雨森たきびのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『負けヒロインが多すぎる! (5)』
著者:雨森たきび
イラスト:いみぎむる
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### **書籍の内容**
ちょっぴりビターな、バレンタイン狂想曲。
迫るバレンタインデー。佳樹が手作りチョコを贈るのは――まさかの兄以外!?
そんな、佳樹にかぎって……。動揺する俺に、文芸部の連中は冷たい。
「妹ちゃん、好きな人でもできたんでしょ」「お、男だな」
……こいつら、コトの重大さが分かっていないな。佳樹はまだ中二なのだ。本命チョコなんて早すぎる。
焼塩の案で、桃園中学に潜入調査することになるが――え、俺、中学生に変装するの?
こんなところ佳樹に見つか -
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Posted by ブクログ
いまさらだけど、表紙になったキャラクターがその巻のメインになるっぽい。というわけで、5巻は主人公の妹にスポットライトが当てられている。
妹に好きな人ができたかもしれない。
ひょんなことから主人公はそんな疑念を抱き、負けヒロインたちの協力のもと妹をストーキングしたりするというなんともシスコン的な展開が繰り広げられる。
とはいえラノベならではのちゃんと面白い展開となっていて、妹萌えという未知のジャンルにも関わらず楽しんで読むことができた。(ちなみに妹は主人公のことを『お兄様』と呼んでいて、現実世界にいたらかなりヤバいレベルのブラコン。つまり相思相愛)
自分はあまり「萌え」と呼ばれる感情に疎いけ -
Posted by ブクログ
1〜3巻と比べると若干盛り上がりに欠ける内容だったかなと感じた。というのも1巻(八奈見さん)→2巻(焼塩さん)→3巻(小鞠さん)と、負けヒロイン3人のエピソードが一通り終わってしまったので、今回の4巻で新たな展開があるかと思ったらそうではなかったのが残念だった。
悪い意味で普通のラノベっぽい感じになってしまったように感じた。ラノベっぽいというのはつまり、全然さえないはずの主人公がなぜかやたらモテだし、しかも主人公は鈍感なのでまったく気づいていない、というどこかで聞いたような展開を指す。
まあこういう展開もほのぼのとして好きな人にはけっこう刺さるんだろうけど、個人的にはけっこう退屈だった。