雨森たきびのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ揺るぎない魅力と誠実さで築かれる、ぬっくんハーレム
文芸部のメンバーに加え、生徒会からも新たな好意が寄せられ始め、ぬっくんの周囲は益々華やかさを増しているようだ。
しかし、その渦中にあっても、彼は決して流されることなく、独自のペースを保ち続けている。その確固たる軸の強さは、まさに彼の魅力そのものと言えるだろう。
これほどまでに多くの人々を惹きつけるのは、彼が一人ひとりと真摯に向き合ってきた結果に他ならない。もちろん、佳樹ちゃんの細やかな身だしなみサポートも一助となっているかもしれないが、根底にあるのは彼の誠実な人となりだろう。
これからも、多くの人々を魅了し、その中心で輝き続けるであろう、 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ作中でキャラに言われてるところ以外にも温水君の「そういうところだよ」がバラまかれてるの好き。デート中に地の文で他の女の事が出まくるのに笑いそうになったら、とうとう後半ではセリフに出して焼塩さんに怒られるの本当草。 デート中の相性の良さ好き。やっぱ八奈見さんと違って最近のヒロイン力の低下は出番の無さだけが原因だったんやね! 裏切ることになった文芸部メンバーが友達だからって背中を押してくれて、自分のためを思って必死に努力してくれた温水に敗北して、やっとふっ切れて前を進めるようになった焼塩によって語られる帰宅部IFとこれからの話、締めに『トコトコトコ』と焼塩回は毎回構成が綺麗で好き。 焼塩さんの温水
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Posted by ブクログ
ネタバレ序盤の八奈見さんとのデートが良すぎて悶えながら、明らかに本気になっててニヤニヤしてたら最後のCパートで察した。これ女扱いされてないからムキになってるだけですね。八奈見……。 という訳で、全体的にシスコンブラコン兄妹尊いって感じの巻でした。 終盤の佳樹が可愛すぎて残酷だった。どっかの巻の感想でも書いた気がするけど、現代日本ベース倫理観マシマシ系世界観だと実妹ってだけで生まれた時点で負けヒロインみたいなとこあるからな。 もう少し登場人物の倫理ユルユル世界観ならいけそうなんだけどな。
基本的現実準拠の中一人だけギャグ多めラブコメ少年漫画みたいな倫理観とリアリティで活躍してる朝雲さんに佳樹ルートを託し -
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ネタバレ志喜屋先輩、小鞠ちゃん、支えなきゃタイプの二人がヒロイン力高い辺りに妹の影がチラつく温水くんでした。ナチュラルに弱っている人にクリティカルな行動取るよねアナタ。 先輩とのモテ期の話の下りでコイツ昔からこんな調子だったんだなって分かるのが本当コイツ。
ナチュラルに馬剃さん口説くし、志喜屋先輩にはシンプルな主人公ムーブするし、小鞠ちゃんは明らかに今までの巻より好意丸出しだし、八奈見には意識的にやってるのかなって感じでおちょくってるのに最終的にちゃんと傍にいるし、この調子の癖に鈍感というか女心知らないムーブなの本当コイツ。 そういう所だぞ温水!でもそういう所が好きだぞ温水! あとは今までの頑張りで勝 -
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ネタバレ何だろうね?とった行動大体空回りして。やらかしては皆、特に八奈見の姉御に助けてもらって。ぶっちゃけ行動だけで言うなら良い所なかったのに、今まで以上に凄く温水くん頑張った!主人公!って思えるの。 やっぱ小鞠ちゃんに対して必要な時に絶対傍にいた上、ラスト連続パフェコミュ繰り返したからかな? まさか最大のやらかしだと思って読んでた部長宣言が小鞠ちゃんの抱えた想いに対する最良の一手だったとは…。
小鞠ちゃんが今までの二人よりもヒロインって感じがして本当良い。最後の叫び?というかLINEのシーンと温水君の独白好きすぎる。 割と最初の方から温水を頼ってた感があって、相性良いって思ってたから期待以上の主役回 -
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ネタバレ1巻よりもラブコメ、というより恋愛物って感じがした今巻。 状況整えて、もっと悪い子になればマジで帯に書いてある通りに奪い愛ができる程度には三角関係全員ぐらぐら複雑状態だったのが色々感情揺さぶってくるやつ。 温水くん頑張った、良い子。 八奈見さんはギャグキャラ。 主人公とのやり取り見てると相性良いな。ある意味甘えてるんだろうな可愛いな。とも思うんだけど、この女に主人公と付き合って欲しくないな。ラブコメ1巻表紙の法則に逆らって親友みたいな立ち位置になった方が良いな。とも思うこの独特な残念美人感良いよね。
そして愚痴シーンと最後のショートストーリーを見て、あれ?思ったよりガチだなとなった妹ちゃん。 -
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Posted by ブクログ
一巻は(たぶん)メインヒロインである八奈見さんがメインの回で、今回は陸上部エース焼塩さんがいろいろこじらせる回。
八奈見さんと同じく焼塩さんもかなりの天然だけど、その天然ボケのベクトルが体育会系らしくサッパリしていて微笑ましい。一方、誰に対してもフレンドリーでサバサバした性格なのに、恋愛になると急に女の子モードになるのがまたいい。
今回の見所は片思い相手にうっかり告白してしまった焼塩さんをなぐさめるために、彼女の祖母の家がある山奥に文学部のメンバーで行くシーンで、あまりに甘酸っぱい展開すぎて「俺もこんな高校生活送りたかったなあ」と憂鬱な気持ちになった。笑
とりあえず2巻まで読んだけど、勢い -
Posted by ブクログ
このライトノベルがすごい!で上位に入っていたので購入。
学園モノのラノベでは『千歳くんはラムネ瓶のなか』をとりあえず一巻だけ読んだけど、自分には本作の方が合っていた。
とにかく嫌なキャラクターがいっさい登場しない。
ラノベの売りであるヒロインはもちろん美少女といえ、ただかわいいだけではなく「フラれている」という設定が親近感が抱けていい感じだし、メインヒロインの八奈見さんは可愛らしく、フラれた相手のくわえていたストローをこっそり口に含んだり、やたらと大食いだったりちょっとお馬鹿だったりとめちゃくちゃキャラが立っている。
主人公のツッコミも面白い。さらにヒロインたちといい感じになりそうでならない -