加藤一のレビュー一覧
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妖怪ってやはり存在するんやと確信した読書体験。
偉ぶって考察なんて出来ないとさとったのでワタシはあくまでも感想を書く。
『肉丸』案件を探し続けているので今回松本エムザ『我が子は神』がそれに近いと思われた。日本に帰りたくないと泣くのがあちらの世界からの干渉に思えた。
以下気になったはなし。
正木信太郎...続きを読むPosted by ブクログ -
せっかく買った・借りた住まいが曰く因縁のあるものだったとしたら!そんな心霊物件に関わる怪談集である。
「イチオシです」
普通なら事故物件だと言うことは隠すだろうが、妙に愛想良く勧めて来る。この不動産業者の方が怖い。 -
毎年、山菜取りで山に入った人(多くは高齢者)が遭難するニュースが流れる。自分だけは大丈夫だと過信するのだろうが、どっこいそんなに甘くはない。人間が安易に自然に立ち入るのは危険だと、この本は教えている。
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怖くて、奇妙ですごいいい怪談でした。こんな村があると思うと怖いですね…
『言うことなし』つくね乱蔵 先生
『山神穴』 神沼三平太 先生
が、お気に入りです。Posted by ブクログ -
神とは、霊を超えた存在か、霊の上位に位置するものか。
「窃視」
誰かに見られるかも知れない、むしろ見られたいという感情が生んだ幻覚か?
「離島の合宿所」
せっかく解けたはずの金縛りにかかり、部屋中に電気が消える。「むじな」みたいな話である。
「幽霊の視え方」
視界の端に、何やら人の様なものが見えるこ...続きを読む -
村。横溝正史の小説でお馴染みの、古い慣習や排他主義が跋扈する忌まわしい場所。などと言ったら差別だろうか?しかし、本書を読むと、今なおこうした地方が残っていることに驚かされる。村の霊現象は村人の心が起こしている。
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【目次】
前書き
蜘蛛の糸/雨中/鬨の声/狩猟/班投稿/押し入れ 二題/恵比寿瓦/足下/のぼり/盛り塩車/トラック/高速にて/パンへッド/ラッシュアワー/回想/焼酎玉/期待はずれ/俺にだけ見えない!(その二)/置換/見物/桃色吐息/狼煙/たすけてください/メッセージ/試着室/実力行使/ぽこん/穴場...続きを読むPosted by ブクログ -
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