、考える。哲学はこうやって、わたしたちの生と共にありつづけてきた。借り物の問いではない、わたしの問い。そんな問いをもとに、世界に根ざしながら世界を見つめて考えることを、わたしは手のひらサイズの哲学と呼ぶ。なんだかどうもわかりにくく、今にも消えそうな何かであり、あいまいで、とらえどころがなく、過去と現在を行き来し、うねうねとした意識の流れが、そのままもつれた考えに反映されるような、そして寝ぼけた頭で世界に戻ってくるときのような、そんな哲学だ。(「まえがき」より)

【目次】
1 水中の哲学者たち
2 手のひらサイズの哲学
3 はい、哲学科研究室です

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水中の哲学者たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「もともと世界はいつだって、多様で、複雑で、曖昧で、不確実だ。その意味でわたしたちはみんなみじめで、みんな平等にひとりぼっちだ。」

    タトゥーにしたいくらい良い言葉

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    全体を通してクスリと笑える軽やかな文体がとても心地よく、哲学という言葉の堅苦しさも感じずサラリと読めました。

    特に心に残ったのは、身近な人との関係性についての気づきです。
    どんなに近い人であっても、他人は他人。背景も考え方も感覚も違います。身近にいるからこそ、つい自分と同じように感じてしまって甘え

    0
    2026年08月23日

    Posted by ブクログ

    永井玲衣さんが「手のひらサイズ」に切り分けてくれる哲学の話が好きだ。
    哲学対話の話を読んでは、「このテーマについて、私だったらどう発言するだろう」と考えた。何かのテーマについて発言することも、その発言について反応をもらうことも、想像するだけでどきどきするけど、きっとおもしろいんだろうな。私とあなたの

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    なんだ、水中に居たのはわたしだけじゃなかった。永井さんの言葉が、思想が寄り添ってくれてうれしかった。よかった

    0
    2026年08月14日

    Posted by ブクログ

    今年の母の日に息子から送られた本
    とてもよかった。
    誠実で優しい。ミクロだけれどマクロ。

    子どもと関わる仕事をしてきたがこの本をもっともっと前に知っていれば子どもたちとこの本をきっかけにしていろいろな話ができただろうと思うと、残念でならない。
    いろいろな人と、いろいろなことを語りたくなる本。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    !注意!
    この本は哲学教本ではありません。紛れもなく「哲学エッセイ」という新ジャンルを開拓した本です。
    「あの日あのわたしの隣に座ったあのおじさんへ」。「だからここにいない君が好き」。エッセイのタイトルだけで心地よく、たゆたうように物思いにふけることができます。日々の暮らしの中で、まるで水中からポコ

    0
    2026年06月23日

    Posted by ブクログ

    名著やん。才能あるやん。哲学者って上から目線が多いイメージだけど、この人はナナメ下から話しかけてくれる。
    人は変化していい、人の意見を聞いて論破されて意見を変えることは負けじゃない。
    自由の尊重と責任の放棄は違う。
    自分の意見を自分で考えて良いんだ。という気づき、自分の人生が自分に戻ってくる感覚。

    0
    2026年06月12日

    Posted by ブクログ

    諦めたくない。諦めたくないなあ。考えたい。もっともっと考えたい。分からないことだらけのこの世界で、もっと考えたい。

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    読み始めたらもったいないような気がして、
    買ってからしばらく部屋の隅で、あたためていた本。

    永井玲衣さんの「わからない」が、わたしは大好きだ。
    ずっとわからないと笑いながら、話してくれている。
    世界が怖くて楽しくて、大好きなんだと言っている。
    それがあまりに人を感じさせてくれて、わたしはホッとする

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    哲学というと、なんだか専門的で難しくて触れにくいといったイメージがありました。でも意外と身近にあることに、この本を読んで気づきました。私は友達と一つのテーマについて「なんで?」と掘り下げて対話をすることがとても好きです。心がワクワクする瞬間です。そのこと自体も哲学だということを知りました。一つの質問

    0
    2026年05月15日

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