冴えない映画監督・真島と、貧乳が悩みの女子高生・ミカは、ひょんなことから巨乳アイドルの中村ヒナを殺してしまう。「巨乳になってから自首するっ…!」とミカは逃走。真島はミカとの逃走劇を映画に撮ると決意する。そして「巨乳の里」なる秘境があることを知った2人は…。
真島の「映画愛」、ミカの「巨乳への執念」。この2軸を中心に、恋愛あり、殺人あり、コメディあり、お色気あり、シリアスありと「何でもあり」で展開するストーリーは、さながらB級映画のように目まぐるしいが、『溺れるナイフ』『恋文日和』のジョージ朝倉らしく、時たまの落ち着いた心理描写には、ひりひりと火傷のような切なさも感じてしまう。
各話のタイトルが歴代の名映画に取材していることにもニヤリ。全4巻を読み切れば、あなたも「これは、なんて『映画』なんだ!」と叫びたくなるはず。
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Posted by ブクログ
未レビュー消化。マシンガンのような展開の速さとキャラの勢いに圧倒されました。主人公とヒロイン両方ともコンプレックスを抱え、それでも自分に言い訳や折り合いをつけながらも生きていこうとするんだけど、抑えられない衝動に突き進んでいく感じがたまらなく良かった。ジョージ朝倉作品も集めたいとは思ってます
Posted by ブクログ
いやー、二転三転と転がりましたー。。。うんうん。なんでもありになってきておもしろかったですの。各自の思う事言うことも良い。ジョージ朝倉は気が強いのに弱い女の子を書くのがほんまに上手ですのん
Posted by ブクログ
やっぱぶっ飛んでんなジョージ朝倉!
ストーリーに整合性なんか無くても荒ぶる感情の疾走っぷりが清々しい。
シーンの切り取り方が上手い。
その表情!そのアングル!と唸らせれることしばしば。