あらすじ
巣鴨の町で、野良猫のように伸び伸びと暮らしてきたバカ姉弟(きょうだい)。両親の仕事に区切りがついて、ついに親子一緒に暮らせる日が来ました。そのため、住み慣れたこの町を離れることに!! 町の皆が別れを惜しむなか、引っ越し先は――隣町!? 数奇なる運命、時を駆ける15年後の姉弟も一挙収録! 子供は町とともに育っていく。大人になるって悪くない。安達哲が贈る、幸せな幸せな物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ご近所でバカ姉弟と呼ばれ愛されているご姉弟の話。
孫を可愛がるお年寄りは、その無能力、無垢さに自分の中にあった無償の愛情を再発見している気がするのです。自分の周りに子供がいないと、大人の心はとてもしんどい。
そこにいるだけで幸せをくれる子供の本。
アニメにも題名変わってなってましたね。
Posted by ブクログ
これといったストーリーはありませんが、とにかく癒されます。ほのぼのを超えた癒しがっ!姉と弟のやりとりが愛くるしい!まわりの人たちも優しい!読んでいて安心できる!癒されたい人は是非。
Posted by ブクログ
絵がかわいい!バカ姉弟がかわいい!
起承転結があるようなないような作品なのに、はまってしまう。
のんびりとしていて、ウフフと笑ってしまう二人の日常が最高に素敵!
今回は大人になった二人が登場。相変わらずなのね。
Posted by ブクログ
予備知識なしで5巻だけ読んだのですが、このブサイクな姉弟のかわいらしさに完敗です。
座敷わらし?良い妖怪?適切な表現が思いつかないのですが、びっくりするような才能があって、子どもらしい傍若無人さも稚気もあって、ピュアさもあって、周りの老若男女がずっと一緒にいてほしくなってしまう、そんな二人組の話です。日本の昔話っぽい雰囲気。
15年後のおねいの変身っぷりと、変わらなさっぷりに、おもわず落涙。
Posted by ブクログ
なんかあるんだけど、その「なんか」を見極めることは、もしかするとわたしには無理かもしれない。
でも、この世界は、「キラキラ!」や、「桜の唄」で、限界までかいてしまった安達哲だからかける世界だなぁということはわかります。
本当は、
「そこのところ、もっと詳しく!」
と言いたくなるのですが、それをするときっと、かきたいことからはなれいって、今までかいたものの焼き直しになるんだろうなぁ。
「キラキラ!」、「桜の唄」は、かいた人まで真っ白に焼き尽くしてもしかたがないような物語でした。
その後の安達哲がここにいるというのは、とっても、うれしいというか、可能性を感じさせることです。