【感想・ネタバレ】ダンス・ダンス・ダンスール 10のレビュー

青春×バレエ!??
淡く繊細な心理描写と心震わす情熱が合わさった異色バレエマンガ!!

主人公は男子中学生の村尾潤平。
潤平は、幼い頃に観た男性バレエダンサーの演技に魅了されるも、父が急逝してしまい、“男らしくない”バレエの道を断念してしまう。
その後はアクション映画監督である亡き父の意を汲み、“男らしくある”ため、格闘技・ジークンドーを習い始める。
しかし、バレエへの未練は消えず、その熱い想いは延々と潤平の中で燻っていた。
そんな彼の前に、ある日、転校生である美少女・五代都が現れる。

都は、教室で男性バレエの大技である「540」を披露した潤平を見て、潤平がバレエに興味を持っていることに気づく。そこで、彼女の母が営むバレエスタジオへ誘ってみるが・・・。

本作は、『溺れるナイフ』のジョージ朝倉先生の十八番である、少年・少女の繊細な心の機微とバレエに対してどこまでも真摯に取り組む熱い想いが描かれています。

また、その美しさと力強さが感じられる絵は、キャラクターをより魅力的にしています。
特に舞台シーンでは、心震わせるピアノの音やダンサーの鬼気迫る踊りがまるで現実かのように感じました。

舞台に至るまでの血の滲むような努力や各々が抱く苦悩と情熱、そして迫真の演技に何度も何度も鳥肌が立ち、感極まって思わず涙を流してしまったときもありました。

男女問わず、感動したいあなたにオススメの作品となっております!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年06月20日

都とるおうの関係切なすぎたし、都と潤平も切なかったな…
また舞台の上で付き合おうって言葉、何でオシャレなんだ
その言葉に潤平のダンサーとしての成長とか、都への感情とか詰まってて絵の美しさも相まって感動せざるを得なかった

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ネタバレ購入済み

2023年05月02日

都と潤平、都とるおう、ままならない関係がめちゃくちゃ刺さりました。都の笑顔が好きだからこそ潤平とのカプを推したい!
下手くそ!と言われた潤平が今後どうするのか、何を正解とするのか続きも楽しみです。

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ネタバレ購入済み

歩を進める流鶯、走り出した都、

2018年08月29日

踏み出した流鶯に成長を感じる10巻…!
流鶯の過去をおもえば、プロにはなれないと言われるのも無理はない、ひどい状態だったにもかかわらず、千鶴先生を認め、普通に会話をすることに、バレエスクールで笑顔をみせたことに、親のような気持ちでうるっときました。

そして都。都を引き上げたのはやはり潤平でし...続きを読むたね。ささえたのは流鶯かな?
都はわたしの中ではタッチの南ちゃんで、かっちゃんが流鶯、たっちゃんが潤平です(笑)

みんな期待値が高くて、まだまだ続きがきになります。

潤平がんばれ!

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ネタバレ購入済み

いろんな意味で美しい流鶯

2018年08月21日

流鶯、美しさ・迫力で圧勝 潤平真っ二つに斬殺される
いつかまた2人で踊るシーンが見たい
1巻まるごとで良いから観たい(笑
潤平がんばれ!!

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ネタバレ

ルオウが主役の巻

2018年08月20日

絶対王者のルオウにジュンペイの鼻がべっきべきに折られる巻です。
でも、ルオウが一番大人になって、ずっとあった危なっかしさがいい感じでなくなり、揺るぎない王座に君臨した巻でもあります。
続刊で主人公が巻き返してくれるのを期待したいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年07月30日

都が諦めてると言ってしまう潤平。
きつい指摘だが、当たっているところもあるだろう。
付き合えていた時全てが輝いて美しくかった、という都の言葉。
それならふたりで一緒にいてみたら良いのに、と思いたいが
でも、流鶯を守ることが一番だという言葉に断ち切られる。
切ない別れだ。
いつかまた舞台の上でつきあお...続きを読むう という言葉が美しい。

潤平がYAGPに出ると聞いて、流鶯が自分も出ると大変だったというエピソード、
流鶯の中でちゃんと潤平が大きいのだと思って嬉しくなる。
基本を大切にした潤平の踊りを、つまらないと言われてしまうのはきついところではあるが
流鶯の気持ちも分かる。

バレエを愛し続けたかった千鶴。
自分が空っぽだと泣く流鶯を笑い飛ばしてくれるのが良い。
何ができたか、何をすべきだったのかと思っている千鶴さんに、流鶯がありがとうと言えたところが本当に良かった。

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ネタバレ購入済み

2022年08月08日

二人の関係について、二人で話すシーン。
切ないというか、そんな歪な形でいいのか?それは本当の恋心を封印しているのではないのか?
千鶴はまた違った思惑もありつつ流鶯をロシアへ送り出す。都への「呪い」には無自覚なのかなぁ。

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