ジョージ朝倉のレビュー一覧
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クワズイモ
好きすぎる。
てんちゃんもしのちゃんも店長もあかりもみんな愛おしいキャラです。
こんなに恋愛たっぷりなどっぷりなのは珍しいが、さすがジョージ先生。
笑いを忘れません。
いつまでたっても読み返してキュンとします。店長バカだなぁ。でも好きだなぁ。 -
なんだかんだで
人それぞれだとおもいますが、
ジョージ朝倉の作品で1番好きかも。
溺れるナイフの危うく痛々しい感じももちろん素晴らしいけど、この作品のようにバカバカしく、かつ人を思う気持ちを強烈に描いてるものも素晴らしい。ジョージ朝倉先生はそこにある、そこに見えるものを描くってよりは、なんだか脳内で爆発してる感情を描くのが上手い。オーバーだけど絶対普通に生きてたら経験することないかもしれないけど、共感は出来る。そんな感じです笑 -
Posted by ブクログ
「男の人と同士で恋人になりたくて、でも男の人は女の人にそんなものを求めてない...云々」といったのはよしながふみだけど、最終巻を読んでいてその言葉を思い出した。
コウと夏芽のかんけいは一言では言い表せないけれど、同性でも成立する。ように思う。というか同性の方がうまくいくように思う。
去年はまった、途中までナイフと似た展開のマンガで、最後に作者が提示した答えは
「わたしたちは大人にならないといけない」
という方向のものだった。
逆にこのマンガは、大人になること、ならなければいけないこと、その過程で失うものに関して、ノーを言ったように思う。
もちろんコウも夏芽も、大友やカナだって大人にはなるのだけど、成熟することばかりがいいものではない、
何かに執着することは、必ずしも否定的なものではないのだ、と。どちらがいいとか悪いとかじゃなく、そこが興味深かった。
ただのアドレッセンス喪失潭に陥らなかったことに拍手。
好きで読んでて、かつ、常にこの先に何があるのか、わくわくさせられる数少ないマンガだった(苦しくもあったが...)。
タイミングがどうとか、(ネームに詰まると)愛のテレパシーとやらでつながろうとしたり、ジョージ朝倉の描いているものが、少なくともこの10年変わっていないこともわかった。ブレない。
蓮目自体がそもそも蛇足だったんじゃないかとか、
つっこみどころや不満もあるのだけれど、それを補ってあまりあるくらい美しくて残酷で、何をしたいのかが伝わる、個人的にど真ん中で好きなマンガでした。
その光があれば、生きていける。 -
Posted by ブクログ
ネタバレぐあーやられた。
惹き込まれて、一気読み。
今まで読んだジョージ朝倉さんの漫画の中で
多分一番好き。
どっちなの?どうなるの?と
最後までドキドキしっぱなしでした。
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主人公の24歳アルバイト・志乃。
どろどろになっていた彼氏に振られ、
叔父の所有するアパートに転がり込むように引っ越す。
そして隣の部屋で同棲するカップルの彼氏
京史朗にだんだん心惹かれて…
というストーリー。
ありがちっちゃ、まぁありがちな話なんですが。
もう本っ当に惹きこまれた。
―「ちょっと馬鹿にしてた ゴメンなさい こんな簡単に 落ちる時は 落ちるのね」(149ページ)
彼氏の好みに合わせるために、七変化して
そんな自分に嫌気が刺してるのにやめられない。
別れても亡霊のようにつきまとう彼氏(妄想)と会話しながらも、
彼女持ちの男に惹かれていき、恋に落ちる。
悩んで泣いて、恥をかいて
それでも一途に、自分の気持ちを追い続ける志乃。
馬鹿で、素直で、ちゃっかり最後にはイイところもっていく。
恋愛脳(笑)と馬鹿にする人もいるだろうけど、私は好きだ。
純粋に可愛いと思うし、何とかヒゲ店とくっつけー!と応援したくなる。
けれど面白いのが、
志乃のライバルである京史朗の彼女「あかり」にも
少なからず共感してしまうところ
意地っ張りで、粘着質で。
かと思えば「京史朗は欲しけりゃあげる」「やっぱりやらない!」なんで
傍から見ればもうそれはそれは、嫌な女なんです。
でも何故か、憎めない。
彼女の過去編からも明らかになるように
多感な時期を過ごすには、あまりにも”酷”な環境で彼女は育ってきた。
本当は欲しいのに、いつもどうせ手に入らないと心のどこかで諦めている。
それでもやっぱり諦めきれずに、自分を拾ってくれた京史朗に手を伸ばし、涙する。
時々、ほんの小さな子どもに見えるんですよね。
それが痛々しくて、人を惹きつける。
あかりの過去編は、彼女が書いた小説に沿って紹介されますが
全てが真実ではないようです。
「同級生の男の子や、母親の失踪はフィクション」と作中でも言われています。
けれど高校生のあかりが、何らかの理由で母を「失った」時
「お母さぁんっ」と声を上げて、泣くシーン。
あれは、あれだけはきっと事実なのだと思いました。
なんとなく、ですが。
周囲に恵まれ、愛されて育った志乃。
疎まれ避けられ、息苦しい環境で育ってきたあかり。
最後の賛否は、きっとどちらに共感するかだろうなぁ。
あと、本当の本当に余談ですが
ヒゲ好きにはたまらんでしょ、ヒゲ店は。笑