安達哲のレビュー一覧
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なんかあるんだけど、その「なんか」を見極めることは、もしかするとわたしには無理かもしれない。
でも、この世界は、「キラキラ!」や、「桜の唄」で、限界までかいてしまった安達哲だからかける世界だなぁということはわかります。
本当は、
「そこのところ、もっと詳しく!」
と言いたくなるのですが、それをするときっと、かきたいことからはなれいって、今までかいたものの焼き直しになるんだろうなぁ。
「キラキラ!」、「桜の唄」は、かいた人まで真っ白に焼き尽くしてもしかたがないような物語でした。
その後の安達哲がここにいるというのは、とっても、うれしいというか、可能性を感じさせることです。 -
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(2巻の感想も含んでおります)友人から「『バカ姉弟』ってマンガ、知ってる?」と聞かれ、その存在について全く知らなかった私は早速調査開始。表1に描かれたデコっ広の姉と、姉そっくりの弟。2人のこぼれんばかりの笑顔にヤラれてしまい、早速購入してしまいました。んもー、かなりイケてます。設定も謎だし、行動も謎。名前も謎だし(一応姉のみ出てくるのですが、「ホントにこれが名前?」と思ってしまうぐらい謎)、年齢も謎(姉は3歳という記述があるが、弟に関しては謎。双子?)、かなり謎のヴェールに包まれた部分が多いのですが、それがまた面白さに拍車をかけます。オトナ顔負けの行動を見せることもあれば、子どもらしい無邪気な
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購入済み
狭間
昔だって問題だが、今だったらあっという間につるし上げにあうような内容から
始まるお話。やはり地方から出られない鬱屈した思いなどがテーマにあるようだけど、
振り回された子供としては・・・。
個人的には読後感と最後の一言の衝撃で「さくらの唄」が勝る。 -
購入済み
同作者の「さくらの唄」がとても良かったのでこちらも購入。
あまりにもぶっ飛んだ主人公だが、現実にもこんな野心的なアナウンサーはいたのだろうか…。気になる! -
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ネタバレあらすじ
文化祭を間近に控えたころ,今春は市ノ瀬を自分の後継者とするために策略をめぐらしはじめる。市ノ瀬は美大への進学の希望を今春に伝えるが,今春の金と権力に抗えずに流されてしまう。文化祭で上映する映画「さくらの唄」が完成し,文化祭当日を迎える。
第18話「絵描きの子」から第28話「最終回」までを収録。
感想
『キラキラ』をはじめとする安達哲の作品は好きなのだが,この作品は精神的にクるから,あまり読み返したいとはなかなか思えなかった。しかし,久しぶりに読んでみて,思いの外あっさり読み終えた。
連載当時から含めて少なくとも3度は読み返しているから,文化祭以降の鬱々とした展開に耐性ができてい -
Posted by ブクログ
あらすじ
「オナニーより大切なものが生活に欲しかった」高校3年の市ノ瀬は,担任の美人教師の勧めもあり,絵を描くことにした。市ノ瀬は,「多くの男子にとって『同じ学校にいてくれてありがとう』と思わず,本気で感謝したくなる女のコ」仲村真理にスライディングをかましてしまう。真理がたまたま市ノ瀬が通うことにした画塾に通っていたこともあり,二人は会話を交わすようになる。そして,市ノ瀬は真理に惹かれていく。そんななか出戻りの姉と二人で暮らしていた家に金春おじ夫婦が転がり込んできて,市ノ瀬姉弟の生活をかき回すように。
第1話「小さな若者」から第17話「幸せに生きるヤツらとオレとの間にあるカベ」までを収録。
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