雨森たきびのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々に事前情報なしでライトノベル読んだけど面白かった。ハルヒがSFとしての土台があって面白かったのと同様、おれはこの作品が純文学として面白いと思う。
「思いを言葉にして伝えること」の困難さと大事さ、それをめぐる描写が面白く、そしていろいろ思い出して身にしみる。
昨年来、アニメ「リコリコ」にハマっており、そのキャラデザインのいみぎむる先生が挿絵をしてるという作品「負けヒロインが多すぎる!」って題名だけはあちこちで目にしていた。
この4月、愛知県豊田市から静岡県浜松市へ転勤したが、浜松市の西隣、湖西市も仕事の範囲なので車でときどき行っている。湖西市は愛知県豊橋市との県境で、ファミリーマートに寄っ -
購入済み
絵柄に魅かれました。
たまたまコミックコーナーにあった表紙に魅かれて、電子書籍で購入しました。
杏奈ちゃんの表情がとてもカワイイです。
ストーリーは読みこまないと、まだ人間関係が分からないですね。
主人公が、周りの女の子たちに振り回されていく話なのでしょうか。
温水くん、頑張れー。
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Posted by ブクログ
ネタバレこりゃまた切なすぎるーーー
小鞠知花が今回のヒロイン。
好きだった部長や古都先輩たちに文芸部を任された小鞠の想いと頑張りがなんとも胸に響く。
あーこれは、切ないよなあ。
自分が文芸部を守らなきゃいけない、自分だけがーーーと思い込む彼女の想いがほんと切ない。
そしてそんな彼女の姿を見守るだけだった温水くんが彼女のピンチに黙ってられなくて、ある意味切れた行動する所が良かった。
なんというかこれまで少女たちの恋にあくまで第三者的な立場だった彼だけど、今回は当事者として本当に主人公になった気がする。
ああ、この話はこういう方向に行くんだと思った。
うん、好きだな。
これは次巻も楽しみ。 -
Posted by ブクログ
いやあ面白い。
コミカルとシリウスのバランスがとっても良かった。
今巻は三人のマケイン中、前巻で唯一自分の気持ちを相手に伝えなかった檸檬に焦点を当てた物語。
やっぱり切ないよねえ。
もう負けヒロインという設定からして、そりゃ切なくなるでしょうよ。
しかも彼女は自分の気持ちを隠して二人を応援すると決めてたのに、ほんの一瞬過ぎった自分本位な気持ちに対して自分を責めるなんて良い子すぎる!
ラストはお互い気持ちを伝える事で吹っ切れて良かったけど、それでもお互いの気持ちを分かった上で今後も付き合っていくのはやっぱり心疼くこともあるだろうなあ。
彼女には幸せになってほしいよねえ。
それにしても八奈見 -
購入済み
面白いし、完成度も高いです。
読みやすくて、シャレも効いてて、かといって薄っぺらくなく、一度読んで面白く、重ねて読んで味わい深く、これはベタ褒めですね。
頑張ったり、無理して、意表を突こうとしてないのに、細々と意表を突かれるところがあって、それがまた良い感じです。
今後も期待しております。
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ネタバレ 購入済み
いったいどうなってしまうのか!
クリスマスイベントの様相を見せながら、実は志喜屋先輩のポジションを説明するための巻だったような気がします。温水くんと仲良くなるのかなと思わせておいて、小鞠さんや八奈見さんや馬剃さんにまで、お誕生日プレゼントをもらっています。いったいどうなってしまうのか凄く気になります。温水くんは、文芸部内では完全にメインキャラになってしまいました。まだ教室では背景キャラから脱しきっていないようなのですが、だんだん話題を提供する側になってしまっているようです。
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ネタバレ 購入済み
あいかわらずオモシロかった!
今回は、ツワブキ祭がらみで知花ちゃんがメインストリートを走り抜けます。杏菜ちゃんは陽キャ設定なのに、ちょっとだけ残念感を匂わすために、食いしん坊属性を持たされていましたが、だんだん酷くなっていって可哀想なぐらいです。あそこまでモンスターにしなくても良かったのではないでしょうか、カリスマコンサル八奈見ちゃんの方は、絶好調ですが!
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ネタバレ 購入済み
いやーオモシロカッタ!
背景キャラのモブ温水くんにも夏休みイベントは起こった。第1巻では、文芸部の合宿がありましたが、この巻では、偽装Wデートに、焼塩さんのおばあちゃん家にお泊まり会。イベント的には、陽キャのように見えてしまいますが、温水くんのポジションはまだ守られています。ちょっとずつ背景キャラのモブから外れて行くところが、楽しくもあり寂しくもあり羨ましくもあります。
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ネタバレ 購入済み
温水くん、いつまでもそのままで
4巻目が発売になって、こんなに続いているという事は、意外と人気があるんだなとちょっと驚いています。3巻まで読まずにそのままになっていたので、4巻をどうしようか悩んでいたのですが、コミックを読んだら面白かったので、ラノベも読み始めました。温水和彦くんのモブ感が話が進んでいっても変わらず、普通のやりとりが、周りの人の気持ちの動きも含めて自然に表現されていて面白かったと思います。逆に温水くんの周りにいる女の子は負けヒロインばかりなので、ちょっとどこかズレているふうな見せられ方をしているので、温水くんの普通感が出ているのかもしれません。
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ネタバレ 購入済み
温水和彦と八奈見杏菜、登場
ラノベの方を3巻まで揃えて読まずにそのままになっていたので、どうしようかなと思ったけれどコミックが出たので読んでみました。意外なことに結構私好みの内容なのでラノベの方も読み始めました。主人公のモブ感を残したまま、主人公を演じさせるのは大変なことで、数ある類似作品も設定は陰キャだったりモブだったりしますが、話が進み出した途端、オイオイ・・・という状況になりかねません。温水くんは少なくとも学校ではまだそのポジションをキープしているのかなという感じがします。