ジョージ朝倉のレビュー一覧
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ネタバレ流鶯を見て、落ち込むよりもこうでなくちゃと思う潤平。
蹲る流鶯に声をかけるのが兵ちゃんなのも
兵ちゃんに母親への思いをダブらせてぶつけるのも苦しいし
それを雪合戦にまぜろよと割って入れるのが
流石潤平という気がする。
ブランコは、もう踊らないのだろうか。
中村先生には、もうその夢を捨てて教えてあげてくれと言われていたけれど
彼の進む道も気になる。
流鶯が『あの人の刷り込み』から逃れるのは
多分なかなか難しいことだろうと思う。
だが少なくとも潤平の存在は、なにかのきっかけにはなってくれるはずだ。
流鶯は結局、お母さんに認められたかったし、
今更と思ったのも確かに真実なのだろうが
許してあげたいのだろう。
真鶴さんがあの感じでは、普通の親子関係は難しいだろうが
なにか良い関係が見つかると良いのだが。
兵ちゃんも、一瞬光が見つかったようだったのだが
どういう生き方を見つけるのだろう。
資格なんて必要ないし、持っているとも言えるし、
ここにいたいと思うならいられる道を探しても良いのに。
潤平のお母さんとお姉さんの、
「父ちゃんも観たかったろうな」「ま、観てるっしょ」
という会話になんだかほっとした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ確かにどれだけ才能があっても、自分でバレエを
「これだ」と思えなければ続けられない。
流鶯が進んでいるバレエの道が他人が決めたものだと
真鶴さんが断じる台詞が厳しい。
役の人生を板の上で生きる。
芝居でよく言われることだが、とても難しいことだと思う。
本当に生きていれば、マイムが段取りをこなすだけにはならない。
その時によって感じることも行動も全てが変わってくるものだ。
役作りのために相手役とデートするくらい
夏姫は許してくれそうな気がするのだが。
千鶴さんとこうやって話せるようになったの、
潤平も大人になったなと感じる。
都のことも心配だが、都の名前を出した夏姫のことも心配だ。
連絡を取ってあげて欲しいところだ。 -
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ネタバレオルガが潤平に言ったことは正しいが、
あの場では潤平の直感が正解だったと
ブランコが言う所がぞくっとした。
オルガが言うことは原則本当に正しいし、
潤平もわかっているから自分で違うと言っていた訳で、
しかし芸術が胸を打つのは正しいからでは無い。
銀矢さんも岩井先生もあっさり許してくれるというか
そもそも怒っていないのがなんだか良い。
日本滞在中、中村先生が練習を見てくれるというのが本当にありがたい師匠だ。
夏姫に自分から告白したのは良かったと思うが。
綾子先生が実質許してくれているようなものなのも良いシーンだった。
成長している一方で”ハッピーボーイ"ではなくなり
就職など現実面も考えねばならずで
このさきどうなっていくのかぼんやりとした不安を感じる。
まさかここにきて真鶴さんが登場するとは思わなかった。
この先も関わることになるのだろうか。 -
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ネタバレブランコの落ちぶれた姿にショックを受けるよりも
観て欲しいと言える潤平はやっぱりメンタルが一味違うなと思う。
コンクールで演出は不要なのもわかるが、将来舞台にプロとして立つことを考えれば舞台強さは必要だ。
審査員から声をかけられるのも納得である。
サシュコーと良い感じになるかと思いきや、怒らせてしまうとは。
ブランコとブルックリンで語り合うシーンはとても雰囲気が良かった。
「パとパの間の影に人生がある」。素敵な言葉だ。
そしてブランコのくれた言葉たちでまた深みを増す潤平の踊り。
この進化を目の当たりにして、みんなが引き込まれてしまうのもよく分かる。 -
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ネタバレ潤平のコンテの仕上がりぶりが素晴らしかった。
全てをさらけ出した彼の道の表現。
本当に目の前で踊りを見ているかのようにゾクッとした。
はじめのポーズに戻って前向きさを感じるような振り付けも、流石岩井先生だ。
「持てるものを全部出すのは舞台に立つ者として最低限の礼儀」
というところにたどり着けた潤平が恰好良い。
もう一回コンテを踊りたいと言ったり、ワークショップに参加したり、本当に心臓も強い。
夏姫も本当に可愛くて、一生懸命で。
振り付けを変えて欲しいと申し出るのもすごいし、リヒャルト先生がちゃんと話を聞いてくれるのも良い。
潤平への言えない思いを込めて踊る姿は愛らしく、
「バレたら舌を噛んで死ぬ」も彼女らしかった。
動画で見てすごいと思っていた人がライバルになるというのがすごい。
サシュコーが思っていたキャラと違ってなかなか好きだ。
そしてまさかブランコとも出会える展開になるとは。
なかなかに酷い出会い方だが、先が気になる。 -
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ネタバレ都が諦めてると言ってしまう潤平。
きつい指摘だが、当たっているところもあるだろう。
付き合えていた時全てが輝いて美しくかった、という都の言葉。
それならふたりで一緒にいてみたら良いのに、と思いたいが
でも、流鶯を守ることが一番だという言葉に断ち切られる。
切ない別れだ。
いつかまた舞台の上でつきあおう という言葉が美しい。
潤平がYAGPに出ると聞いて、流鶯が自分も出ると大変だったというエピソード、
流鶯の中でちゃんと潤平が大きいのだと思って嬉しくなる。
基本を大切にした潤平の踊りを、つまらないと言われてしまうのはきついところではあるが
流鶯の気持ちも分かる。
バレエを愛し続けたかった千鶴。
自分が空っぽだと泣く流鶯を笑い飛ばしてくれるのが良い。
何ができたか、何をすべきだったのかと思っている千鶴さんに、流鶯がありがとうと言えたところが本当に良かった。 -
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ネタバレ潤平のスカラが切られなくて良かった。
正直ここまでお金が必要だと、才能だけでは続けていくのが難しい。
才能があっても奨学金の枠には限りがある訳で、お金の為に諦めた才能のある人というのはたくさんいるのだろう。
バレエ界に限った話ではないが、辛いなと思う。
YAGPに大手を振って出られることになったは良いが
夏姫と一緒には踊れないし、夏姫の演目も指定されてしまった。
夏姫がそれでいいのかと潤平に言う気持ちもわかるし
彼女から見たら潤平の判断に思うところもあるだろう。
どちらの考えも分かるので、なんとも難しいところだ。
咄嗟に出てくるのがジークンドーという描写、なにげに厳しいというか
身に染み付いているのがどうしても潤平はジークンドーになるから
そういうところでも差は出てくる。
だからこそ基礎を叩き込むことが重要なのだ。
夜中2時まで教えてくれて、車で送ってくれて。
中村先生も、それを許す親もすごいし
潤平はかなり恵まれている。
恵みたくなるほどの才能があるのだろうが。
黒島さんがどこまで潤平に本気なのか微妙だし
潤平には大事なものがなにか間違えないで欲しいところ。
私それ関係ない、と言える黒島は随分サバサバしているが、
流鶯と都を見ているとそれくらい軽い方がまだ健康的なのかもしれないと思ってしまう。
黒島が聞き分けてくれて良かった。
幼い頃からバレエ漬けではなかった潤平だからこそ面白いと中村先生が言ってくれるのは救われる。
va.のこともとてもよく考えてくれていて、本当に潤平のことを育てたいと思ってくれていることが伝わる。
トイレに行くなり呪文なり、冷静になって心拍を整えろと言うアドバイスもすばらしいと思う。
これまで感覚でしかなかった光の粒に
先生たちの指導と言う具体的な光の粒も混じって
より大きな流れを作り出している描写が素敵だった。
寿君は初めに出てきた時は、お金持ちのいけすかないキャラクターなのかと思ったが
基礎を丁寧に練習して、潤平たちのような初心者にも優しく
言葉遣いも丁寧で、本当に良い子だ。
見た目では自分が勝てないと自覚もしていて、それでも腐らず、続けられる素直さも才能の1つだと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ都とギクシャクしてしまうのは寂しい。
海咲がバレエを続けられたのは良かった。
岩井先生が未成年に煙草を買わせるのは大変どうかと思うが、
先生に何をやりたいか訊かれて座頭市と答えた時の
潤平の描写が迫力があってとても恰好良い。
先生のアシストもあって出演を勝ち取るところがまた凄い。
公演を観られるのは良い経験だ。
いろんな席からの観え方を把握しておくのも素晴らしい。
夏姫が自分のことを終わったと言うのが切ないし
潤平と踊れるなら生川でプリンシパルを目指すのも良いかもしれないと思っていたというのは嬉しい。
前よりもっとすごいところに行っちゃうんじゃ、と潤平が言ってくれるのが
光を呼び戻してくれる感じで好きだ。
先生にセンスが無いと言われるのも嫌だが、
やっぱり出番無しでと言われるのは流石にキツすぎる。
大事なものを置いてアウェイに飛び込んだのではなく、
送り出してもらって、受け入れてもらった。
そう思えることは素敵だ。
兵ちゃんが歪み過ぎだ。
じゃあ俺もバレエやろうかな、なんて方向には行かないのだな。